昨日、僕の健康維持方法について書いたが、今日はその続編。ラジオ体操には2つの思い出がある。小学生の頃、村の子どもたちが自分たちだけで、夏休みに朝早く起きてラジオ体操をやった。村と言っても正確には地区単位で。上級生がラジオを持ってきて、皆でラジオの指導者の声に合わせて、体を動かした。
もう一つの思いでは、ピースボートでのラジオ体操。ある自衛隊退職者(後で彼の経歴を知った)が録音したラジオ体操のテープを船内に持ち込み、朝6時半から船の甲板で希望者を集めて、ラジオ体操を始めた。
僕はそれを横に見ながら、日課のデッキを回るウオーキングを続けた。皆が同じ運動、体の動きをするのに、少し違和感を抱き、2か月ぐらいは参加しなかった。しかし、次第に参加者が増え、船内の色々な人が集まるので、知らない人たちと顔なじみになるのも面白いと考え、ウオーキングをしてからラジオ体操に加わるようになった。
やってみると、ウオーキングでは動かさない筋肉運動ができ、また乗船者の一体感も感じられ、下船するまで続けた。2回目のピースボート船旅の際は、別の方がテープを持ち込み始めたので、最初から積極的に参加した。
その経験が、退職してから町内ラジオ体操継続に繋がっている。妻は家の中でほぼ同じ時間帯に、テレビ体操をやっているが、やはり外のすがすがしい空気を吸い、空を見ながら、公園の木々を見ながら、時には空を飛ぶ鳥の群れを見ながら、雲が流れる様子、刻々と雲が変化する様子を見ながらの体操は、気分転換にも良い。
パソコンに向かい、議会では長く座る姿勢で、体が硬直しているのを柔らかにする効果が、ラジオ体操にある。激しい運動ではないが、体のあちこちをほぐす効果がある。うまく考えた運動方法だと感心する。戦時中のライジ体操に嫌悪観を抱いていたが、平和な時代に、平和な環境の中で、仲間と毎朝顔を合わせ、軽い運動をするのはとっても良いと思っている。
ウオーキング中に、頭の体操もしている。色々思いを巡らせ、考え、思索し、袋井市政をよくするアイデアを思い浮かべ、国政のひどさを嘆き、世界の動き特に戦争で傷つき殺され家・街を破壊されているガザの人々やウクライナの人々に思いをはせながら、歩いている。
中村哲医師のこともよく考えながら、歩いている。自然について、大地について、自然災害について、人間の生き方について、中村哲医師の言葉を思い浮かべながら、歩いている。
最近では、ブログのタイトルに書いた「高齢者介護サービス2割負担、医療費3割負担の対象拡大」を政府が検討していることに対し、自己防衛として、これまで以上に健康増進、介護サービスを受ける必要がない、医者に出来るだけかかることのないよう健康維持に努めたいと考えながら、歩いている。
岸田政権は戦後最悪。自公政権は最低。軍事には多額の税金を使い、国民の命と健康を守る福祉では、税金だけでは足りないと国民負担を増やす。
5年後、国防費=自衛隊の予算が43兆円になる。世界第3位の国防費になる。日本経済・国民生活はそれに耐えられない。無茶苦茶だ。僕たちや企業が納める税金(消費税含む)は、100兆円を下回っている。自主財源の5割弱が軍事費となる。戦争をする国への準備だ。到底受け入れられない! 若い世代、未来の世代(孫たち)には国債と言う借金のつけを残すだけ。
怒りを感じながら、どうしたら政権を変えられるかを考えながら、歩いている。 明るいことも考える。冬に入り、6時ごろでも外は暗い。しかし、7時前には太陽が顔をのぞかせ、次第に空が明るくなる。 ある人の言葉。「どんなにつらい時にも、朝になれば夜が明け、明るくなる。人生も同じ。暗い時もあるが、耐えれば、また明るくなる。それを信じて生きよう!」
この言葉をかみしめながら、歩いている。

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