ピースボート75回クルーズこぼれ話し
寂しかったフェアウエルパーティー
日本に戻る直前5月2日、船内で恒例のフェアウエルパーティーが開かれた。当日の船内新聞には、以下の案内が出ている。
” オセアニック号さよならパーティーです。本船専属の生演奏をお楽しみください。フェアウエルドリンクをご用意しております。”
” 今夜はフェアウエルパーティ&ディナーです。みなさま、思い思いのおしゃれをしてお越しください。”
横浜を出港した後、ウエルカムパーティーがあった。このときはほぼ全ての乗客がおしゃれをして出席した。
しかし最後のパーティーは寂しいものだった! 前後2回に分けて行われるのだが、僕が出席した1回目のパーティーは人が集まらない。会場は閑散としている。無料でワインが飲めるのに。。。。。。。。。。。。。
船長以下クルーの幹部とジャパングレイスの事務局長、ピースボートスタッフが勢ぞろいし乗客にお別れの挨拶をしたが、会場は気の毒なほどしらけていた。
漂流トラブルで乗客の心はオセアニック号を運行する人たちと離れていた。4年前のクリッパー号は10日も遅れたが、無事に帰れる喜びでフェアウエルパーティーはにぎやかだったのに。
若者の出席も少なかった。漂流以前、彼らはイベント作りに積極的で船内を盛り上げてくれたが、彼らの心も離れていた。直接彼らから話を聞いたわけではないが、相当な不満が積み重なったようだ。
船が古いのだから船にからむトラブルはピースボートにはつきもの。リピーターは多少それを覚悟で乗船している。しかし初めて乗船した人は、裏切られた感情になる。問題は船のトラブルだけではない。トラブル対処で乗客への誠意がないのが、最大の問題だと思う。
« 浜岡原発再稼働の是非を県民(住民)投票でーー署名集めの現場から | トップページ | ピースボート 今後こうあってほしい »
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 議員としての課題 2019年(2019.01.03)
- 袋井市議会一般質問レポート その2(2018.06.23)
- 袋井市議会一般質問レポート その1(2018.06.19)
- 地域公共交通の在り方を考える 議員としての調査活動(2018.06.07)
- 議員として(2018.05.24)
コメント
« 浜岡原発再稼働の是非を県民(住民)投票でーー署名集めの現場から | トップページ | ピースボート 今後こうあってほしい »
楽しい旅が終わる事を認めたく無くてじゃないかしら?出席者を増やしたければ「無事に帰れる喜び」を与えるようにすれば良いでしょう。10日ほど海賊に拘束されるとか・・・
投稿: 乗りたくないロンパリ | 2014年5月27日 (火) 17時12分