2020年6月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
無料ブログはココログ

« ピースボート75回クルーズ船内企画レポート 3 | トップページ | ピースボート75回クルーズ船内企画レポート 4 »

2012年6月26日 (火)

浜岡原発再稼働の是非を住民投票での署名集めの現場からーー県営住宅団地を訪ねて

メンテナンスをしていない県営住宅団地(アパート)に驚く

 僕の住んでいる袋井駅南にひろがる住宅団地は県が開発・分譲した住宅地だが、その一角に県営住宅団地(アパート)がある。一棟が100世帯の5階建てアパートが5つと60世帯が入るアパートが2つ。昨日(6月25日)、署名のお願いに久しぶりに訪れた。

 築30年。静岡空港建設の是非を問う住民投票のときも訪れたが、10数年ぶりに内部に入って驚いた。鉄製のドアのペンキはあちこちはげ、コンクリートの階段もボロが目立つ。外から見える外壁は塗装をやり直ししてあるが、内部は建設した当時のまま。あちこちはがれ、みすぼらしい。

 僕たち一戸建ての住宅も築30数年経ち古くなったが、大半の家はメンテナンスをしている。外観だけでなく、玄関に入らせてもらってもこぎれいな家が多い。

 ところが県の住宅供給公社が建てたアパートは、明らかにメンテナンスがしっかりなされていないのに気づき、怒りが込み上げてきた。入っている人がかわいそうだ。鉄筋アパートは大事に使えば40年から50年はもつと思う。メンテナンスに金がかかっても、新築するよりも経済的だし、資源を大切にすることにつながる。僕の家は木造で築35年だが、立て替える計画はない。一生この家に住むつもりだ。

 役人は自分の仕事に責任を持たない。担当を外れたら、『後は知らん』態度だ。後任の担当も住んでいる人のことを考えない。快適に住んでもらいたいとの気持ちがあれば、予算を取ってきて改修するはずだと思う。

 10年ほど前からこのアパートに日系ブラジル人家族がたくさん住むようになった。しかし不況で帰国した家族が多く、アパートは空室が目立った。日本人は年配の方が多い。入居に所得制限があるので、いわゆる中流の家族は住めない。

鉄製ドアのぶきみさを痛感

 ホテルでよく体験するが、分厚い鉄製のドアはカギをかけると安心感がある半面、誰かがドアをノックすると怖い感情が立つ。「 誰だろう? 不審者が入って犯罪に巻き込まれたらやっかいだ。 」

 一戸建ての家でもカギを架けてある家が多い。インタホンで確認してから出てくる人に何人も出会った。アパートでも同じだった。ドアに安全チェーンをかけてある人もいる。僕は突然の訪問者の立場。相手の立場に立てば、警戒する気持ちはよく分かる。

 袋井市は比較的犯罪が少ない安心して住める街だが、テレビのニュースでは日本も絶対安全な国とは言えない事件が連日報道されている。見知らぬ男の突然の訪問をどう受け止めるだろうかと考えると、署名集めが苦痛になる。

うれしい出会いもある

 平日の昼間故、留守の家庭が多く、また日系ブラジル人世帯は選挙権がないので、結局1日で26人しか署名を集めることができなかった。しかし嬉しい出会いや反応もある。

 定年前勤めた袋井商業高校の保護者宅訪問。クラス担任した保護者なら顔を知っているが、単に授業で教えただけの生徒の保護者は全く知らない。表札を見て、「あれ、どこかで見た姓だなあ」と思ってブザーを押すと、出てきた女性は目を輝かせている。これまでにない反応に不思議だなあと思いながら趣旨を説明していると、「袋井商業に勤めていた方でしょう」と言われた。子どもが4人とも袋井商業でお世話になったと話す。もちろん心地よく署名に応じてくれた。

 畑を借りて農業で顔見知りの人もこのアパートに住んでいた。互いに知っていると安心感があり、話も弾む。署名の説明も簡単で済む。

 20代の青年との出会いも嬉しかった。納得するまでじっと僕の話を真剣に聞いてくれる。原発を無くしたら日本の電気や雇用・産業がどうなるのかに関心があるようだ。20分ぐらい話しただろうか。ようやく納得して、住民投票のための署名と永久停止を求める署名に応じてくれた時は本当に嬉しかった。

 

 

« ピースボート75回クルーズ船内企画レポート 3 | トップページ | ピースボート75回クルーズ船内企画レポート 4 »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

« ピースボート75回クルーズ船内企画レポート 3 | トップページ | ピースボート75回クルーズ船内企画レポート 4 »