浜岡原発の再稼働の是非を住民投票で 署名集めの現場からープライバシー問題
住所・氏名・生年月日、プライバシーが他人に分かる署名はちょっと。。。。。。。。
一昨日ある家庭の若い主婦から、初めて次のようなことを指摘された。住民投票を求める署名は「署名の日付、住所、氏名、それに生年月日、印鑑が必要です」と説明しながら実際の署名簿を見せたところ、
『私の知っている人もいる。これって、誰が書いたか分かるじゃないですか。原発反対なので署名したい気持ちはあるが、このような署名にはちょっと。。。。。。。』
と指摘された。確かに書くときすでに署名してある人の欄が丸見えである。中には隣の人が署名してあるから署名しますと言う人もいる。
うーん、難しい問題だ。5月13日から個別訪問での署名集めを開始して初めての指摘だったので考えさせられた。
一人一人密封形式の署名簿を作るのは、万単位の署名を集める場合、作業・経費の点で無理だと思う。
確かに10人の名前が書ける署名簿は、一目して近所の誰が署名してあるか分かる。住民投票に賛成するかどうかの署名だから、そんなにナーバスになる必要がないと思っていたが、中には自分が賛成したことを他人に知られたくない人もいるということを知らさせられた。
投票は秘密が守れられる。しかしこの種の署名はプライバシー保護は難しい。実際、「悪用されることはないですね。」と、質問されることが時々ある。
最近、電話番号を電話帳に掲載していない人が増えている。アパートなどでは、誰が住んでいるか表示が無い場合が多い。ブザーを押していいものかどうかためらう。
プライバシー保護が重要になってきた現代、旧来の署名簿を改める必要がある。そもそも、直筆を強制しながら印鑑が必要は、どう考えてもおかしい。選挙管理委員会が名簿をチェックすることになっている。不備があれば無効とされる。選管は選挙人名簿を持っているのだから、20歳以上かどうかは自分の名簿で把握できる。生年月日記載を義務付ける必要性もないと思う。
逆に考えれば、このような心配があるにもかかわらず署名に応じてくれる人に感謝したい。その署名を無駄にしないためにも62,000人以上の有効署名を、いや1〇〇、〇〇〇人以上の署名が全県下で集まるよう、7月11日まで頑張りたい。
今日(7日)、袋井市でも初めてスーパー店頭で署名集めをする。生協袋井店で、午前10時から12時、午後2時から4時まで。明日はパディ浅羽店の遠鉄ストア前で。昨日責任者の許可をもらいに行ってきた。快く許可してくれた。
今、雨が降っている。生協はひさしがあるのでなんとかなるが、パディは全くひさしが無い。中でやらせてもらえればいいのだが。。。。。 明日雨が降らないことを祈る。
« 浜岡原発再稼働の是非を住民投票で署名集めの現場からー農家と中電社員の家族 | トップページ | 浜岡原発再稼働の是非を住民投票で 署名集めの現場からー生協袋井店で »
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 辺野古・大浦湾・工事の現況(2019.01.30)
- 辺野古の海(2019.01.29)
- 沖縄辺野古新基地建設の賛否を問う県民投票(2019.01.27)
- 政務活動での研修報告 岐阜県可児高校訪問レポート(2019.01.26)
- 犬山市議会議長ビアンキさん訪問レポート(2019.01.21)
« 浜岡原発再稼働の是非を住民投票で署名集めの現場からー農家と中電社員の家族 | トップページ | 浜岡原発再稼働の是非を住民投票で 署名集めの現場からー生協袋井店で »

コメント