浜岡原発永久停止を求める請願不採択に
袋井市議会に失望
9月28日、袋井市議会が、僕たち「浜岡原発を考える袋井の会」が3716名の署名とともに出した「永久停止を求める決議を議会であげてほしい」との請願を、賛成少数で不採択とした。賛成はわずか3議員。
理由は「昨年末市議会が『安全安心が担保されない限り再稼働を認めない』決議をあげているから、それで充分」ということのようだ。
ここにいたるまで可能な限り、議会への働きかけをした積りだが、残念な結果に終わった。請願者に名前を連ねていただいた22名の方、署名に応じてくださった3,716名の方々に申し訳ない思いでいっぱいだ。
8月から9月にかけて、議会議長、個々の議員にお会いし、請願の趣旨を説明し、採択できるよう協力の依頼・お願いをした。請願の紹介議員になってくださいとお願いした議員もいる。数名の議員には都合で電話でお願いした。
9月13日の総務委員会、そして28日の本会議も傍聴した。一連の働きかけで、分かったことがある。本気で浜岡原発が危険だから止めおいておこう、原発に頼らない社会を作っていこう、袋井市を地産地消の自然エネルギーの街にしていこう、との考えを持った議員が3人しかいないと。
一般の市民との遊離。市民感情や思い・考えを理解していない議員が、残念ながら多い。これは県議会や国会にも当てはまるが。
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