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2012年10月

2012年10月31日 (水)

福島癌発災害視察ツアー

福島県伊達市霊山町の「みさとユースホステル」のオーナーとの会話

 昨夜、みさとユースに最終的な宿泊人員やその他打ち合わせを兼ねて、ファックスと電話で連絡をとった。

 6月末に宿泊依頼をしてあったが、ご主人と話すのは初めて。僕たちが行くことをとても喜んでくれているようだった。NHKが12月20日「クローズアップ現代」で流す放送番組取材で、スタッフが11月からみさとユースに宿泊するから、あなたたちの宿泊している様子が取材されるかもしれないとのこと。

 保養のため、愛知県田原に行ってきた、帰りは袋井市を通り、御前崎のユースにも宿泊した話。

 政府が収束宣言をしたが、とんでもない。被害・影響は拡大している。福島は忘れ去られようとしている。補償の問題や残土処理の問題でも霊山町はいろいろな課題を抱えている。

 すこしアルコールが入っているようで長い電話となったが、11月7,8日、2泊するので、じっくり3.11から現在まで1年半の生活や思いをご夫妻からお聞きしたいと思っている。

 ユースにも送った僕たちのツアーの案内。

 

福島原発災害視察ツアーの案内と参加申込書

 

 会として今年11月7,8,9日、2泊3日で福島県に行きます。内容は① 1月に講演してもらった長谷川健一さんの案内で飯館村を訪れ、村民全員が避難している村の田畑や農場、民家が現在どうなっているのか、長く避難生活を強いられている村民の生活・感情、政府が村を5年以上戻れない帰還困難区域、しばらく戻れない居住制限区域、帰還が見通せる避難指示解除準備区域に再編したが、実際にはどうなっているのか、現地を見学しながら長谷川さんから直接お話を聞く ② 南相馬市小高地区を訪れ、津波と原発事故で助かる命も助からなかった状況を、地元の人から説明を受けながら、3,11当時そのままになっている沿岸部を視察する。 ③ 2泊する伊達市霊山町の「みさとユースホステル」オーナーご夫妻(自然と健康にやさしい農業をやりながらユースを経営されている)から、原発災害が夫妻の生活にどのような影響を与えているのかお話を聞く、さらに郡山市憲法9条の会の小沼さんから福島県の脱(反)原発運動の現状や福島県民の意識についてお話を聞く、以上予定です。

 

 

 

 日程: 11月7日(水)、午前7時半袋井市役所出発。17時、みさとユース着。8日(木)、飯館村・南相馬市訪問。9日(金)、午後6時ごろ袋井帰着。宿 みさとユースホステル(TEL 024-586-1828

 

 

 

 経費: 3万円

 

 交通 :参加者数によりマイカー、レンタカー、いずれか使用。

 

参加者は7名。大型のマイカーで行くことになった。

 

2012年10月30日 (火)

長野県松本市長・菅谷昭氏講演会企画

浜岡原発を考える袋井の会として、松本市長・ 菅谷昭氏 を袋井に招いて、チェルノブイリ原発事故で被災した住民の医療支援活動を中心に、ご自身の体験、福島原発事故への思いなどをお話していただこう、と講演依頼をすることになった。

 

 下の文章はそのために作成した。

 

                     2012年10月23日  

 

                       浜岡原発を考える袋井の会

 

  事務局長   竹野昇

 

菅谷昭松本市長様

 

 

 

       袋井市での講演依頼

 

 

 

 静岡県袋井市の竹野と申します。昨年311日の福島原発事故で原発事故の恐ろしさを実感として悟り、浜岡原発30キロ圏内の袋井市で反(脱)原発市民活動をしています。

 

 昨年8月から超党派で浜岡原発永久停止(廃炉)を目指す市民団体の結成を準備し、今年1月に「浜岡原発を考える袋井の会」を立ち上げました。

 

 具体的に私たちの会がどのような活動をしているのか理解していただくために、会報その他の資料を同封します。

 

 さて表題の講演依頼の件ですが、袋井市民対象に、先生がベラルーシー共和国で医療支援活動されたことを中心に、その体験から福島原発事故をどのように思っておられるのか、さらには今後福島県の子供たちが甲状腺ガンをはじめとしてどのような心身の健康被害が予測されるのか、等をお話していただきたく思います。

 

 主催は私たちの会ですが、袋井市当局や他の諸団体にも幅広く協力の呼びかけをしていく積りです。

 

 先日、原田袋井市長に面会し、協力の依頼をお願いしたところ、快く引き受けていただきました。原田市長からの手紙を同封します。

 

 講演の希望期日・時間ですが、来年1月下旬、19(土)20()26()27()、または2月上旬、2(土)3(日)、9(土)10(日)、いずれも午後1時半から3時(質疑を入れると3時半)までを希望しています。

 

 しかし公務等お忙しいと察しますので、別の期日・時間でもかまいません。袋井での講演が可能かどうかご検討いただき、こちらの会場確保の関係で、できましたら11月上旬ごろまでにご返事をいただければ幸いです。

 

 

 

 連絡先 437-0035 静岡県袋井市砂本町2-10  竹野昇

 

     電話・ファックス 0538-43-3456

 

     メール takecbf21369@nifty.com

 うれしいことに昨日秘書課長から2月9日しか空いていないが、その日でいいですかと返事が届いた! これからその準備が始まる。

 

2012年10月26日 (金)

静岡朝鮮学校・友の会からの案内

10月21日、静岡市で「静岡朝鮮学校・友の会」が誕生した。僕も準備過程から参加。政治とは切り離し、純粋に学校をサポートしていきたいと考えている。下記に案内文を作成し、静岡県下の多くの人にメールで送った。

 

静岡朝鮮学校・友の会からのお知らせ

 

 

 

 10月21日、81名の会員で友の会を立ち上げました。困難な環境の中で民族教育を守っている学校の先生方・父母、そして児童・生徒達を微力ながら支援したいとの思いで、立ち上げました。

 

 静岡朝鮮学校の2つの公開行事を案内します。先ずは知ることから何事も始まります。どうかご参観ください。

 

 

 

10月28日(日)学芸会  午前10時~12時

 

        会場は 学校2階講堂

 

11月11日(日)公開授業

 

       10時~10時50分 公開授業

 

       11時~12時 生徒たちの演奏・踊り公演

 

       12時~3時 先生・父母たちと懇談(昼食)

 

  *昼食代は頂きます。用意の都合で11月6日までに下記まで参加申し込みをお願いします。学芸会はその必要はありません。

 

 

 

学芸会や公開授業についての問い合わせは直接学校へ(電話 054-285-5022 ) 駿河区中島1171 静鉄バス静岡駅前②番乗り場、徳州会病院行き、南安倍川橋下車すぐ前  駐車場もありますが出来るだけ公共機関をご利用ください。

 

 

 

*11日参加申し込み 

 

  森正孝 電話・ファックス 054-263-0989

 

 または竹野昇 電話・ファックス 0538-43-3456 

 

 

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愛知県立大学・山本かおりさんの講演や、僕たちの会、学校の先生がた・生徒たちへの僕の思いについては、後日書きたいと思っている。

 これからさだまさしコンサートIN島原へ出かける。まさしの追っかけファンの妻と共に。

2012年10月24日 (水)

普天間基地ゲート前アクションレポート  あれ? どうして?

高江では一緒にやっているのに あれ? どうして?

 

 昨日のレポートもそうだが、現場に足を運ばないと分からないことが多い。普天間基地ゲート前で朝早くから頑張っている人たちの中に、高江で一緒に頑張っている人たちのグループは姿を見せていない。

 宜野湾市の電柱にはいたるところ、赤い統一連のポスターがたくさん張られている。「オスプレイ配備反対」。 しかし実際に10月1日からオスプレイが強行配備されているのに、ポスターだけで、そのグループの人たちの姿は見えない。 あれ? どうして?

 僕にはその理由が分からない。ただ残念だ。皆で力を合わせて、オスプレイを追い出す、普天間基地機能をマヒさせりぐらいの闘いで日米両政府に沖縄の怒りを分からせ、普天間基地閉鎖を勝ち取る必要があるのに。。。。。。。。。。。。

 

2012年10月23日 (火)

普天間基地ゲート前アクションレポート  沖縄の土地は誰のものか?

沖縄の土地を私物化する米軍

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10月11日、野だけゲート前アクションを終え、歩いて友人のアパートに帰る途中、基地の金網のそばで野球の練習をしている少年たちを見た。自分で写真を撮り損ねたが、翌日の琉球新報がきちんと報道してくれてあった。

 静岡県から普天間に住み、住民となって運動している友人から話に聞いていたが、現場を見て驚いた。金網の右側は市民広場である。通常は宜野湾市が管理し、市民スポーツの練習場として、また市民がジョギングやウオーキングを楽しむ広場として使われている。

 ところが基地として全く使われていないこの広場も、米軍のものだ。9月26日からオスプレイ反対運動を理由に、米軍は一方的に閉鎖し、市民が利用できなくなった。

 沖縄は野球が盛ん。狭い沖縄で練習場を確保するのが大変。新聞によると、野球大会もこの広場で開かれていたが、それもできなくなったそうだ。

 

 この広場は国道330号線に面し、宜野湾消防署の隣に位置している。市役所は道路を挟んで反対側にある。職員の駐車場も広場にあるが、閉鎖のあおりで使えなくなり、500メートルも離れた市営駐車場に止めざるを得ない状態になっている。

 

 野だけゲート前抗議行動に参加する人たちも、この市営駐車場を利用している。1日200円。何回出入りしても自由。実は車200台以上止められるこの駐車場も、米軍基地の一部とのこと。好意で宜野湾市が使わせてもらっている格好になっている。

 最近この土地も、オスプレイ反対運動を理由に使わせないようにしようとの声が、米軍から出ているそうだ。

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上の2枚の写真は、大山ゲート前近くにある公園。普天間基地とは一般道路を挟み、少し離れているが、驚くべきことにここも米軍の土地だ!!!

 友好のために使わせてやっていると、「FRIENDSHIP PARK]と看板が出ている。漢字は間違っているが。

 沖縄に12回も通う僕も、沖縄が置かれている厳しい実態を知らなかった! 本土では全く考えられないことだ。

 もともと沖縄の土地を奪い作ったのが、現在の普天間基地。強盗がお情けで、本来の土地所有者に使わせてやっているという構図になっている。

 本土のマスコミはどうしてこの不合理を伝えないのだろうか? 日本政府・防衛局はどうしてこの状態を放置しているのだろうか?

 怒りがふつふつとわきあがってくる。どう考えてもおかしい。歴代の首相は「沖縄の負担軽減」というウソを平気でついているが、米軍が使ってもいない・返還しても基地機能に全く支障が出ない土地すらも、沖縄県民のために米軍から取り返す交渉をしていない。

2012年10月22日 (月)

福島の農家支援米販売報告

購入した米を完売!!

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 昨日21日の米販売、嬉しい事に福島農民連から取り寄せた米全てを完売することができた。原田市長をはじめ、市の職員や新聞記者さんも買ってくださった。買い取りなので売れ残りを心配し、取り寄せたのが少なかった(5キロ10袋。300グラムキューブ50袋)せいもあるが、とにかく完売できたのでほっとしている。

 おかげで我が家と娘夫婦およびその本家ぶん5キロ3袋は、今日追加注文した。放射能については、全量検査してある安全な米なので、心配する声は全くなかった。

 300グラムのコシヒカリを買ってくれた人で、試食しておいしいと、渡した5キロの注文用紙を活用してくれる人がたくさん出るのを期待している。

2012年10月21日 (日)

福島農家支援米販売

今日、福島農民連産直農協の会津産新米を浜岡原発を考える袋井の会として、ふらっと祭で販売

 

 以下の文章はメール・ファックスで知人・友人に宣伝用に送った文です。

 

福島の農家支援のため米販売のご案内

 

時:1021日(日)10:00~14:00

 

会場:袋井市「ふらっと」 袋井市総合センターの南東斜め向かい。信号のある交差点の東側角。 車は市役所駐車場に止めてください

 

    電話 0538-43-6315

 

ふらっと祭に「浜岡原発を考える袋井の会」として、福島の

 

農家支援のため、福島農民連産直農協から取り寄せた「会津

 

産の新米」販売ブースを出展します。

 

*ひとみぼれ 5㎏ 2,400

 

*コシヒカリキューブ 300g 300

 

*コシヒカリ 5㎏ 3,350円 (送料込) ただし現物販売でなく、注文用紙を配布。

 

 

 

ふらっと祭全体では、他に、お茶・ひめりんご・野菜・鮎塩焼き・やまめ塩焼き・日用品・衣類・防災用品・雑貨類販売や、登録団体のパネル展、マグロ解体ショー、きのこ汁(一杯50円)、楽器演奏などもあります。

 

*「浜岡原発を考える袋井の会」活動紹介のパネル展もあります。

 

*米は買い取りで取り寄せ。利益なしの原価販売。農家支援のためすこし市販より高めをご理解ください。注文を除き、売り切れた時点で終了。午前中に来て下さい。

 

問い合わせ 浜岡原発を考える袋井の会 事務局 竹野昇

 

2012年10月20日 (土)

普天間基地ゲート前アクションレポート 海勢頭豊さんの歌

海勢頭豊さん、ゲート前コンサート

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10月12日、大山ゲートと野だけゲート前で、沖縄で最も著名な歌手の一人である海勢頭豊さんコンサートが、闘いの中で開かれた。早朝から大山ゲート前抗議活動をしている「熟年者命を守る会」代表・伊波さんの依頼で、ボランティアでかけつけてくれた。

 写真真ん中は野だけゲート前。他は大山ゲート前にある公園で。海勢頭さんは、最初ご自身が作詞作曲された「喜瀬武原(キセンバル)」を情感豊かに歌ってくれた。

 この歌は1973~1977年まで続いた米海兵隊155ミリ実弾射撃演習反対闘争の過程で作られた。恩納村・喜瀬武原で日本復帰後も危険な演習を続ける海兵隊に、住民や労働者、学生が着弾地に入り、のろしをあげて戦った。そのときの悲しい思いを忘れさせないために作られた歌である。

1 喜瀬武原  陽は落ちて  月が昇る頃

  君はどこにいるのか  姿もみせず

 

  風が泣いている  山が泣いている

 

  みんなが泣いている  母が泣いている

2 喜瀬武原  水清き  花のふるさとに

  嵐がやってくる  夜明けにやってくる

 

  風が呼んでいる  山が呼んでいる

  みんなが呼んでいる  母が呼んでいる

  闘い疲れて  ふるさとの山に

  君はどこにいるのか  姿もみせず

3 喜瀬武原  空高く  のろしよ燃え上がれ

  平和の祈りこめて  のろしよ燃え上がれ

  歌が聞こえるよ  はるかな喜瀬武原

  みんなの歌声は  はるかな喜瀬武原

  闘い疲れて家路をたどりゃ

  友の歌声心に残る

命がけで着弾地に入って行った人々とその方たちを思う沖縄の心が、この歌に込められている。しっとりとした海勢頭さんのギターと歌に、自然と涙があふれてきた。

 この後、「カイエンタイ」 「カチューシャ」 「月桃」を歌ってくれた。カチューシャでは踊りも飛び出した。月桃は最後に皆で歌った。

2012年10月19日 (金)

普天間基地ゲート前アクションレポート

沖縄県警は米兵を守るのか、県民を守るのか?

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普天間基地大山ゲート前にずらりと並ぶ沖縄県警の装甲車。中には機動隊員がいる。16日、若い女性が米兵2人に集団強姦される痛ましい事件があったが、警察は誰を守っているのだろうか?

 9月30日、ゲート前に座り込んだ人々に襲いかかったのは、彼らだった。僕は沖縄で多くの人から、警察の暴力について話を聞いた。強引にごぼう抜きされる過程で、多くの方が体を痛めた。中には救急車で運ばれた人も数人いる。肋骨が折れた人もいる。

 70歳以上の高齢者や女性にも乱暴を働き、あざや擦り傷ができた人もいる。2度、3度と座り込みをさせないために、装甲車とフェンスの間に人々を3~4時間閉じ込め、トイレすら何度頼んでも簡単には行かせなかった。この攻防戦のあと、寝込んだ人もいる。

 普天間基地のゲートは、24時間警察が警備している。オスプレイを強行配備し、日米合意を無視して自由に、沖縄の空を危険な飛行機を飛ばす米軍を守るために。。。。。。。。。

2012年10月18日 (木)

沖縄レポート 2 米兵凶悪犯罪を断ち切るために

普天間基地ゲート前での「米軍は出ていけ!」「基地を封鎖するぞ!」という米兵へと県民に対する呼びかけは、今回の集団強姦致傷事件でさらに大きくなる

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上は普天間基地大山ゲートに通じる道路で、出勤してくる米兵にメガホンで抗議と怒りの活動をされている熟年の人たち。早朝6時から8時まで行われている。

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これは国道330号線に面した野だけゲート前で、出入りする米軍関係者の車に近づき、「オスプレイ アウト! 』「マリーン アウト! 』を叫ぶ活動の様子。

 

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 抗議活動に集まる人数が多いと、米軍車両は警察に守られて出入りするほかない。僕は大山ゲート、野だけゲート前でのこの活動に、朝6時から夕方まで4日間参加した。

 オスプレイ配備強行直後だけに、沖縄の人々の怒りは強かった。中には「ヤンキーゴーホ-ム!! 」と叫ぶ人たちもいる。

 16日女性への凶悪犯罪後、この行動はますます激しくなるだろう。現地での活動に参加して分かったことがある。米兵たちの反応だ。

 できるだけ表情を変えないよう平静さを装っている。無視して早く通過しようとする者もいる。こちらと目を合わさないようにしている。恐らく内心では「いやだなー。不愉快だ。そのうちあきらめて終わるだろう」と、高をくくっているだろう。

 彼らに「自分たちは歓迎されていない」と自覚させることが、基地撤去につながる。かつてラムズウエル国防長官が普天間を視察して、「危険な飛行場だ」「米軍は地元から歓迎されない所には基地を置かない」と、語ったことがある。

 「愚かな政府は歓迎しても、民衆は米軍基地・米兵を歓迎しない! 出ていけ!」と、思い知らせよう

 プエルトリコの射爆場が、住民の体を張ったねばり強いで閉鎖されている。韓国のメヒャンニ射爆場も同様の闘いで閉鎖されている。僕は6年前、メヒャンニを訪れ、反対運動のリーダーと酒を飲んだことがある。精悍だが、心の優しそうな方だった。

 野だけゲートに通じる道路は狭く、一般住民の歩道を横切る構造になっている。基地内から外に出るとき、330号線は通行量が多いので、必ず歩道の手前でしばらく停止する。

 上の2枚の写真から現場の状況が理解してもらえるだろう。警官がいなければ、10名もおれば、米兵の車をストップさせることができる!!! 

 沖縄も朝夕は涼しくなってきた。米兵の車の窓もあけられている場合が多くなる。僕がいた時はまだ夏のようで、大半の車の窓は締められていたが(抗議活動をシャットアウトするため、締める者も多い)、中には開けたままの車もある。

 車内の米兵や時にはその家族に、「オスプレイ アウト!」 「マリーン ゴーホーム!」 

「we don't welcome you ! 」 「 we want you to go back to USA 」 と叫び続けた。 日本人従業員の車には何もしない。僕は相手に自分たちの意思を明確に表すため、米兵の顔を見ながら、こぶしを突き上げ、赤い「オスプレイノー」のプラカードを突き付け、そのような活動を行った。

 沖縄に駐留する米兵達は、ヨーロッパや日本本土での駐留と違って、支配者意識・植民地意識を持っている。沖縄では何をしてもいい。

 今回事件を起こした米兵は、厚木基地では何も犯罪を犯さなかった。沖縄だから、しかも米本国に帰る日、強姦をしても基地内に逃げ込めば大丈夫と、凶悪犯罪を犯した。

米軍基地を撤去させない限り、同じことが起きる

 住民に脅威となる軍隊・基地はいらない!!!!!  日米安保が必要、米軍の抑止力が必要と主張する人たちは、どうか自分の住んでいる県・地域に米軍基地誘致活動をやってもらいたい。

 それをせず、沖縄に犠牲を押し付け続ける・犠牲に心が痛まない・見ないふりをするのは、人間として許すことができない。

 

2012年10月15日 (月)

オスプレイを追い出し、普天間基地撤去の闘いが始まった

オスプレイが配備されても決して沖縄はあきらめていない

 10月7日から13日まで沖縄に滞在し、普天間基地ゲート前での行動に参加した。内1日は高江に行った。何回かに分けて本土のマスコミでは報道されない、あるいは詳しく報道されない、沖縄の闘いをレポートしたい。

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残念ながら12機のオスプレイ配備は配備されたが、沖縄では粘り強い闘いが続いている。月曜日から金曜日まで早朝6時から8時まで、普天間基地のメーンゲート・大山ゲートで「熟年・命を守る会」(65歳以上の年金生活者が中心)の人たち約30名が、赤いメガホンとオスプレイノーのプラカードを使い、出入りする車(500台から600台)に「マリーンアウト」「マリーンゴーホーム」と叫び続けている。

 国道330号に面した野だけゲートでは、平和市民連絡会が7時から12時まで同様な活動を行っている。12時から午後4時までは、普天間爆音訴訟団が、4時から6時までは嘉手納爆音訴訟団が引き継いでその活動を続けている。野だけゲートは一般車両がたくさん通行するので、沖縄のドライバーに手を振りながら、「あきらめずに闘いを続けていこう」とメッセージを送り続けている。

 金曜日の夜は6時から7時まで、平和運動センターが中心となり、金曜集会が野だけゲートで行われている。

 オスプレイを追い出すまで、普天間基地を取り返すまで、決してあきらめることなく島ぐるみの闘いを継続していこう、これが沖縄の総意である。

 次回は具体的な報告をする。

2012年10月 6日 (土)

アクセス3万超える

ブログへのアクセス3万を超える 読者の皆さまありがとうございます

 5月4日、ピースボートで世界一周から帰って、新しく始めたブログへのアクセスが、先日3万を越えた。同じタイトルだが、2年前始めたブログは2年と5カ月で1万だったから、すごく多くの方がアクセスしてくれている。本当にうれしく、感謝の気持ちでいっぱいである。

 明日から沖縄へ、オスプレイ配備反対運動のため行くので、14日まではブログをお休みさせてもらいます。

2012年10月 5日 (金)

沖縄の空をわがもの顔で飛ぶオスプレイ

日本政府との約束なんて関係なし これが沖縄における米軍の実態だ

 昨日(10月4日)、オスプレイが早くも訓練のための飛行を開始した。小学校・幼稚園・住宅地、市街地の上を平気で飛んでいる。飛行モードからヘリモードへの転換も、基地の上空ででなく、やりたいとき自由にやっている。

 日本政府との約束など、どこ吹く風。これが米軍の実態だ。沖縄に人々は、こうなるだろうと最初から分かっていた。だから島ぐるみで反対している。

 7日から沖縄に行くが、自分の目でもオスプレイの実態を監視したい。

2012年10月 2日 (火)

オスプレイ普天間強行配備に抗議する

未だ続く米軍の沖縄植民地支配の象徴がオスプレイ配備

 沖縄県民のほとんどすべてが反対、県を始め全市町村長・議会が反対しているのにもかかわらず、全く予定通り、昨日オスプレイが普天間基地に強行配備された。おそらく残りの6機も今日飛んでくるだろう。

 住民の意思を踏みにじる、聞く耳を持たない、軍が決めたことはどんな反対があってもやりとおす、これはアメリカ本国では通用しない。沖縄を自分たちが勝手に使えると、つまり植民地と思っているから、やれることである。

住民を守らない日本政府

 戦前もそうだったが、戦後67年経っても、未だ日本(本土)政府は住民の生命・生活・安全を守ろうとしない。特に沖縄に対しては露骨だ。アメリカ軍の論理は日本軍(自衛隊)の論理であり、本土政府の論理でもある。

 「日本を守る?」というウソの名目で、住民の生活・命を危険にさらしても平然とやってのける。

闘いはこれから

 沖縄の闘いは10月1日をもって質的に転換した。本気でオスプレイを追い出す、普天間基地機能をマヒさせる、普天間基地を撤去させる、長い闘いが始まった。

 沖縄のジャーナリストが発信し続けているユーストリームのビデオを、昨日からずっと見ている。普天間のゲート、闘いの現場から、座り込みや集会の様子・警察・米兵の動きが生で分かる。貴重な映像だ。

 今日(10月2日)午前、「のだけゲート」前での集会では、沖縄選出国会議員・県議会議員・市長村長・各団体の責任者たちが、「しりきりとんぼの闘いに終わらせることなく、島ぐるみの闘い、ゲートを封鎖できるまで多くの人がここに座り込みができる闘いをやろう」 「過去の闘い、基地拡張を阻止した体を張った闘いに学ぼう」と訴えておられた。

日米政府は沖縄の怒りを見くびっている

 沖縄無視の日米政府・アメリカ軍は、判断を誤っている。いや正確に言うと「彼らの判断が誤っていた」と、思い知らせねばならない!

 敵意と憎しみに囲まれた米軍基地は、民主主義国で長続きするはずがない。居心地がよい米軍基地から、そうでない米軍基地に民衆の粘り強い闘い・創意工夫に満ちた運動で変えていかねばならない。

 僕もその民衆の一人になりたい。

 ユーストリームの映像は、僕のブログのお気に入り「辺野古浜通信」をクリックし、さらに

IWJ OKINAWA をクリックすれば見ることができます。

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