福島レポート 4 南相馬市と浪江町にまたがる農場
え、ここで牛を飼っている!!!
11月8日午後、飯館村からで南相馬市を訪れた。ピースボートで親しくなった郡山市の小沼夫妻が農民連の三浦さんや、退職した元高校教員仲間とともに僕らを迎えてくださった。
「希望の牧場」へ案内されて驚いた。高線量の所で今も牛を飼っている。下の写真は牧場の入口。

牧場場長の吉沢正巳さん。彼は政府の殺処分は証拠隠滅であり、牛を飼育する農民が自ら手塩にかけて育てた牛を殺処分したり、手放すことは、「農民の心が折れる」と話された。
商品価値はないが、放射能に汚染された牛がどうなるのか、生き証人として残したい。大学とも提携し、医学的な見地から観察、死んだら解剖してもらうことになっているそうだ。
吉沢さんにもらった「希望の牧場」のちらしにはつぎのように書かれている。
『みなさんはご存知でしょうか。警戒区域に取り残された家畜の多くが餓死した上に放置されミイラ化していることを。生き残った家畜についても政府が殺処分の決定を下したことを。「殺せ」これには私は納得などできません。
私たちは政府や自治体に対し警戒区域の家畜を被ばくの研究・調査に活かしてほしいと訴えています。今後の日本の復興のために家畜の命を活かすことができるはずです。』
飼料は放射能汚染され使えなくなった干し草をもらって与えている。

牧場の線量は3~4マイクロシーベルト。地面だと6~10の所もある。驚くべきことに彼はこの牧場に住んでいる。
吉沢さんによると、同じ思いで商品価値が無くなった牛を飼っている農民が10人いるそうだ。
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