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2013年1月

2013年1月31日 (木)

国民新党・自見庄三郎代表の沖縄に関する発言新聞報道と読売新聞

30日の会見で、国民新党代表の自見氏は、普天間移設問題が進展していない状況について、「沖縄には昔から独立運動、自治権運動がある。これが非常に燃えさかってこないとよい」、また沖縄県民の不満について、「国家の一部が自治領や独立国家になる可能性がある。そうなると、国内に武力ゲリラなんてのも。そういうのは大体、分離独立運動が原因で起きる」と発言した。(朝日新聞31日朝刊による。)

 沖縄の怒りを捻じ曲げる許せない発言

 恐らく27日の集会とデモ、28日の沖縄上京団による官邸・関係省庁への働きかけを念頭に発言したものと思われる。

 本土政府による沖縄差別にたいして、分離独立したいと思っている沖縄県民もいるのは事実だが、それは気持ちの問題であって、分離独立運動が具体的に起きているわけではない。

 そもそも今回の超党派の上京団の大半は保守系の首長や議員である。普天間基地撤去・オスプレイ配備撤回・辺野古新基地建設反対・過重な米軍基地負担軽減は、全県民の願いである。

 それが実現しないと、「国内に武力ゲリラなんてのも」との発言は、沖縄の本土政府に対する抵抗運動を捻じ曲げる許しがたい暴言である。

 読売新聞は27日、28日の沖縄上京団の行動を無視

 昨日図書館で各新聞社がどのように報道したのか調べた。朝日・毎日・中日・静岡新聞は、沖縄上京団の行動を伝えているが、読売新聞は無視していた。

 産経まで調べなかったが、日本一購読者が多いとされている読売新聞の読者は、沖縄上京団の訴えを、新聞では知ることができない。

 都合の悪い事実は無視、報道しない。まるで中国の政府系新聞のようだ。この読売新聞と国民新党代表・自見氏の発言は、根っこで同じだと思う。

 沖縄の痛みを理解していない。しようと努力もしない。いくら不条理を訴えても、無視・捻じ曲げる。

 数の上では沖縄は少数派。その少数派を多数派が無視して、力で強権で自らの意思を押し付ける。

 高江で、普天間基地ゲート前で、抗議・抵抗行動をしている人々の顔が思い浮かぶ。善良でやさしい人々だ。非暴力に徹している。時に、音楽や踊り、差し入れの食事を楽しみながら、柔らかく・しなやかに、しかし平和を脅かす軍事基地を作らせない・追い出すために強固な信念で、頑張っておられる。

 武装ゲリラなどの心配は全くありえない。国民新党代表の発言で、警察が過剰な規制・運動弾圧に乗り出しはしないか、心配だ。

2013年1月29日 (火)

沖縄の叫び  41全市町村の首長・議長らが銀座をデモ 

沖縄の叫びにどうこう答えるか

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 1月27日、沖縄県の全市町村首長・議長、議員ら約130名が、日比谷公園野外音楽堂で開かれた集会に参加し、そのあと「普天間基地閉鎖・撤去、県外移設」「オスプレイ配備撤回」を訴えて銀座をデモした。全体の参加者は4,000人。

 僕は叔母の葬儀があり参加できなかったが、この沖縄の叫びに真摯に答えたいと思っている。では本土に住む僕たちが、具体的にどのようにすれば沖縄の叫びに答えることになるのだろうか。

① 無視しないこと。 9日夜家に帰ってテレビを見たが、確かNHKはニュースで報道していなかった。民放では取り上げた局もあったが、扱いは小さかった。

 翌日の新聞全てを調べていないが、大手各社はどのように報道したのだろうか? 写真は朝日新聞に掲載されたものをカメラに収めてブログにのせたもの。

 物事を判断するのは全て事実から出発する。このオール沖縄の訴えを、報道機関は正確に伝える義務がある。

 報道機関が不十分なら、僕たちがネットやミニコミ誌、家族・友人・知人との会話で、沖縄の叫びを話題にして伝えよう。

② 関心を持つこと。 無視しないことと重なるが、沖縄が置かれている過重な負担・現実に絶えず関心を持つことが重要だと思う。

 本土のマスコミはあまり報道しないが、インターネットを使えば沖縄の新聞・テレビを通じてリアルタイムに沖縄の状況が理解できる。

③ 不条理だと思ったら、行動する。 ここが一番難しい。本土で何ができるのだろう? 選挙では自民・公明・日本維新の会など、沖縄の痛みを無視する政党・議員が圧倒的多数派となった。 政治には期待できない。

 いくら国会議員に働きかけても、国会で普天間基地県外移設・辺野古断念・オスプレイ配備撤回を決めさせることは、100%できない。

 この現実を前に、ときに無力感に襲われるが、沖縄の叫びに答えて本土でも同じ叫びを叫び続けることが大切だと思う。

 具体的には、本土・沖縄の新聞への投稿、集会やデモなどのアピール行動への参加、政府・防衛省・関係機関への電話・ファックスなどによる訴え、署名、ツイッターやメールでのアピールなどなど。

 思っているだけでは、ストレスが溜まる。自責の念に苦しむ。沖縄の怒りを我が怒りとして、外に向けて出そう。

④ 沖縄での闘いに参加する。 仕事があったり、家庭や自分の課題などで、長く沖縄に滞在して一緒に座り込みなどに参加するのは困難だが、短期間ならその気になればできる。多くの人が入れ替わり入れ替わり参加すれば、総体として継続性を保つことができる。

 

 

2013年1月27日 (日)

叔母さんとの永遠のお別れ

昨年末故郷・伊賀に帰省したとき、叔母さんは寝たきりになっていたが、25日永遠の眠りにつき今日(27日)告別式があった。

 朝5時前に家を出て、葬儀場に着いたのは8時半。伊賀上野の葬儀場は、僕の父・母とも永遠のお別れをしたところ。父の妹(5人兄弟姉妹の長女)である叔母さんは享年84歳(満年齢では83歳)だった。

 生前ふっくらとしていた顔は、見る影もなく痩せこけ、別人のようだった。昨年10月に認知症となり、11月から寝たきり。昨年末みかんを持って訪ねた時は、まだ僕と多少とんちんかんではあるが会話ができたが、肺炎とがん・老衰で帰らぬ人になった。

 これで僕の実家で生まれた人々、嫁いできた祖母・母を含め今生存しているのは、父の妹である山田の叔母さんと僕だけとなってしまった。

 祖父、兄、祖母、弟、父、母、そして家から出た伯父さん・叔母さんの3人が天国で再会することとなった。

 おそらくどこの家でも大なり小なり、長く生きれば同じだろう。人生無常を感じざるを得ない。人の命には限りがある。できれば天寿をまっとうしたいが、寿命は誰にも分からない。叔母さんは女性の平均寿命には届かなかったが、認知症・寝たきりとなり、ある意味本人や家族にとり、苦しみや苦労が短かった分、お迎えが来てよかったのかもしれない。

 

2013年1月26日 (土)

袋井市議員報酬引き上げに異議あり

定数2減は何のためだったのか?

 袋井市特別職報酬等審議会は、1月10日、議員報酬を改選後の4月から5%引き上げるのが妥当、との内容を原田市長に答申した。

 市長・副市長は据え置きだが、議員報酬は月額35万7千円から37万5千円に引き上げる内容である。原田市長は、2月議会への提案を検討すると報道されている。

 公務員の給与や退職金が減額されるのに、議員の報酬を引き上げるのは全くおかしい。歳出削減のために議員定数を2減したのに、浮いた分を報酬アップにあてるとの答申だが、審議会の委員達は何を考えているのだろうか?

 市役所職員や市民の反感・怒りをかうだけだ。僕も4月市議選に挑戦する予定だが、恥ずかしい思いである。

 2月議会で否決するよう、できれば全ての議員に働きかけたいと思っている。

2013年1月25日 (金)

駆け込み退職問題  コメントありがとうございます

多角的な視点が必要と反省させられたコメント

 昨日退職金減額を避けるための早期退職者を批判するブログを書いたところ、実に適切なコメントをいただいた。

退職金減額を1月からとする条例案を県議会が決めるのが問題であって、4月1日からとすれば混乱が生じないのでは、との指摘をいただいた。

 政府の指導で今後段階的に公務員の退職金が減額される。4年前、あるいはそれ以前に退職した僕らと比べて、今年・これから退職する公務員は気の毒だ。どうせ減額されるなら、区切りのよい4月1日以降となれば、通常3月31日の退職日を前倒しする必要はない。

 冷静に考えれば、減額を適用する日の設定が間違っている。問題の本質はここにある。ところが僕は指摘されるまで全くそのことに気付かなかった! 不明を恥じるほかない。

色々なコメントを寄せてください

 ブログは3年前から書き始めたが、昨年5月以降、どういうわけか読んでくださる方が増えた。たしか始めて2年間は1万件ぐらいだったアクセスが、昨年5月ピースボート地球一周の旅から帰って新たに始めたブログのアクセス数は、今日の時点で69,911.

 9か月足らずで約7万になろうとしている。ブログを書く者としてとてもうれしく思っている。コメントに全て返事を書いているわけではないが、自分の間違いや未熟さ・違った角度から考える視点などを指摘していただくのは、とても勉強になる。

 共感も含めてお気づきの点があれば、遠慮なくコメントお願いします。できる限り(是非お答えすべきと判断した場合ですが)、寄せられたコメントへのコメントを書いていきたいと思っています。

2013年1月24日 (木)

退職金目当ての駆け込み退職公務員  人生の汚点

人生の区切りを汚す、早期駆け込み退職公務員

 退職金が約150万円前後減額になるので、損をしないように早く辞める公務員の問題が話題になっている。個々人の事情もあるだろうが、さみしい話だ。

 人生には節目がある。退職も大きな節目。定年まで真面目に働き、長く続けた自分の仕事(生活)に区切りをつける。民間企業では、それをしたくてもリストラなどで定年前に辞めざるを得ない人が多い。

 公務員はその点恵まれている。犯罪・不祥事が無いかぎり、首になることはない。僕も38年間教員として働いて退職した。ありがたいと思っているから、自分の活力・経験を少しでも社会に役立てようと、社会運動やボランティア活動などをしている。

 わずかな差額(150万円は人に寄り受け止め方が違うかもしれないが、、、、、、)のために、駆け込み退職するのは、自分の人生に汚点を残すのではないだろうか。

 退職してからも長い人生(生活)がある。地域の中で生きていくのに、信頼が重要だと思う。「あの人は、退職金を多く貰うために、定年前に辞めた」とうわさされたたら、その人は地域でどのような活動ができるのだろうか?

2013年1月22日 (火)

夫婦二人三脚  健康が一番

夫婦二人三脚  健康が一番

 妻が先週日曜日に足をくじいて夕方痛みを訴えた。日曜日なので、明日まで我慢して待てないかと、8時半ごろまで様子を見ていたが、いよいよ痛みを訴えて市民病院の緊急窓口に連れて行ってほしいと言うので、車で行った。風邪やその他でけっこうたくさんの患者が来ていた。

 レントゲン写真を撮ってもらったところ、骨には異常が無いそうだ。痛み止め薬や湿布テープをもらって、帰宅したのは夜11時過ぎ。

 翌朝痛みが引いていたので足の方は心配がなくなったが、今度は風邪をひいたらしく、熱もある。結局月曜日は仕事を休んだ。

 今日はかなり良くなたので仕事に行ったが、妻が具合が悪いと色々心配になるし、家事その他負担が全てこちらに回ってくる。

 退職後、夕食を作ったりいわば主婦業をやっているので、この程度ならなんとかなるが、これが寝たきりの介護を要する状態とか入院となると、話は別。数か月、数年となると、精神的・肉体的に参ってしまうだろう。

 立場が逆の場合も同じこと。互いに健康でいられるのは、本当にありがたいとつくづく思う。日ごろ僕たち夫婦は、そんなにおしどり夫婦ではないが、さりとて仲が悪いわけでもない。まあ互いに空気みたいに思っている。

 その空気が乱気流にならないよう、健康には注意したいものだ。

2013年1月20日 (日)

浜岡原発を考える袋井の会 2013年度総会レポート

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 昨年1月22日に会が発足してから1年がたち、2013年度総会を本日午後1時半から近くの公民館で開いた。

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 代表・松倉次郎さんの挨拶のあと、僕の方から昨年度活動報告と今年度活動計画案を提案説明をした。

 

浜岡原発を考える袋井の会 2012年度活動報告

 

 

 

1月22日 設立総会 記念講演会(長谷川健一氏)200名参加

 

      会員179名(内賛同人27名)

 

3月 会報1号発行

 

3月23日 市に原発災害対策についての申し入れ

 

3月 浜岡原発永久停止を袋井市長・市議会が表明、決議することを求める署名活動開始~8月21日まで

 

4月22日 学習会 講師・桜井和好さん「地震・原発・放射能」20名参加

 

5月 会報2号発行

 

   県議会に住民投票条例制定を求める署名活動に取り組む

 

7月 会報3号発行

 

   住民投票のための署名 袋井全体で4,000筆集める

 

729日 学習会 講師・聞間元(医師)「原発事故と放射能」50数名参加

 

824日 袋井市長と議長に浜岡原発永久停止を求める3,716名の署名と請願(23名の請願人)提出

 

831日 寺井・市議会議長への要請行動

 

94日 原田・袋井市長への要請行動

 

913日・28日 市議会傍聴 永久停止を求める請願不採択

 

102日 原田市長に松本市長講演会への協力要請

 

10月 会報4号発行

 

1021日 福島農民支援 農民連産直農協の米をふらっと祭で販売

 

11789日 福島原発災害視察ツアー 7名参加

 

1125日 福島ツアー報告会 21名参加

 

12月末 会報5号発行

 

 

第四号議案 本年度活動計画案

 

 

 

  原発災害防災計画について、会から市へ要望書提出  2月

 

  市議・市長選挙立候補者への原発アンケート 4月

 

  再生可能エネルギーで袋井市を地産地消に近づける運動の取り組み

 

  そのための学習会・視察  市への要望書提出  6月~12月

 

  講演会・学習会開催

 

  福島復興支援の取り組み  10~11月

 

  浜岡原発を再稼働させない運動

 

  ・中部電力、市、県、国への要請行動  10~12月

 

  ・原発30~31キロ圏内の反原発団体との交流

 

  ・県内全ての団体が大同団結する「浜岡原発再稼働を認めない県民大集会

 

   (仮称)」開催に向けて機運を高める

 

  会員の親睦・交流を図るため茶話会を開く

 

  会員拡大

 

  会報を年4回発行

 

  飯館村写真展を開く

上の活動計画案について質疑意見があり、市に対して再稼働を認めないよう働きかけが必要ではないかとの要望や、今停止中の浜岡原発の安全性をどのようにして検証するのかとの質問があった。

総会の後、原発で合計12年間働いたことがある川上武志さんのお話を聞いた。

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川上さんの話の内容は後日レポートしたい。

 

2013年1月19日 (土)

反原発金曜行動 掛川駅前行動に初参加

昨日(18日)は金曜日。掛川で映画『ひまわり』上映に向けての話し合いがあり、終了後掛川駅前金曜行動に初めて参加した。

 あいにくカメラを持っていくのを忘れたので、写真は無い。寒かった! 夕方6時から6時半まで、駅に出入りする通行人に「こんばんわ」と声をかけながら、手に持ったプラカードを見てもらって、「原発はやめよう」「再稼働反対」「浜岡原発永久停止・廃炉」「安全・安心な社会を望む」メッセージを伝える。

 マイクによる訴えはない。参加者はこの日は7名。60代のおじさんばかり。掛川憲法9条の会のメンバーが中心となり、昨年12月から続けられている。

 静岡県では静岡市・浜松市、そして掛川市で、首都圏の金曜行動に合わせてアクションが行われている。僕の住む袋井市ではまだ行われていない。

 僕にとって、昨年首相官邸前金曜行動に参加してから2回目の金曜行動参加だが、続けている人たちには頭が下がる。とても僕にはできない。自分の住む袋井で続けていく自信が無いから、「浜岡原発を考える袋井の会」の会合でも一度もそのことを議論したことが無い。

 継続は力。掛川駅前を通行する人々の中には、こちら側に軽く頭を下げたり、挨拶をしてくれる人もいた。女子高校生の「こんばんわ」のあいさつは特にうれしかった!

 

2013年1月17日 (木)

生活保護費引き下げに反対する  国民を守らない安倍政権

論理のすりかえ

 低所得世帯の支出よりも生活保護受給額のほうが多いとの論理(理屈)で、安倍政権は生活保護費を引き下げようとしている。総選挙の公約の一つでもあった。

 マスコミの一部も、真面目に働く人々の消費支出(月収に近い)よりも生活保護費が多いのは不公平ではないかと、それを後押ししている。

 僕はこれは論理のすりかえだと思う。具体的な数字をみよう。全国平均生活保護費は、3人世帯で月額15万7千円。4人世帯で18万6千円。文字通り親子が生きていくのに最低限の額だ。

 

 

 一方低所得世帯の消費支出は、3人世帯で14万3千円。4人世帯で15万9千円。恐らく月収は20万円以下と思われる。

 真面目に働いて、給料が月20万円以下で家族3~4人が暮らさなければならない現状のほうを、問題だとして改善する努力をするのが政治だ。

 最低賃金の引き上げ、具体的には時給を1,000円とする。アルバイト、フリーター、派遣、どんな職種でも全国最低時給が1,000円となれば、1日8時間月25日働けば、20万円となる。

 夫婦2人で働けば、単純計算で月40万円。これを保証するのが政治ではないか。結果的に社会保障費が安くて済む。

 安倍政権は軍事費は増額して、社会的弱者には切り下げ。国を守ると勇ましいことを言い、そのためのお金は惜しみなく使うが、社会保障費は減額。憲法を守ろうとしない安倍政権の本質がこの問題に見てとれる。

憲法25条(生存権、国の社会的使命)

 

 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。

② 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。

2013年1月16日 (水)

朝鮮学校授業料無償化適用除外の安倍政権は間違っている

民主党政権は無償化適用認定をずるずると引き延ばしてきたが、安倍政権は明確に除外を決めた。そのために文部省に法律改正を命令し、文部省は法律改正にあたってアリバイ的に一般国民から意見(パブリックコメント)を求めている。

 以下の文章は、僕が文部省の担当課にファックスで送った意見です。意見を送ったから変わる(適用認定されるようになる)とは期待できないが、黙っていることは不当な差別を認めることにつながるので、文部官僚の良心に訴えるつもりで文章を作成した。

 

パブリックコメントに対する意見

 

 朝鮮学校だけ授業料無償化適用除外を正当化する規則改正に反対です。子供たち・生徒たち及びその父母にとり、自分たちだけが除外されることがどんなに悲しく・悔しいか、よく考えて下さい。

 

 安倍政権は北朝鮮への制裁強化を強めようとしていますが、文部省は政治的に中立であるべきです。教育基本法にもそれはうたわれています。

 

 あくまでも人道的見地から判断すべきです。私は朝鮮学校の授業参観に参加したことがありますが、基本的に日本の学校と内容は変わりません。他の外国人学校が自らの言語や文化・歴史を教えているように、朝鮮学校も民族教育を行っていますが、それをもって偏向しているとか北朝鮮よりと非難するのは、間違っています。適用除外のための難癖にすぎません。

 

 朝鮮学校を卒業した若者たちは、たとえ国籍が違っても日本社会の構成員であり、税金を払う納税者となります。他の外国人学校に適用されて彼ら彼女らだけが除外されることは、差別にほかなりません。

 

 外国人との共生が当たり前になってきた国際化進む現代にあって、今回の省令改正は全く時代に逆行しています。

 

 どうか現行の規則を改正せず、現行法に基づいて早く適用の判断を下すよう、願っています。

 

2013年1月15日 (火)

オリンピック誘致問題に思う  ゆずりあいの心

2020年オリンピックはトルコ・イスタンブールにゆずっては

 東京都は石原前知事時代からオリンピック誘致に向けて、多額の税金と人を投入してしゃにむに進んでいる。猪瀬知事も金メダリストを活用して、大宣伝活動を展開している。これまでどれぐらいの公金を費やしたのだろうか?

 僕は二つの理由で、この誘致運動に反対である。一つは、タイトルにも書いたがゆずりあいの心でトルコ・インスタンブール開催のほうが色々な意味で良いと考えている。

 それは何故か。イ)東京は2回目だが、トルコは初。ロンドンオリンピックにも違和感を持ったが、同じ国が同じ都市が何回も開催するのは不公平だ。強い国が、金のある大都市が、大金を投入して宣伝し、立派な設備を作れば何回でも誘致できるとなれば、そうでない国・都市には機会が回ってこない。スポーツを通して国際交流・相互理解、ひいては世界平和にも貢献するオリンピックの精神に反する。

 ロ)国内的には、なぜ東京ばかりなのか? 地方に住む人間として、東京一極集中には不満を持っている。スカイツリー・旧東京駅改修・東京ディズニーランド、演劇、ファッション、報道、政治など、人を集め・文化情報を発信し、政治を主導するのを、何故東京だけでなければならないのか?

 東京都民だけの税金ですべてまかなうならまだしも、実際には僕達国民すべての税金が投入される。それで東京がまた一段と立派な都市になる。不公平だ。

 東京(日本)がトルコにゆずることは、大きな政治的・文化的・社会的な意義がある。トルコとの友好、イスラム諸国との友好に大きく貢献する。トルコはとても親日的な国だ。日本が自発的に2020年開催をゆずれば、トルコの人々は大喜びするだろう。

 残念ながらイスラム諸国でオリンピックを開催した国は未だない。トルコは正教分離が徹底している国だが、国民の多くはイスラム教徒である。治安も良い。経済的にも豊かになりつつある。充分開催できる条件が整っている。

 イスタンブールは東洋と西洋のかけ橋、文化が混ざり合う歴史的な都市である。僕は3回訪れたことがあるが、人々は親切だし、食べ物はおいしく、何よりも文化遺産がたくさんある世界遺産都市だ。

 世界中の人々がトルコを訪れる機会がオリンピックによりもたらされたら、テレビ・新聞・雑誌などマスコミによりイスラム文化圏の生活や感情・文化が広く世界中に伝われば、宗教対立・文化摩擦などが減少し、相互理解に大きく貢献すると思う。

2013年1月14日 (月)

祝新成人

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成人の日は14日だが、昨日13日は全国各地で新成人を祝う会が開かれた。僕の妻は袋井市の会場で参加者に色々な物を配布するボラティアとして。僕は静岡市清水区で開かれた新成人を祝う会に招待され参加した。

 写真からも分かるように、日本人の新成人ではない。在日朝鮮人の新成人たちだ。女性の民族衣装はとてもきれい。新成人の代表は、「これまで育ててくれた親や家族、学校(朝鮮学校)の先生がたの恩を忘れず、その期待に答え頑張ります」と、決意を新たにした。

 日本社会で生きていくのは様々な困難があるが、どうか良き社会人として(結婚すれば良き家庭人)として、幸せな人生を送ってほしいと念願する。

 人生には節目がある。誕生、入学、卒業、就職、結婚、退職、死亡などなど。新成人となる20歳も重要な節目だ。恐らく今日のテレビ、明日の新聞で、日本全体の新成人数が報道されるだろうが、全ての新成人の皆さんの前途を祝福したいと思う。

2013年1月13日 (日)

おもちゃ図書館

磐田おもちゃ図書館の活動

 僕が磐田おもちゃ図書館のボランティアを始めて10数年がたつ。昨日(12日)、今年最初の開館日だったので行ってきた。

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 設立当初は障害児とその父母が多く利用してくれたが、近年はそうでない利用者も増えてきた。おもちゃ図書館は、ダウン症や自閉症、あるいは知的障害を持ったこどもたちが、おもちゃ遊びと色々なボランティアといっしょに遊ぶことを通して成長していくことを目的に設立された。子どもたちが友達を作る機会も増える。

 同じようなこどもを抱えるお母さん方の孤立を防ぎ、交流する場でもある。狭い家の中で、限られたおもちゃといつも同じ家族と遊ぶよりも、広いスペースでたくさんのおもちゃと他の子どもたちやボランティアと遊ぶ方が子どもたちに喜ばれるし、人間的成長にもつながる。

 この日は高校生も2名ボランティアに来てくれた。僕は50代のころはもっぱら子どもたちと遊ぶ係だったが、最近は受付でおもちゃの返却と貸し出しの担当をしている。

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 毎年1月はおもち入りぜんざいが来館者にふるまわれる。それを楽しみに1月は来館者が多いのが普通だが、昨日はまずまずの来館者数だった。

 磐田おもちゃ図書館は、磐田市総合社会福祉会館「アイプラザ」2階で、8月を除く毎月第二土曜日午前9時半から11時半までオープン。おもちゃの貸だしも含めて無料。市外の人も利用できる。

 2月はお茶会サービス、3月は手品もある。ぜひ多くの人たちに利用してもらいたい。

2013年1月11日 (金)

中国の民主化  「南方週末」の記者たちの頑張りにエール

どの国も民主化は闘いから

 中国の地方新聞「南方週末」の記者たちが、当局の言論統制に反対して抗議行動をくり広げている。共産党の指示で自分たちの社説を改ざんさせられることに抵抗している。

 その後の報道では、廃誌の恫喝に幹部が折れて、やむなく共産党が用意した社説を掲載したが、小さくめだたないようにしたようだ。

 今朝の報道によると、この抵抗(闘い)により、今後事前検閲はしないと当局が言っている。完全な言論自由化を勝ち取るには、まだまだ道のりが遠いと思われるが、僕は中国も変わってきたなと嬉しく思っている。

 民衆、労働者、知識人たちの意識と行動が、確実に変わりつつある。共産党や警察、地方政府に公然と異議を唱え始めた。おかしいことに黙るのでなく、行動で異議を唱える・主張するケースが増えている。

 労働者の権利や待遇、住民の生活権、言論の自由を、闘い(行動)で一つ一つ勝ちとって行く。これは全ての国において普遍的な過程・道のりである。

 僕は反中国の立場に立たないが、中国の人々のこうした闘いに蔭ながら応援のエールを送っている。

 いつの日にか北朝鮮もこのような変化がおきてほしいものだ。

2013年1月 8日 (火)

大阪の高校生自殺は部活顧問の体罰が原因ーーこれは結果犯罪だと思う

部活顧問教師と管理職の責任が問われるべき

 今日(8日)の夕刊やテレビによると、昨年12月23日自殺した大阪桜宮高校バスケット部の高校生(当時17歳。高二)は、顧問教師による体罰が原因で自殺したと思われる。

 亡くなる前日、練習試合の時、顔面を平手で体罰を受けたのが引き金となったようだ。それ以前にも何回か同様な体罰を受けていたようだ。

 同高はバスケット部の強豪で知られる。今回生徒を死に至らしめた顧問は、同部を強豪にした指導者と報じられている。以前にも体罰を訴えられたことがあるが、学校側は体罰ではないとの見解だったそうだ。

 自殺した生徒はバスケット部の主将。詳しい内容は分からないが、恐らく顧問教師は本人および部員全体にカツを入れる目的で体罰を加えたのだろう。目的が指導でも、学校教育法では、体罰は厳しく禁じられている。顧問教師・管理職がそれを知らないはずが無い。

 結果として17歳の前途ある若者を死に至らしめたのは、犯罪だと思う。本人およびご両親ん・ご家族は、どれほど悔しい思いだろうか。

 この教師はしばしば体罰を加えていたと報じられているから、管理職がそれを見て見ぬふりをし、なんら体罰を止めるよう厳しい指導をしていなかったと思われる。部活で学校を有名してくれているから、学校の目標達成に貢献してくれているからと、その教師を褒めることはあっても、行きすぎた指導という名の体罰に目をつぶっていたと考えられる。

 同様な悲劇が二度と起きないよう、大阪市教育委員会は顧問教師と管理職を厳しく罰するべきだ。

 いじめで自殺する中学生や高校生が多いが、今回のケースは生徒を指導すべき教師が原因による自殺で、より悪質だ。大人なら、自分の行為が相手にどのような思いをもたらすのか、想像できるはず。知性と教養、理性が求められる教師が、体罰という野蛮な方法で自分の思いを生徒に伝えるのは、教師失格である。

 問題の教師および管理職は、責任を取って辞職すべきだと思う。その前に教育委員会は厳しい処分を科すべきだが。

2013年1月 7日 (月)

後援会活動と菅谷昭松本市長講演会の情宣活動

1月4日から、市内全ての公的施設に、2月9日の松本市長講演会のポスター・ちらし配布活動を開始した。

 5日からは後援会活動も並行して開始。先ず自分の住む町内一軒一軒を訪ねて、後援会のリーフレットを手渡ししながらご挨拶周りをした。さらに講演会の案内も。

 昨日6日は隣の町内を回った。これから2月9日までに約2000~3000戸訪ねる予定。結構しんどいがうれしい反応もある。今日は昨日入った町内を回りきり、さらに別の町に入る予定である。

2013年1月 6日 (日)

手抜き除染の報道に接して

問題の本質は汚染した犯人・東京電力の責任

 朝日新聞4日の朝刊に、「手抜き除染 横行」の記事が掲載された。楢葉、飯館、田村の3市町村で、除染作業のあたる作業員が土や枝葉、洗浄に使った水を回収せずに川などに捨てているそうだ。

 現場監督が作業員に支持しているケースもあり、悪質である。監督官庁の環境省のいいかげんな対応も問題である。

 しかし僕は怒りを彼らに向けるだけでなく、環境を汚染した犯人の東京電力、さらにはこうした困難な作業を強いる原発そのものに、怒りを向けるべきだと思う。

 例えばAさんが(A社が)、Bさん(B地区)の環境を汚染した場合、元通りににきれいにするのは当然である。地方自治体や国が税金でその作業をするのはおかしい。

 原発は国策とはいえ、あくまでも東電の責任で除染をやるべきだ。果たすべき責任を取らずに、東電は電気料金値上げをちらつかせて原発再稼働を狙っている。

 とことん責任を追及し、賠償と除染を被害者が納得いくまでやらせることが肝心だと思う。それをやらないと、他の電力会社も事故を起こしても後は国が面倒を見てくれるという意識になる。

 

2013年1月 5日 (土)

2013年度 僕の課題 まだあった!

いつも頭の中にあるのだが、書くのを忘れてしまった課題がある。

 沖縄で高江のヘリパッド建設反対運動や普天間基地オスプレイ配備反対運動の指導者・山城博治さんが、今年夏の参議院選挙に社民党から比例区で立候補される予定だ。

 比例区だから静岡県内でも投票できるし、応援することができる。山城さんは沖縄平和センターの事務局長だが、その活動の大半を現場での闘いにあてている。高江には基本的に月曜日から金曜日まで、車に寝泊まりして工事阻止の闘いをされている。

 

 僕が高江に行くと必ず彼がいる。もう何年その活動を続けておられることだろうか。沖縄でも冬の夜間は冷える。しかし彼は工事用ゲートの前に車を止め、いつ作業員が来ても対応できるように頑張っている。

 僕が尊敬する山城さんを応援することは、沖縄に新らたな軍事基地を作らせないことにつながる。平和憲法を具体的に活かすことにつながる。

 6年前、山内徳信さんがやはり比例区で出た時、静岡県内で「山内得信さんを応援する会」を立ち上げた。今回も知人・友人たちと山城さんを応援する会を立ち上げたいと考えている。

 国政では選挙運動をほとんどやったことが無い。戸村一作さんと山内得信さんのときのみだ。日本の右傾化が進んでいる。安倍政権は参院選に勝利すれば、その危険な政策を具体化させるだろう。黙って何もしないのは、結果として彼らに手助けすることにつながる。

 

2013年1月 3日 (木)

2013年度僕の課題 続き

1月1日に今年の課題を列挙したが、静かに頭を整理すると、まだまだやるべき課題がある。

① 「静岡朝鮮学校・友の会」の会員を増やし、子どもたちへの支援を続ける。 昨年秋に友人たちと「友の会」を立ち上げたが、プレゼントできたのは本とサッカボールだけ。安倍政権が高校授業料無償化適用除外を決めただけに、同じ日本に住む住民としてささやかな支援の輪を広めていきたい。

② 袋井市核兵器廃絶平和都市宣言に基づく3回目のイベントへの取り組み。1回目は被曝ピアノ平和コンサート。2回目はピースボートで知り合った長崎の被爆者・増川さんのお話と、彼が制作した映像上映会。今年何をするか? 5月に「推進する会」の会合を開き、8月実施を目標に取り組みたい。

③ 借りている60坪の畑の管理。 作物の植え付けは張り切ってやるが、草の管理はいたってだらしない。いつも草ぼうぼう。所有者のおばさんから苦情をいただかないよう、除草に努めたい。しかし正直自信が無いが。。。。。。。。。。。。。。。。

④ 道楽山の管理。  掛川の道楽山の草刈りは、最低年3回やる必要がある。くずのつるがのさばらないよう、根っこに除草剤を垂らして枯らす作業は、3年先延ばしになっているので、今年はぜひ実行したい。植樹をするスペースはまだある。できれば100本ぐらい、色々な木を植えたい。

 考えればやるべきこと・努力すべきことがいっぱいある。4月の選挙結果次第で、さらに増える。少し頭が痛くなってきたが、一つ一つ、着実に課題に取り組んでいきたい。

2013年1月 2日 (水)

後援会を立ち上げた:リーフレット

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2013年1月 1日 (火)

2013年 新年のあいさつ 今年の課題

2013年 メールで新年のあいさつ

 

 新年明けましておめでとうございます。いつもメールで情報を送らせてもらっていますが、今年も宜しくお願いします。

 今年の課題は個人的にも政治社会的にも山ほどあります。生きている限り、お互いに課題があるのはありがたいことだと感謝し、元気に一つ一つ乗り越えていきましょう。               1月1日 竹野昇

  僕の今年の課題

 メールで上記のような挨拶を送ったが、さて僕自身の今年の課題を(自分の頭を整理し、気持ちを強くするために)、箇条書き風に列挙する。

① 憲法9条を守り、9条の理念を地域に定着させる。 安倍政権の憲法改悪を許さない市民運動の力を発展させる。今年5月3日憲法記念日袋井市民のつどいの講師は、東京新聞編集委員・半田滋さんに決定した。実行委員会、後援取り、1月から準備がスタートする。

② 脱原発・浜岡原発再稼働ストップ・永久停止・廃炉に向けて

 

 

 

 

「浜岡原発を考える袋井の会」を結成して1年。1月20日に総会がある。総会終了後、「原発放浪記」を出版された、川上武志さんの講演会もある。今年の運動方針を総会で議論し、地域に根差す着実な脱原発市民運動を作って行きたい。

③ 菅谷昭・松本市長講演会を成功させる。

2月9日、袋井市に松本市長をお招きし、「放射能被曝から身を守るためには:基礎知識とチェルノブイリ事故後の最新情報」と題してお話をしていただく。500人以上が入る中央公民館大ホールがいっぱいになるよう、ちらし・ポスターを色々な所に配布または個別ポスティングして、宣伝活動を4日から開始する。

④ 4月袋井市議選へのチャレンジ   市民運動や裁判闘争と並行して、市議選でも浜岡原発再稼働を認めない・永久停止・廃炉、脱原発社会の実現を訴えていきたい。

⑤ 第4次朝鮮通信使・日韓友情ウオーク静岡県内迎え入りの準備

5月に静岡県内入りするウオークの一行を温かく迎える、また各地でのイベントの準備を本格化させる必要がある。自分も一緒に歩けるよう、毎日のウオーキングも欠かさぬようにしたい。

⑥ 沖縄新基地建設を絶対にさせない運動とオスプレイ配備反対の取り組み。

5月中旬まではこちらでの活動が忙しく、沖縄に行くことができないが、余裕ができたら高江でのオスプレイパッド建設反対座り込みへの参加や、普天間基地ゲート前での抗議行動に参加したい。静岡県でもキャンプ富士でのオスプレイ訓練をさせない取り組みを作って行かなければならない。

⑦ 2年前、宮城・岩手県で地震津波で被害を受けた人たちへのボランティア活動に参加したが、昨年はピースボート地球一周や活動に忙しく、全く現地に行くことができなかった。名取市・岩沼市・石巻市・釜石市を再訪して、何かできることをしたい。

⑧ ブログの更新と充実。  ありがたいことに昨年5月から12月までにこのブログにアクセスしてくれた数が、5万7千800を越えた。今年もこまめに更新し、内容も読んでいただく価値があるものに努めたい。

 

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