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2013年4月

2013年4月30日 (火)

袋井市協働まちづくり事業 公開プレゼンテーション

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 4月28日、袋井市役所内で、平成25年度「袋井市協働まちづくり事業 公開プレゼンテーション」があり、浜岡原発を考える袋井の会も助成金30万円をもらっての事業提案をするために参加した。

 15団体、17件の事業申請があり、各団体持ち時間6分、審査員の質問2分のルールで、プレゼンテーションが行われた。

 写真一番上は「うぶごえ応援隊 HINA」による子育て環境の充実の事業提案の様子。次の2枚は、「ユースネットふくろい」による「よみがえれ袋井の彫刻プロジェクト」の説明の様子。高校生たちが市内の彫刻を清掃し、どこにどんな彫刻があるかを調べ、DVDにまとめて市内の学校に届ける、また彫刻めぐりのバスツアーも計画している。これはいいな、と思った。

 行政が全てできるわけがない。市民と協働でいろいろな事業をする、市民がやるのを行政が資金面や広報で協力するのがこの事業の趣旨である。

 平和事業でも2年前から助成金が出るようになったが、この事業が始まったのは平成19年ともらった冊子に書かれている。袋井市もなかなかいい事をやっている。これまで認識していなかった自分が恥ずかしい。

 さて僕は7番目に、「再生可能エネルギーで電力の地産地消社会の形成」と題する事業説明を行った。

『 福島原発事故により、原発に依存しないで安全・安心・クリーンなエネルギーで地域で電力を作ることは、今日的課題である。特に浜岡原発30キロ圏内の袋井市はなおさらである。これは災害時の防災対策にも役立つ。市民ファンドによる太陽光発電事業を考えている。

 今年はそのための学習段階として、専門家を3名呼び、3回の講演会を企画している。

7月 しずおか未来エネルギー社長・服部及利子さんの講演会。

11月 環境エネルギー政策研究所所長・飯田哲也さんの講演会

来年1月 未来バンク理事長・田中優さんの講演会

 著名な方を呼ぶ謝礼や宣伝費に多額の費用を要するので、助成事業に認定していただきたい』

 ざっとこのようなことを述べた。結果が出るのは5月中旬である。

2013年4月28日 (日)

選挙を総括するため後援会便りを書いた

選挙を振り返り、自分の気持ちを一新させ、新たな決意を固めるために、後援会便りを書いた。いつも印刷機を使わせてもらっているところがお休みなので、発行日は5月1日としてあるが、今日28日に書いた原稿をコピーする。

 

竹野昇後援会「竹ちゃん便り」2 213年5月1日発行

 

  【 お詫び 】

 

 選挙結果は皆様方の期待に添えないものとなり、心からお詫びを申し上げます。わが身の力量不足の結果と、申し訳ない思いでいっぱいです。

 

  【 反省点 】

 

 私にとって今回が初めての選挙でしたが、選挙というものを甘く見ていたと反省しています。12,000軒戸別訪問し、政策やプロフィールを書いたパンフレットを配布したのだから、なんとかなるだろうと甘い見通しを持っていました。

 

 また個人演説会を重視して、夕方6時には選挙カーでの運動を打ち切りました。しかし7回の個人演説会に出席いただいた総数は、わずか14名。全くの誤算でした。

 

  【 落選の根本的原因 】

 

 同じ町内から2名も立候補したのが、最大の敗北原因でした。組織や地域の支援を受けた他の候補者と異なり、私の場合大きなバックが無かったため、804票に終わりました。

 

 同じ町内から出た方は、20数年のベテラン議員であり市議会議長でもある方なので、地域の有力者たちは「このままでは票が割れる」「地域に長く貢献した人を落とすわけにはいかない」と、必死に票固めをしたようです。

 

  【 初心に帰り、市民運動で、選挙で主張したことの実現に向けて頑張ります! 】

 

 脱原発・浜岡原発永久停止(廃炉)は、裁判や市民運動の延長上に議会の中でも訴えていこうというのが、私が立候補した最も大きな理由です。

 

 初心に帰り、一市民として出来ることを一歩一歩着実にやって行こうと、決意を新たにしています。

 

 政策課題にあげました「太陽光など自然エネルギー地産地消の町に」向けて、428日市役所で行われた袋井市協働まちづくり事業公開プレゼンテーションで、「再生可能エネルギーで電力の地産地消社会の形成」と題する浜岡原発を考える袋井の会提案事業の説明を行いました。30万円の助成がもらえる市との協働事業に認定されるかどうかは、5月中旬に分かります。

 

 久能の市民病院を住民が使いやすい「総合健康福祉センター」にするため、住民参加のプロジェクトチームを立ち上げられるよう、現在取り組みを進めています。

 

 核兵器廃絶・平和を願う心を養う政策課題では、53日憲法記念日袋井市民のつどいを行います。同封のちらしを参照してください。

 

 核兵器廃絶袋井市平和都市宣言に基づく事業は、5月中に私が代表を務める「宣言を推進する会」を開いて、この夏何をやるかメンバーと相談したいと考えています。

 

  【 竹野昇後援会について 】

 

 入会カードが58枚届き、家族会員や役員を含め、現在会員数は138名です。4年後の選挙は全く白紙状態ですので、しばらく後援会は休眠状態となります。会報もこの2号をもってお休みにさせてもらいますが、袋井市政でこれは許せない! 問題にすべきだと、多くの人に訴える必要を感じたら、その都度発行して皆様がたにお届けする積りです。税金の使われ方で今後危惧していることがあります。

 

 なお、日常の私の社会参加活動や思い、政治・社会問題に関する考えなどは、ブログ「僕の平和への思い」に書き続けますので、インターネットをやっておられる方は見て下さい。「僕の平和への思い」と入力すれば読むことができます。

 

 今後も色々な分野で頑張る所存ですので、暖かく見守って下さい。

 

 428日記  竹野昇

 

 

 

2013年4月26日 (金)

日常に戻りつつある

残務整理がまだたくさんあるが、少しづつ元の日常生活に戻りつつある。昨日は早朝6時40分から、憲法記念日袋井市民のつどい実行委員会のメンバーと共に、5月3日市民の集いの街頭宣伝活動を行った。

 東京新聞編集兼論説委員・半田滋さんの講演会を成功させたい。昨年はピースボート世界一周旅行の関係で宣伝活動も当日出席もできなかった。今年も選挙の関係で宣伝活動が遅れたが、なんとか100名~150名の参加者を集めるために努力したいと思っている。

 ウオーキングも再開した。24日は実に120日ぶりに軽く1時間程度歩いた。今日は1時間半のウオーキング。5月11日から、第4次朝鮮通信使日韓友情ウオークのメンバーとして静岡県内を歩く。

 受け入れ体制の準備も早急に整える必要がある。2年前韓国内を歩いた時、行先ざきでとても歓迎していただいた。静岡県内でも温かくもてなしたいと思っている。

 昨日看板類を収納するため、妻と共に久しぶりに掛川の道楽山へ行ってきた。草が相当伸びている。5月に入ったら草刈り作業をやりたい。

 借りている畑の草も、雨と気温上昇でどんどん伸びてきた! きゅうりやなすび、ピーマン、トマト、ゴーヤなどを植えられるよう、除草して耕す必要がある。

 妻も1週間休みをもらったが、仕事に復帰した。そのぶん、僕は主夫業に戻った。このブログを書き続けることを含めて、やるべきことが山ほどある。ありがたいことだ。

2013年4月24日 (水)

新たな決意 選挙を終えて

市民運動でもやれる!

 落選から時間が立って、自分の心・気持ちが落ち着いてきた。正直がっかりしたが、よく考えれば、議員でなくても一市民として、自分が選挙で訴えたこと・主張・政策を実現することができる。議員のほうが影響力があり、やりやすいだけの問題であることにきずいた。

 市議選に出馬したのは、市民運動の延長線上だった。脱原発・浜岡原発永久停止(廃炉)を議会の中でも訴えるために立候補したのだった。おそらく袋井市議会が永久停止(廃炉)まで踏み込んだ決議をあげるのは当分無理でも、中部電力の再稼働申請も来年にずれこむだろう。時間は充分ある。

 選挙では残念ながら原発は争点にはならなかった。有権者は脱原発かどうかよりも、地元立候補者を選んだにすぎない。今回、浜岡原発を考える袋井の会から3名立候補し、2名落選したが、そのことでこれまでの運動ができなくなることは考えられない。市民の「浜岡原発再稼働反対。原発は危険だからできれば無くしてほしい」との感情は、全く変わっていないと思う。

 今月28日に、「袋井市協働まちづくり事業計画」の30万円助成金をもらうためのプレゼンテーション(事業計画説明会)がある。浜岡原発を考える袋井の会として、『再生可能エネルギーで電力の地産地消社会の形成』と題して、提案説明をすることになっている。

 僕たちの会では、7月にしずおか未来エネルギー社長・服部乃利子氏を、11月に環境エネルギー政策研究所所長・飯田哲也氏を、来年1月に未来バンク理事長・田中優氏の講演会を計画している。

 袋井の地で、原発に依存しないクリーンな電力を作るため、今年は専門家を招いて市民・事業者対象に学習会を開き、来年度から事業化することが目的である。

 事務局長として僕が6分間プレゼンテーションすることになっている。審査にパスすれば、30万の助成金がもらえるだけでなく、行政との協働事業になるから宣伝の協力や、講演会に関係の職員に来てもらったり、色々とやりやすくなる。

 今回の選挙で僕は「人・自然にやさしい市政を」、「住民参加の町づくり」も訴えた。住民参加の町づくりでは、すぐアクションを起こしたい具体的課題がある。

 現在の市民病院が掛川と統合し、5月にオープンする。現市民病院は聖隷袋井市民病院として存続するが、建物の3分の1ぐらいが空く。そこに平成27年度に社会福祉協議会と保険センターが入り、総合健康福祉センターとなる。

 個人演説会で僕はかなり具体的な構想を説明した。どのような総合健康福祉センターにするのか、住民参加で使い勝手の良いセンターにするため、検討部会を立ち上げたいと。

 磐田市の総合福祉センター(アイプラザ)を作る際、磐田西高校のボランティア部顧問として福祉関係者と交流があったので、たまたま僕が構想を練るためのワーキンググループの座長に任命された(鈴木望市長の時代)。

 1年後転勤で座長は別の人がやってくれたが、僕たちが使う側の視点からデザインした構想が現在のアイプラザにつながっている。袋井市でも行政だけでプランを練るのでなく、入る予定の社協・保険センター、入るべきだと考えるボランティア連絡協議会・障害者団体、そして公募で選ばれた一般市民が、行政と一緒に検討チームを作って、本当に市民にとり良い施設となるようにしたい。

 僕は昨年の段階で、検討チームを作りたいと社協の会長やボランティア連絡協議会の会長に伝えてある。議員の立場なら市長や関係の市職員に働きかけやすいが、社協の会長やボラ協の会長から働きかけてもらうよう要請する積りである。

2013年4月22日 (月)

落選

選挙は甘くなかった!!! 見事落選

 804票。これが僕を支持してくれた数(人)だった。 最下位当選の人は1,401票。600票も差がある。これでは当選できるわけがない。ちなみに僕は25人中23位。最下位は362票。トップ当選者は2,901票。有効投票総数は42,990だった。

 敗因は地元自治会(自分の住む町内会だけでなく、連合自治会)からの票が、期待したほど集まらなかった点にある。同じ町内から現職で議長をされておらる方が出馬され、やはり地域の人たちは長く議員をされている方のほうが安心感があると判断されたと思う。

 もうひとつの理由は、人々は国政もそうだったが政策や理念、脱原発で投票するわけではない。地域や組織・団体の支持が、大きくものを言う。

 考えてみればどこからも推薦や支持をもらわず、全く個人の選挙だった。選挙事務所に詰めたのも家族肉親と、ほんのわずかの支持者だけだった。町内会の人たちは現職に遠慮して、僕の応援を表だってできない状況だった。

 今日は応援してくれた人たちへのお礼の電話や看板撤去、残務整理に忙しく、ゆっくり考えるゆとりが無い。

2013年4月21日 (日)

選挙が終わった!

選挙が終わった! 結果が出るのは22日!

 4月14日から20日までの袋井市議会議員選挙が終了した。今日は投票日。妻と共に11時過ぎに投票所へ行ったが、自分に投票するのは初めての体験。なんだか気恥ずかしい気分だった。

 とにかく終わった! やるだけのことはやったつもり。後は結果を待つのみ。周りから事務所で結果を待ったらどうかと言われたが、深夜0時から1時に結果が判明する時間はぐっすりお休みタイム。果報は寝て待て。明日の朝、インターネットで選挙結果を調べるつもり。

 写真で選挙活動をレポートしようと思い、パソコンに読みこんだところ、選挙カーや選挙遊説の様子など肝心の選挙中の写真は1枚も入っていなかった! 友人が写真に収めてくれたが、僕のカメラには選挙前の事務所の様子と、後援会の集まりの様子しか入っていないことが判明。忙しくて自分のカメラで撮ることを忘れていた!

 

 下の写真は友人・知人から寄せられた激励文・応援メッセージ。

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本当はもっとたくさん応援メッセージが寄せられているが、こちらも全部撮るのを忘れている。事務所にはそのまま掲示してあるので、明日カメラに収めたい。

 下の写真は僕のポスター。

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 写真が決定的に少ない! 今日は疲れが残っているので、明日、結果と合わせて具体的な選挙活動レポートを書きたい。

2013年4月13日 (土)

明日から選挙

14日袋井市議会議員選挙が始まる。今その準備でおおわらわ。とてもグログを書いている余裕はありません!!!

 そんな訳で今日から20日までブログを休ませていただきます。投票日の21日から再開します。22日にはうれしい報告ができることを祈っています。

2013年4月11日 (木)

竹野昇後援会活動レポート 続き

いよいよ本番が迫ってきた

 1月5日からパンフレットを持って一軒一軒回る後援会活動をほぼ毎日続けてきたが、昨日10日で目標の12,000戸訪問を終えた。

 留守の家庭が多かったが、4分の1ぐらいは直接お会いして話をすることができた。会って話をすることができた方の反応は、まあまあ良かったと思う。

 インタホーンで用件を伝えただけの方や、留守でポストにパンフレットを入れただけの方は、どれだけ僕の政策やプロフィールを読んでくれたか分からない。

 今後は選挙運動で訴える他ない。そのための準備作業が最終段階になった。2000枚の公選はがきのあて名書き。個人演説会(毎日夜7か所でやる)の準備。電話かけの当番や名簿の準備。

 選挙カーからの訴えも大切だ。今日これから、うぐいすをやっていただく方の家を訪問して打ち合わせをする。

 選挙カーは午後届く予定。選挙事務所看板も届く。昨日参議院議員・山内徳信さんからは大きな檄文が届けられた。

 ピースボートの友人や他の友人からの応援メッセージもたくさん寄せられ、すでに事務所に掲示してある。今日写真に収め、ブログに掲載したいと思っている。

 色々やるべきことが多く、頭がパンクしそうだが、ここまできたら最後まで元気にやりおおせたい。

2013年4月 9日 (火)

町田市が防犯ブザー朝鮮学校配布除外を撤回

声を上げることがおかしいことを是正させた

 恐らく全国から、町田市教育委員会に「除外はおかしい、差別だ」と、抗議や是正を求める電話・ファックス・メール・手紙が殺到したと思われる。

 今朝の朝日新聞によると、8日教育委員会は除外撤回を決めたと報道されている。町田市教育委員会が正しい判断をしてくれたことに感謝したい。

 今回のことで、僕たちは声を上げることの大切さを確認した。世のなか、おかしいと思われることがたくさんある。新聞やテレビ、インターネットなどで、そうしたおかしいなと思われる情報に接っしても、実際には行動に移すことは少ない。僕もその一人。忙しさを理由に何もしない場合が多い。

 しかしこうして多くの人が声を上げることで是正につながった。これを教訓に、どうしてもこれは許せない問題では、多くの人々と共に声をあげていきたいと思う。

 高校授業料無償化適用除外も、本質的には同じ問題である。相手が政府という巨大な組織であるが、今回声を上げた人々の何千倍、何万倍もの声が集まれば、是正できるはずだ。

2013年4月 6日 (土)

おかしい事には「おかしい」と声を上げよう 朝鮮学校防犯ブザー配布除外

これはおかしい! 間違っている!

 昨日(5日)朝日新聞朝刊で、東京都町田市教育委員会が例年新入生対象に防犯ブザーを配布しているのを今年朝鮮学校だけ配布を除外したことが報道された。理由は「政治情勢から市民の理解が得られない。今年はまずい」と判断したと報じられている。

 緊張する朝鮮半島情勢と子どもたちへの防犯ブザー配布中止とどのような関係があるのだろうか? 子どもたち、いや日本に住む在日朝鮮人全てにとり、北朝鮮の政治・体制・軍事問題は彼ら彼女らに何の関係も責任もない。

 高校授業料無償化適用除外に続き、今度は小学一年生に対しての差別に、驚きと怒り、日本人として恥ずかしい気持ち、「これはおかしい! 間違っている!」と、心の底からの感情がこみ上がる。

おかしい事には率直に声を上げよう

 新聞を読んでNTTに電話番号を聞いて、町田市教育委員会に抗議の電話した。担当者によると、同様な電話がたくさん寄せられているとのこと。

 配布差別がなくなるまで、全国から「これはおかしい」と電話・ファックスを集中しよう。

町田市教育委員会総務課

 

 電話 042-724-2172

 

 ファックス 050-3161-7906

2013年4月 4日 (木)

シルバー人材センターと僕の考えているボランティア活用の違い

 シルバー人材センターも退職はしたがまだまだ働ける元気な人の受け皿である。これはこれで社会・地域に根付いており、まだまだ発展する可能性がある。

 僕が考えている65歳から75歳(元気な人なら80歳前後まで可能)の年金生活者(退職者)の活用は、原則無償ボランティアである。シルバー人材センターに登録して作業する人は、その仕事に応じて日当(お金)をもらう。この点が大きく異なっている。

無償ボランティアを制度化させるために乗り越えるべき課題

 行政が中心になって呼び掛ければ、タダで人を使うとの批判が必ず出る。分かりやすい例をいくつかあげよう。高齢者の自宅の草取り。シルバーに頼めば有料。地域のボランティアなら無料。

 買い物サービスもタクシーを使えば有料。行政がタクシー券を発行するのも税金というお金がかかる。地域のボランテイアにお願いすれば無料。病院に行くのも同じ。タクシーなら有料。地域ボランティアなら無料。

 学校や放課後児童クラブでの教育支援も、制度的な支援スタッフと位置付けた場合、通常は有償である。子育て支援センターのスタッフも有償であるが、僕の考える子育てサロンスタッフは無償である。

 行政が地域住民にやれと言えば、「タダで人を使うのか」と、批判と反発が出るのは当然である。安上がりの教育・福祉行政と、協力が得られないだろう。

市民・地域住民がこのような街に、地域にしたい、と自ら発案し、知恵をしぼり、具体化させる

 ボランティアの本質は、自ら進んでやることに尽きる。他人に強制されて(やらないと居心地が悪い雰囲気を作って人を駆り出すことがままある)やるのは、ボランティアとは言えない。

 やっていて楽しい、うれしい、面白い、無償だからこそ誇りが感じられる、生きがいを感じられる。人とのつながりが広がり、自分の人生が豊かになる。元気がもらえる。生活に張り合いがある。やることが負担・苦痛にならない。

 これがボランティア活動の原点だと思う。そのためには、市民・地域住民が超高齢化社会に対応するにはどうすればよいのかを、自ら考え、話し合い、プランを練っていくのが肝心である。

 その話し合いに行政も参加し、一緒に考え、具体化するのがベストだと思う。地方議員はそのかけ橋の位置にある。

2013年4月 2日 (火)

超高齢化社会への対応 ボランティアの活用 続き

高齢者の見守りにボランティア活用の制度化

 実はこれは僕の政策課題の一つである。ちょこっとお手伝いは多様なお手伝いだが、これは高齢者の見守り(必要に応じてお手伝いもする)に特化したボランティアの制度化である。

 具体的には、自治会(町内会)単位の「高齢者見守りボランティア隊」を組織化する。制度化としたのは、その組織は行政に登録される。

 町内の一人暮らしの高齢者や夫婦でも体が弱り見守りが必要な家庭を、ボランティアが週に何回か訪問して「お元気ですか」「何か困ったことはありませんか」と声をかける。世間話もする。

 電球が切れたが自分ではつけられないと困っている場合はつけてあげたり、足腰が弱り郵便物の投函ができない方には帰りに投函してあげたり、必要に応じてお手伝いもする。

 この見守りボランティア制度化の狙い(意義)はいろいろある。 ① 高齢者の孤立を防ぐ。

② 地域の人たちが見守ってくれるという安心感を与える。 ③ 他者と会話することで刺激

を与えて、認知症予防につなげる。 ④ 遠くに住む子どもや親せきは頻繁な見守りが物理

的に困難だが、同じ町内のボランティアなら週に数回なら負担が少ない。 ⑤ 孤立死や、オ

レオレ詐欺など犯罪防止に役立つ。 ⑥ 老人ホームに入らなくても、自立して地域で生活で

きる。 ⑦ お金が全くかからない。 ⑧ 地域の元気な者が高齢者を温かく見守り、自分たち

も80歳以上に達して見守りが必要になれば、地域の元気な者にそうしてもらう。循環のサイ

クルである。 ⑨ 定年退職者のちょっとした生きがい・生活の張りも生み出す。 ⑩ 福祉財

源がますます苦しくなるが、袋井市全体で取り組めば(日本全体ならなおさら)、財政負担なしでも高齢者福祉の一部をまかなうことが可能になる。

2013年4月 1日 (月)

10万829のアクセスに驚きと感謝

11か月でブログへのアクセスが10万を越えた! ありがとうございます

 昨年5月ピースボートによる地球一周の船旅から戻り、新しくブログを始めて今日4月1日で11カ月弱。10万829件のアクセスに驚きと感謝です。

 知人やネットで知り合った人にこちらから情報を送り、読んでくださいとメールを送ったりしているが、恐らく大半は僕の知らない方だ。どのような人が僕のブログを読んでいて下さるのだろうか?

 書く側として、多くの方に読んでいただくのは正直うれしい! 今後も色々な情報・僕なりの考え・活動報告などを書き続けたいと思っている。今日は選挙事務所が使える初日。先ず掃除、水道・電話の開設、6日の事務所開きの準備に汗を流したい。

 高齢化社会に対応するボランティアの活用の続きは明日書きます。

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