木を植える男ーー道楽山に植林
植林は夢がある、されど作業は楽じゃない
掛川の道楽山に植林の準備作業をしている。まずは伸びた草を刈り取る作業から始まるが、この作業は6月上旬に終えてある。下の写真は刈り取った後の状態。


草を刈り取ってもこの時期は直ぐ伸びてくる。特に”くず”の蔓が厄介である。ぐんぐん伸びて、木にまきつき、樹木の生長を阻害する。草刈り機にからみ、作業が困難になる。くずはくず布や葛湯の原料になったり、それなりに存在価値があるが、僕の山では単なる厄介者。そこで除草剤を根っこに垂らして、枯らすことにした。

白い容器が除草剤。勢いよく伸びているのが”くず”。1週間前からカマで蔓を刈り取り、根っこに除草剤の液を垂らす作業をしている。僕はこれまで除草剤を一度も使ったことがないが、くずを退治するにはこれしかないと地元の人に教えてもらい、心を鬼にしてこの作業をしている。蔓がたくさんあるのでまだ作業は完了していない。

上の穴は木を植えるために掘った穴。土が硬く、泥岩が出てくる。このままでは樹木がすくすく成長できる土壌ではないので、栄養分がある柔らかい土を入れてあげる。写真は昨日、土を入れた状態の穴。

腐葉土・乾燥牛フン・乾燥鶏フン・灰と元からの山の土を混ぜ合わせたのが黒々とした土。昨日でこの土を入れる作業は完了した。
今注文してある植える予定の樹木は、かし・たぶ・しいの木、それぞれ22本、計66本。66本にしたのは今年66歳になったから。
かし、たぶ、しいの木は横浜国立大学名誉教授の宮脇先生が、日本の森作りには最適と推奨している樹木である。根っこが地中深くに張り、山崩れがしない。常緑樹なので地球温暖化防止に役立つ。落ちた葉っぱは水を蓄える。成長が比較的早い。
津波対策の森の防潮堤にこれらの木を植えることも、宮脇先生は提唱されている。静岡県でも取り組むよう、行政に働きかけたいと思っている。
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