福島へ行こう 福島ツアーレポートその1
宿泊客がたった一人
7月21日から27日まで福島県に旅してきた。順序に関係なく一番印象に残ったことを中心に何回かに分けてレポートしたい。
大きなタイトルを「福島に行こう」としたのには訳がある。観光客が戻ってきていない! 僕が泊った宿2軒は客が僕一人だった!
初日21日は、福島市郊外高湯温泉入口にある「ユースゲストハウス ATOMA]に宿泊した。

数年前に建てたばかりのすごくきれいなユース。福島市街を展望でき、満足度日本一の高湯温泉の入口に位置している。

上の写真はユースのベランダから翌日の朝撮影した。手前は桃と梨の果樹園。朝日が昇る方向は太平洋。かすかにかすむ山並みの手前は福島市街。
夏休みに入った最初の日曜日なのに、驚いたことに客は僕一人! 清潔な食堂でいただいた朝夕の食事はとてもおいしかった。本当に主人には申し訳ない気持ちにさせられる。
ユースのノ-トを見ると、今年1月から7月までノートに書きこんだ人は極端に少ない。面倒で書かない人もいるだろうが、主人に聞いたところ、「このユースは自然観察・自然との触れ合いが目玉。原発事故の影響でその目玉が傷つき、客がばったり少なくなった。」との事であった。
「ユースの敷地は除染され線量は高くないが、山や川の堤防など線量がまだ高い所もあり、親は子どもを連れて遊び(宿泊)に来てくれなくなった。」
東京電力には損害補償をしてもらっているようだが、先行きが見えない不安と怒りを抱えておられるようだった。
22日は裏磐梯・五色沼の民宿「高原の宿」に宿泊。ここも僕一人だった! 23,24日は「会津の里ユースホステル」にお世話になったが、ここは両日とも客は2人。25日は郡山市郊外・磐梯熱海温泉の「朝香荘」に宿泊。教職員の共済組合が経営する立派なホテル(一泊2食で11,700円)だったが、客は6人。26日は「いわき新舞子ハイツ」(温泉)。正確な数字ではないが、客は6~7人ぐらいだった。
「八重の桜」ブームでもっと観光客が戻っているだろうと想像したが、現実は厳しい実態が続いている。これでは福島県の観光産業の復興はおぼつかない。
福島に思いを寄せる人は是非福島に行って欲しい! 温泉がいたるところにあり、秋になれば紅葉がきれいになる。会津をはじめ見るべき所も多い。そして食べ物がおいしい!
僕が今回の旅行で一番感じたのは、「みんなで福島へ行こう」である。
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