やっと掲載された投書 世界遺産の富士を撃つな

6月末に中日新聞社に送った投書が、やっと昨日12日に掲載された。無視されたのかな、とあきらめていただけにうれしい。
上の写真の地図の部分は、富士山世界遺産登録決定を大きく知らせる『県民だより』7月号。黄土色の土地は「保全管理区域」ー資産及び緩衝地帯の外側に設定した、自主的な管理に努める区域。茶色の部分は構成資産(山中湖)。
その右側の白い区域は御殿場市と小山町。米軍のキャンプ富士や自衛隊東富士演習場が「保全管理区域」から意図的に除外されているのではと思い、県世界遺産推進課(電話 054-221-3746 )に問い合わせた。
担当職員によると、キャンプ富士及び東富士演習場は「保全管理区域」に含まれているとのこと。
職員と僕とのやりとり。 竹「米海兵隊が政界遺産となった富士山に大砲を撃ったり、自衛隊が総合火力訓練をするのを放置すれば、世界遺産取り消しの心配があるのでは?」
職員「演習場は開発が規制されるから自然が保護されると考えています」
竹「今年夏にはオスプレイが12機追加配備され、キャンプ富士を拠点にした訓練もやがて始まる。宗教的文化価値を認められて世界遺産となった霊峰・富士山に向かって実弾射撃訓練や大砲をじゃかすかぶち込み、さらにオスプレイが来ることを、世界の人々が知ったら驚くだろう。日本はそんなことを許しているのかと。今日、そのことを訴える私の投書が中日新聞に掲載されました。読んでください。今後県として、軍事演習見直しに向けて検討してもらいたい。」
職員「はい、分かりました。」
山梨県側には北富士演習場がある。ここが「保全管理区域」に含まれているかどうか、聞きそびれた。後日山梨県庁に電話して問い合わせしたいと思っている。
憲法9条を愛する皆さま。富士山を誇りに思っておられる皆様。どうか様々な方法で、軍事演習を止めさせるアクションを起こして下さい。知事及び富士山周辺自治体首長への手紙、ファックス、メール。お子さんからの手紙やはがきも効果的だと思います。
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