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2013年9月 2日 (月)

シリア攻撃の是非を議会の判断にゆだねたオバマ大統領

民主主義社会ではあたりまえの判断

 アメリカのオバマ大統領が、シリア軍事攻撃是非の判断を議会に求めると発表した。民主主義社会では当然である。歓迎したい。

 これでイギリス、アメリカ、そしてフランスも軍事介入の是非を議会に求めることとなった。イギリスではすでに攻撃反対が賛成を上回り、結論が出ている。アメリカも国内世論は反対が多いから、おそらく介入反対が賛成を上回るだろう。たぶんフランスも。

 ひるがえって日本はどうだろう? 安倍政権はオバマ大統領が最終判断をする前から、もし攻撃に踏み切ったたら支持する準備をしていた。イラク攻撃、アフガニスタン攻撃のときもそうだった。議会に諮ることなく、勝手に支持表明し、対外的には日本全体の意思として軍事攻撃に賛成した。

 イラク戦争は間違った情報で開戦、その結果イラクはめちゃくちゃになってしまったが、自衛隊をイラクに派兵してまでアメリカを支えたその責任・支持したことが正しかったかどうかの検証は、いまだ日本の国会では行われていない。

 民主主義不在。自ら判断することなく、すべてアメリカ支持。情けないかぎりである。そして選挙ではそうした政治判断ができないやからを選ぶ。

 残念ながら一人ひとりの市民が、自らの政治判断を持っていないから、このような情けない結果となる。政治への無関心、それを助長するマスコミ、政治・社会問題に触れない学校教育が、民主主義の成熟を妨げてきた。

 シリアへの軍事攻撃があるかどうかの最終結論はまだ出ていないが、アメリカ・フランス議会がNOと結論すれば、民主主義の勝利といえよう。多くの日本人も、議会や民主主義について考えるきっかけになる。

 国連調査団が化学兵器を使ったかどうかの結論を出すのは3週間ぐらいかかると報道されている。それを待って、じっくり考えた方がよい。国連の報告が出る前に軍事攻撃に踏み切るのは、国連無視である。

 

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