静岡県知事の暴走をいさめるためにーー校長名公表は独裁政治
川勝知事の言っていることは、知事独裁政治につながる
あまりのおかしさに耐えかねて、下記の文章を作成し、静岡新聞に投稿した。採用されるように表現はおさえてある。
知事は何でもできるわけではない。校長名を公表するかどうかは、県教育委員会の権限であって、知事にはない。反対している教委にやらせるのは独裁。民主主義に反する。
知事の権限は?
全国最下位だった小学校国語Aの成績に激怒し、川勝知事が暴走している。県教育委員会が下位校の校長名を公表しないよう知事に要望したにもかかわらず、データの受け取りを拒否し、「秘密情報は教育にはあってはならない」とあくまでも校長名の公表をすると言い張っている。
全国学力テストは学校名を公表しないことを前提に行われている。それは文科省の方針であるし、全国の教育委員会の一致した方針でもある。公表は教育を歪めるからである。成績のデータを公表しないことは、教育情報を秘密にすることではない。
校長名を公表するのは知事による“いじめ”“おどし”である。現場は委縮し、ただひたすら成績アップのため、ゆがんだ点とり競争に陥るだろう。
子どもたちへの悪影響も考慮すべきだ。「お前のせいで、平均点が低くなった」と、成績が振るわない子への差別いじめに発展しかねない。
上記のことも考慮し教育委員会が反対しているのに、校長名公表をせまる知事の権限について考える。知事の意見表明は自由だが、教委に公表を強要するのは独裁政治である。川勝氏に投票した私達有権者は、知事にそのような権限を与えていない。
« 特定秘密保全法案に反対しよう | トップページ | 只今日本の原発は全て停止中 何も困らない現実 »
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 議員としての課題 2019年(2019.01.03)
- 袋井市議会一般質問レポート その2(2018.06.23)
- 袋井市議会一般質問レポート その1(2018.06.19)
- 地域公共交通の在り方を考える 議員としての調査活動(2018.06.07)
- 議員として(2018.05.24)
コメント