ジェームス三木さんが来年袋井市で講演
尊敬するジェームス三木さん
僕はジェームス三木さんの講演は聞いたことはないが、映画やテレビ、演劇を通じて、彼の作品に多数接している。最近では映画「渡されたバトン さよなら原発 」を3日前に観た。
新潟県巻町で実際に行われた住民投票で原発建設を阻止した実話をベースに、ジェームス三木さんが脚本を書き上げた映画である。
過疎化が進む町が原発建設計画で、何十億円もの協力金や補償金で欲と利害でうごめく人間像、原発の危険性を訴え家族や地域の人々を変えていく反対派の人間像が実にリアルに描かれている。
映画の中で三木さんが一番観客に訴えたいのは、「命のバトン」「渡されたバトン」だと思う。映画を見るまでは、「渡されたバトン」という言葉が何故この映画名になっているのか分からなかった。
過疎であっても農業や漁業で命を育むことを可能にしてくれている海や田んぼ・畑。先祖から受け継ぎバトンされた命を育む自然を、そのまま子や孫、自然界の生き物に渡すのが人間の義務。一時的な金銭と欲で、決して汚染された環境をバトンしてはならないと教えてくれている。
福島の状況をみれば、この映画が現在の日本のあるべき姿を示唆していると思う。多くの人に観てもらいたい。
演劇でジェームス三木さんにほれ込んだのは、わらび座のミュージカル「つばめ」を通じて。秀吉の朝鮮侵略で日本に拉致され夫と引き離されたチェビ(つばめ)の悲劇を感動的な舞台に作りあげた作品だ。
秋田県のわらび座の本拠でこの「つばめ」を観劇し、これは是非多くの人に観てもらいたいと、11年前浜松・静岡・三島での「つばめ」公演を企画した。生まれて初めての演劇公演主催で大変な思いをしたが(うつ病寸前まで疲れ果てた)、観ていただいた方に大満足してもらった。
来年5月3日憲法記念日袋井市民のつどいに、講演していただくことに決定
恐る恐る三木事務所にメールで講演依頼の手紙を送ったところ、数日後いいですよとの返事をいただいた。来年で28回目の憲法記念日袋井市民のつどいとなるが、月見の里うさぎホールが満員となるよう、また袋井市長の挨拶が実現できるよう、多くの人たちの協力を仰ぎながら今から周到な準備を進めていきたい。
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「先祖から受け継ぎバトンされた命を育む自然を、そのまま子や孫、自然界の生き物に渡すのが人間の義務。一時的な金銭と欲で、決して汚染された環境をバトンしてはならないと教えてくれている」すると舗装道路や工場や宅地もいけなさそうです。良くご利用の公民館も、お住まいも。相手を非難するためなら何でも使うけど、それが自分の首を絞めることになると想像もしていない能天気さ。これを馬×丸出しと言う。
投稿: 港町のロンパリ | 2014年8月25日 (月) 15時59分