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我が家のペット猫「まう」ちゃん、天寿を全う、天国へ
娘が大学を卒業する時、倉敷から連れ帰った猫「まう」ちゃんが、昨日早朝、眠るように天国へ旅立った。約19年我が家のペットとして、特に妻と娘から可愛がられた猫だった。人間の年齢では90~100歳になるだろう。
写真を挿入しようと試みたが、サイズの関係でうまくいかないのが残念。毛並みがビロードのように柔らかく、顔も美人だった。
正月ごろから老衰で見るからに痩せてきて、お別れが近いと覚悟していたが、ついに永遠の別れとなった。
袋井市山梨に、ペットを弔ってくれるお寺がある。昨日午後、妻・娘それに僕と3人で、お坊さんに弔ってもらいに行ってきた。
19年も連れ添ってきたので、いなくなるとぽっかり穴が空いたようで寂しい。特に妻は寝るのがいつも一緒だったし、さしみや鶏肉など好物をあげたり、亭主以上に大切にしてきたので、我が子を失ったようだ。
これで一番多いときには5匹もいた猫が、今は1匹となってしまった。「ハロ」ちゃん。写真のサイズを縮小して、いつか「まう」ちゃん、「ハロ」ちゃんの写真をアップしたい。
山本太郎講演会の準備に忙しく、26日の渡辺先生の講演会報告が遅くなってしまった。難しい内容をパワーポイントを使用して分かりやすく話してくれたが、正直まとめるのは容易ではない。
ノートにメモし、僕の記憶に残っていることのみ、レポートしたい。従ってこれは講演内容のごく一部である。講演のレジメと関係なく、番号をつけてメモ風のレポートになる。
1. 東京電力に税金が投入されているが、我々の税金が東電救済のために使われ、東電が政府に返済する際、その財源は電気代。1兆円税金を投入することは、1円電気代が上がることを覚えておく必要がある。
2. 中部電力は浜岡に原発を作る際、当初1・2号炉のみを考えていた。地盤が悪いから、それ以降は三重県あるいは和歌山県南部を予定していた。しかし三重和歌山の地元の反対で、本来原発を立てられない所に3・4・5号炉と作って行った。中電の技術者はここが地震に弱いということを知っているはずである。私は1・2号炉の設計を担当した。
(この話を聞いて、1月18日ルポライター高杉さんと浜岡原発の地元である佐倉のAさん方を訪問したことを思い出した。Aさんは1・2号炉の話しを中電が地元に持ってきたとき、地盤の関係でこれ以上作らないから認めてくれと中電が言っていたと証言してくれた。)
3. 旧浜岡町から現在の御前崎市にいたるまで、中電が出した金の総額が1,400億円! 原発の敷地内に使用済み核燃料がたくさん残り、原子炉を解体すれば大量の核廃棄物が出るが、その処分場を外に求めるのは不可能だろう。
私は山梨県に住んでいるが、山梨県の住民は1銭ももらっていない。核廃棄物処分で協力してくれと言われても、住民感情が許さないだろう。それだけの金をもらってきたのだから、地元が受け入れるのは当然ということになるだろう。
4. 原発からは微量であるが放射能が漏れている。またこれまでの核保有国による核実験で自然界は放射能に汚染されている。放射性物質は細胞を破壊し、遺伝子を傷つける。
少子化が問題となっているが、今の若い男性の精子は、私の世代の20代と比べて精子が約半分である。
30年前、沖縄県でアメリカ海兵隊がウリミバエの大量発生に困り、放射性物質を使って絶滅させたことがあった。放射能は種を絶滅させる力を持っている。
5. 原発は止まっていても、核燃料は崩壊熱を出し続ける。福島原発の溶けて何処にあるのか未だにわからない燃料からも。ロボットで調査を試みているが、その崩壊熱でロボットのレンヅがやられ(ブラウニング現象)、メルトダウンした燃料の調査は成功していない。
6. 電力会社・政府は、原発事故によるガンのリスクは極めて少ないと主張するが、ウソである。データを使って説明してくれたが、細かいことは面倒なので省略。子どもは特に心配である。
7. 東電は各原発にそれぞれ1,000人の技術者を持っている。福島原発では線量が高く、1年働いたら基準値を超えて働けなくなる。柏崎原発などから専門家を回せばよいが、東電はやらない。それは今後の再稼働のため、技術者を温存するためである。
福島原発では原発の専門家が極めて少なくなり、素人が収束活動を担っている。だからボロボロと汚染水漏れが生じている。
8. 浜岡1,2,3,4号炉や今回事故を起こした福島原発は、マークⅠと言われる原子炉である。マークⅠ型は、複雑な構造で形もたこのようになっている。それは原子炉の真下に水を置かないため。事故が起き、水と核燃料棒が接触すると、水蒸気爆発が起きる。福島ではそれでも実際に水蒸気爆発が起きた。
浜岡の5号炉はマークⅢ型。原子炉の真下に水がある。しかも5号機の地盤は極めて地震に弱い。東海大地震が30年以内に高い確率で起きると言われている。
浜岡原発から30キロ圏内に東名・新幹線がある。日本の大動脈である。風は通常西から。事故が起きれば首都圏や日本の大動脈が壊滅状態になる。
だから管元首相は浜岡を止めた。
9. 福島では地震により送電線が倒れて、電源喪失になった。津波ではない! 原発は揺れには強いが、断層がズレて起きる上下動の揺れには弱い。
10.ドイツは2020年に原発ゼロを決めたが、脱原発によるコスト負担は現代人が担い、後世の世代には負の遺産(放射性廃棄物・事故リスク)を残さないとの、倫理感がその決断の背景にある。
11. 浜岡原発永久停止の意義は大きい。 廃炉技術を確立し、日本が世界に貢献できる。雇用の面からも言える。地元は脱原発で雇用が失われると心配するが、それは違う。1000人の雇用が4000人に増える。
廃炉交付金を考えている。今でも私たちは電気料金から原発推進・維持のための金を取られている。混みになっているから、だれも痛みを感じていないが。だったら、原発ゼロでその金を廃炉交付金に回せばよい。原発立地自治体が急に財源が無くならないようにする手当である。
浜岡1,2号炉はすでに廃炉と決まっている。日本には54基の原発がある。世界には400基。優秀な廃炉技術者を育成し、日本が廃炉で世界に貢献するチャンスである。
質疑の中で記憶に残っていること。
イ) 燃料棒はプールから取りだし、地上でキャスクに入れ、乾式保管したほうが安全である。日本には地下に処分場は作れない。浜岡原発には50メートルの高台があり、そこに乾式保管すれば津波の心配もない。
ロ) ベントすれば大丈夫と電力会社は言うが、たとえフィルターがついていても大気中に大量の放射性物質が放出される。フィルター で10分の1となると電力会社が言うがそうではない。(黒板に数式を書いて説明。10の15乗の放射能が10の14乗になるだけ!)
約2時間を越える渡辺先生の熱弁に参加者は納得! 脱原発・浜岡原発を絶対に再稼働させない・永久停止にさせる決意を新たにした。
第3回浜岡原発を考える袋井の会総会
今日1月26日、僕たちの会は第3回総会を袋井市南公民館で開いた。
僕が13年度活動計画・14年度活動計画案を説明。下は承認された今年の活動計画と昨年度の報告。
浜岡原発を考える袋井の会 第3回総会議案 2014年1月26日
1 代表挨拶
第1号議案 2013年度活動報告
1月20日 第二回総会と「原発放浪記』著者川上武志氏の講演会
2月9日 菅谷昭・松本市長講演会 204名参加
2月14日 市に原発災害防災計画の申し入れ
2月24日 第2回UPZ圏内市民交流会
4月 市議選立候補者への原発アンケート
4月 会報6号発行
5月15日 第1回全県反・脱原発市民団体交流会
6月30日 会員相互の親睦のための茶話会
7月 28日第3回UPZ圏内市民交流会
7月 会報7号発行
8月4日 しずおか未来エネルギー社天野常務を迎えて、市民ファンド活用で
太陽光発電について学習会
9月4日 原発災害防災計画について、市防災課との話し合い
9月5~10日 飯館村写真展を市役所市民ギャラリーで開催
10月13日 原発ゼロ統一行動IN静岡の集会とパレードに参加
10月20日 「浜松東北交流館」と共に、ふらっと祭で福島・東北の
物産販売
11月23日 ひまわり集会に参加
11月30日 「浜松東北交流館」代表・佐藤大さんとの交流会(茶話会)
12月7日 第4回UPZ圏内市民交流会 袋井が当番
12月 会報8号発行
12月23日 第2回全県反・脱原発市民団体交流会
第2号議案 2013年度会計報告(別紙)
第3号議案 2014年度役員
口頭提案
第4号議案 2014年度活動計画案
1 放射能測定 市内 月1回
2 原発災害防災計画を市に聞きに行き、意見交換 3月
3 福島原発災害視察ツアー 7か9月2泊3日(3連休のとき)
4 月1回の袋井駅前第一金曜アクション 17:30~18:00
5 市長・議員と浜岡原発に関しての話し合い
6 会員相互の親睦・認識共有のため茶話会 6月、11月ごろ
7 勉強会・講演会 夏以降
8 福島復興支援・物産展(ふらっと祭) 10月
9 市内の太陽光発電の状況を調査し、市にさらなる普及を促す
10 会のホームページ立ち上げ検討 フェイスブックの活用
11 原発31キロ圏内市民交流会と連携して、中部電力との話し合い
12 上記交流会や全県交流会と連携し、浜岡原発再稼働を許さないための
統一行動や対県・中電への働きかけに積極的に参加
13 会報年4回発行
14 会員拡大と財政の確立
15 会の活動を市民の多くに知ってもらうため、宣伝活動に力を入れる
決めたことは着実に実行していきたいと思っている。この後午後2時から質疑を入れて4時15分まで渡辺敦夫・元沼津高専特任教授の講演会。
参加者は会場いっぱいの70名。パワーポイントを使った、専門的ではあるが分かりやすく説得力あるお話に、皆熱心に耳を傾けた。
メールの添付で送られてきたレジメをコピーしようとしたが、やはり僕の技術ではうまくいかなかった。とほほ。。。。。。。。。。。。。
今日は疲れているので、講演の内容を詳しくレポートする余裕が無い。明日、まとめたいと思っている。
政府の強権に対抗するには、直接民主主義に基ずく非暴力抵抗闘争(体を張っての座り込み)しかないのでは
政府は辺野古埋め立て=工事着工に向けて、名護・沖縄の民意を全く無視して、どんどん作業を進めている。
これに対抗するには、代議製民主主義のみに頼る運動では限界がある。例えば沖縄県知事や自民党沖縄国会議員。選挙では、県外・国外移設と言いながら、結局辺野古埋め立て=新基地建設を容認。
選んだ知事や議員(時には市長も)が有権者を裏切るなら、有権者=市民はどうすればよいのだろうか。
直接民主主義に基づく、非暴力抵抗闘争(現場での座り込み)しか道が無いのではと思う。
沖縄タイムスが、米軍の基地拡張・危険な演習などを住民が体を張って阻止・勝利した過去の経験を、連載で報道している。米軍支配下にあっても、議会や議員の援助が無くても、沖縄の住民は命がけで闘ってきた歴史を持っている。
日米両政府が最も恐れるのは、この抵抗闘争である。我々は決して暴力は使わない! しかし、工事を強行するなら、黙って認めるわけにはいかない! 工事車両や作業員が入れないよう、団結してその現場に座り込む、時には洋上で阻止する。
これは多数の民意を表す(実現する)直接民主主義である。憲法で保障された抵抗権である。
現に辺野古では数年前に海上やぐら闘争に勝利している。高江でも粘り強くヘリパッド建設阻止の闘いが続いている。
歴史をひも解けば、日本だけでなく世界中で住民のこうした闘いで勝利した例がいくらでもある。
今、心ある多くの人が、今年にも始まる埋め立てのための調査をさせないため、決意を固める時が来た!
日本の人口1億2000万人中、一体何人がジュゴンの住む辺野古の海を埋め立て、米軍のための軍事基地(全て日本の税金で)建設を望んでいるだろうか?
確かに自民・公明・日本維新・みんなの党の候補者を国会議員に選らんだのは国民であるが、全権委任したわけではない。集団的自衛権の行使・憲法改悪・辺野古新基地建設に賛成だから、選んだわけでは決してない。
まして上記の保守政党を支持しない僕らは、議会制民主主義が機能しないなら、直接民主主義に訴えるほかない。
原発ではデモや集会、金曜行動などがそうだ。辺野古埋め立て阻止では、現場の闘いが一番重要である。東京でいくらデモや集会をやっても、政府は痛くも痒くもない。
2月下旬から3月にかけて沖縄ツアーを計画している。静岡県からできるだけたくさんの人が、非暴力抵抗闘争に参加できるよう、その準備と位置付けている。
昨日は静岡新聞に下記の投稿をした。まだ掲載されたかどうかは確認していない。
投稿 「名護市民の民意を大切に」
普天間基地の辺野古移設・新基地建設の是非が最大の争点だった名護市長選で、市民は4,100票以上の差で移設反対の稲嶺さんを選んだ。
金より未来の子供たちに豊かな自然・安心して住める環境を選択した名護市民に敬意を表したい。
日米政府は、この住民の選択を尊重すべきだと思う。仲井真知事が埋め立てを承認したが、それは沖縄県民総体の民意ではない。県議会では知事辞任を求める決議が採択され、その動きは地方自治体にも広がっている。
従来アメリカ軍は住民に歓迎されない所に基地を置かないとの立場をとってきた。まさに辺野古新基地は歓迎されていないのが選挙により明らかになった。
日本と米国が真の民主主義国家であるなら、県外・国外移設を真剣に検討すべきだと思う。また普天間基地は移設先が決まらなくても、閉鎖・撤去する勇気ある決断を日米政府に求める。
米国議会の有力者や軍事専門家から海兵隊の役割を見直すべきだと言う意見が出ていることも考慮すべきだ。
下は中日新聞に送った投稿。
投稿 名護市長選結果に思う
政府は名護市民の選択を尊重すべき
稲嶺進 19、839票。末松 15,684票。 4,155票の差で、新基地建設反対の稲嶺さんが名護市長に再選された。
500億円の名護振興策?、基地再編交付金などアメの幻想、自民党の大物や仲井真知事の応援演説(6日間)、地元企業による従業員への締め付けなどを跳ね返し、名護市民が下した決断による選択を、政府は尊重すべきだと思う。
原発立地自治体もそうだが、金と利権が絡む当該自治体の選挙は、本当に難しい。国や県知事に反旗をひるがえす選択は勇気がいる。そのような中で、名護市民は自然環境・平和を守る決断をした。
何回か辺野古を訪れたことがあるが、本当に辺野古の海は美しい。この素晴らしい自然は、名護市民・沖縄県民・日本人全体、そして世界の人々の宝・財産である。
日本政府が民主主義を無視し、あくまで基地建設を強行しようとするなら、稲嶺市長・名護市民と共に、共通財産を守るため本土に住む僕たちも、あらゆる手段を尽くして、埋め立てを阻止したいと思う。
最後は一番最初に朝日新聞に送った投稿。
投稿 名護市長選結果に思う
名護市民の選択に感謝
稲嶺進 19、839票。末松 15,684票。 4,155票の差で、新基地建設反対の稲嶺さんが名護市長に再選された。
500億円の名護振興策?、基地再編交付金などアメの幻想、自民党の大物や仲井真知事の応援演説(6日間)、地元企業による従業員への締め付けなどを跳ね返し、名護市民が「陸にも海にも基地は作らせない」稲嶺進さんを選んでくれたことに対し、心から感謝しています。
原発立地自治体もそうだが、金と利権が絡む当該自治体の選挙は、本当に難しい。国や県知事に反旗をひるがえす選択は勇気がいる。そのような中で、名護市民は自然環境・平和を守る決断をした。
僕たちはこの決断にどう答えるかが今後問われる。日本政府は民主主義を無視し、あくまで基地建設を強行しようとするだろう。
名護市民同様に新基地建設を望まない一人の人間として、 辺野古の海を埋め立てさせない、新基地を作らせないため何ができるのか、自分の問題として真剣に考えていきたいと思う。
色々努力しても採用されないのは辛い。しかし何事も継続が大切。あきらめずにマスコミに働きかけていきたい。
朝日新聞に投稿したが採用されていないので、「名護市民の民意を大切に」と題した原稿を作成し、さきほど静岡新聞社にファックスで送った。明日、このブログで二日前に作成したのも含め、参考までに掲載したい。
多くの方がそれぞれの新聞社に移設断念を訴える投書をすることも、世論形成に重要だと思う。一歩のアクションから全てが始まる。
今日メールに、以前このブログでも紹介した「オバマ大統領へはがきを」に関連して、はがきを100枚送ってほしいとの依頼があった。岐阜県の方だ。
全く知らない方であるが友人からはがきをもらい、僕がこのはがき運動を紹介していることを知り、連絡をして下さった。うれしい!!!
メールで知人・友人100数十人に紹介したのが、転送で拡散されたものと思われる。名護市民の勇気ある選択に答えるためにも、そして自分の意思をはっきりアメリカ政府に伝えるためにも、このはがき運動を広めていきたい。
100が1000に、1万が10万に、そして50万、100万に達するのも、一人ひとりの一歩から。
そのため、再度はがき紹介文を掲載する。
辺野古の海を埋め立て、海兵隊の出撃拠点のための新基地建設反対の意思をオバマ大統領にはがきで伝えよう!
『オバマ大統領へハガキを送ろう会 プロジェクト オー』の紹介
沖縄宜野湾市普天間に事務所を構える『プロジェクト オー』では、1)ノーオスプレイ 2)普天間基地閉鎖・返還 3)辺野古埋め立て・新基地建設断念 をオメリカ政府・オバマ大統領に直接訴えるため、100万枚のはがきを送る運動を進めています。
日本政府・沖縄県知事が新基地建設のため埋め立てを容認しても、私達多くの日本人及び心ある世界中の人々が、自然を守り、沖縄に新たな軍事基地を作らせない、平和のためにはオスプレイも普天間基地もいらないと、アメリカ政府・オバマ大統領に直接自分たちの声を伝えましょう。
はがきは英文で書かれています。1枚30円。自分の名前と県・市名をローマ字で書くだけ。70円切手を張って投函。
僕は昨年9月に、この運動を始めようとしている方にお会いし、12月に宜野湾市の事務所を訪問し、はがきを100枚購入してきました。息子・娘夫婦や親せきには無料ではがきを渡して、協力を依頼。近所の人や知人・友人には30円で買ってもらって、はがきを出して下さいとお願いしています。
アメリカではこのようなはがきが1000枚届けば官邸の部長に、1万枚届けば直接大統領に「このアピールは無視できない!」と届けられるシステムになっています。
はがきは下記の事務所に直接注文して下さい。10枚単位から。送料とはがき代は後払い。
〒901-2202 沖縄県宜野湾市普天間2丁目5-9
「オバマ大統領へハガキを送ろう会 プロジェクト オー」
代表 小橋川 共行
電話 098-893-4221
ファックス 098-965-6408
メール t.kobashigawa@at.au-hikari.ne.jp
露骨な日本政府への怒りをばねに
今日沖縄防衛局は辺野古移設のため入札業者選定の公告をした。名護市民が辺野古移設にNO.の民意を表してから、わずか二日後だ。
安倍首相や小野寺防衛大臣、菅官房長官も、名護の選挙は地方選挙であって、辺野古移設には全く影響しないと、言明している。
石破幹事長は500億円の名護振興交付金はスエマツ候補の政策実現のために考えたもので、稲嶺市長の考えが分からないので、無かったものにするという意味のことを述べている。
露骨な沖縄差別、民意無視である。例えば本土の静岡県でオスプレイの基地を御殿場市に作る場合、御殿場市長選でその是非が問われた場合、オスプレイ受け入れ反対の市長が当選しても、政府は地元の民意を無視してキャンプ富士にオスプレイ用ヘリパッドや格納庫建設を強行するだろうか?
絶対にありえない。岩国でも三沢でも地元の市長選の結果を尊重するだろう。今、日本政府がやっていることは、完全な沖縄差別、民主主義の否定である。
僕は辺野古新基地建設反対運動の大義にこの問題を据える必要があると考えている。沖縄県民は皆そう思っている。本土でこの認識を広めることが大切だと思う。
実は昨日、その世論を形成するために、2つの新聞社に投稿した(内容は少し変えてあるが)。明日掲載されていなければ、無視されたことになるが、しかし諦めずに別の新聞社に投稿する積りである。
政府はおかしい! 名護市民の選択を尊重せよ! このキャンペーンを色々な手段で広げていこう。
名護市民の選択に感謝
稲嶺進 19、839票。末松 15,684票。 4,155票の差で、新基地建設反対の稲嶺さんが名護市長に再選された。
500億円の名護振興策?、基地再編交付金などアメの幻想、自民党の大物や仲井真知事の応援演説(6日間)、地元企業による従業員への締め付けなどを跳ね返し、名護市民が「陸にも海にも基地は作らせない」稲嶺進さんを選んでくれたことに対し、心から感謝の意を表したい。
原発立地自治体もそうだが、金と利権が絡む当該自治体の選挙は、本当に難しい。国や県知事に反旗をひるがえす選択は勇気がいる。そのような中で、名護市民は自然環境・平和を守る決断をした。
僕たちはこの決断にどう答えるかが今後問われる。日本政府は民主主義を無視し、あくまで基地建設を強行しようとするだろう。
辺野古の海を埋め立てさせない、新基地を作らせないための一歩が稲嶺さんの勝利だった。多くの人々の賢明な努力により、これは実現した! 市長権限を行使して部分的に工事を阻止することができる。
しかしそれはあくまでも部分的阻止であって、完全に阻止する・断念させる決めてではない。智恵を絞り、多様な、考えられる限りの、やれる限りのあらゆる手段を行使して、そして多くの人が参加して、完全に工事をさせない・日米政府に断念させる道を模索していきたいと考えている。
元プロボクサー・袴田巌さんは無実だ!
1月13日、静岡市で無実の死刑囚・袴田巌さんの再審開始を求める全国集会があり、参加した。
西嶋勝彦・袴田事件弁護団長が、スライドで分かりやすく袴田さんを有罪としたでっちあげ証拠の矛盾を解説。裁判所もこちら側有利の訴訟指揮をしている、春には再審開始の判決が出されるだろうと、自信に満ちたお話をしてくれた。
ジャーナリスト・江川紹子さんが、「冤罪の構図と裁判官の責任」と題して講演。以下講演の要約。
警察・検察は,こいつが怪しいと決めると、有罪にするための証拠のみを集める。また自白を強要する。矛盾がある証拠は無視。
裁判官は紙に書かれたもの=調書を重視・信用する。だから検察は自白調書(時にでっちあげでも)を作る。
被疑者は長期間拘束され、家族や友人に会うことができない孤独な環境に置かれる。警察・検察官から否認すればここから出れないぞ、と脅され、自白すればこの苦しみから解放されると、相手の誘導に従ってウソの自白をせざるをえない状況に追いやられる。
これは当事者になってみなければわからない。やっていないのならやりましたと自白するわけがないと、よく言われるが、これは誰にも起きうる。接見禁止・長期の拘束・孤独感という環境で、ウソの自白調書が作成され、裁判官はそれを信じる。
マスメディアも、警察・検察の発表をうのみに大きく報道する。自ら事実かどうか検証することはない。裁判所が冤罪と認めなければ、つまり権威ある機関が冤罪と判断しなければ、マスメディア自身が冤罪・疑わしいと報道することはない。
一般の人もマスコミ報道を信じる。こうして冤罪が作られていく。そして冤罪を晴らすには、途方もない努力と時間がかかる。
こうした社会的不正義に裁判所・裁判官は無自覚である。
最後に袴田さんを支援している色々な方からの発言があった。
深川事件で無罪を勝ち取った杉山さん。彼は東京拘置所で袴田さんと一緒だった。
袋井の地で、脱原発・浜岡原発を再稼働させない流れを作るために
1月26日に、僕たちの「浜岡原発を考える袋井の会」の総会と、渡辺敦夫先生の講演会を実施する。昨日はそのための議案や講演会の宣伝文書作成などに追われた。
渡辺敦夫先生の講演会には袋井市外からも多くの人に参加してほしいので、案内文を掲載する。
渡辺敦雄講演会のお知らせ
時:1月26日(日)午後2時~4時
所:袋井南公民館2階大会議室(袋井中央公民館に併設。袋井市高尾
754-1 電話0538-43-3386 JR袋井駅から徒歩7分)
演題『福島原発の状況と浜岡原発永久停止の意義』
講師渡辺敦雄プロフィール
東京大学工学部卒。工学博士。専門(原子力工学、安全工学、環境工学)
1971年東芝入社。原子力事業部に配属され、福島第1原発3,5号機、
女川原発1号機、浜岡原発1,2,3号機の基本設計担当。98年環境技術
部長。2005年沼津高専准教授、後教授。2012年退職。
現在、山梨地方自治研究所理事
*参考、当日レジメの小見出し
原子力施設の他のテクノロジーとの違いは?
市民一人ひとりの危機管理の鉄則
細胞に放射線が当たったら
福島第1原発事故の大気中への放射能放出量
一連の汚染水漏洩の構造的要因
浜岡永久停止の意義
ドイツ脱原発の理由
浜岡原発の特徴
以上の内容をパワーポイントを使用して、分かりやすくお話していただきます。1時間半の講演の後、質疑の時間をとってあります。どなたでも参加自由、申し込み不要です。入場料は無料ですが、資料・必要経費代として会場カンパ要請あり。多くの方のご来場をお待ちしています。
主催 浜岡原発を考える袋井の会
磐田おもちゃ図書館20周年
磐田西高校に勤務していたときから関わっている磐田おもちゃ図書館が20周年を迎えた。現職の頃は生徒と共に、転勤・退職してからもずっと関わっているから、僕のボランティア活動も20周年となる。上の写真は1月11日に撮影。僕はこの日は受付当番だった。
毎年1月にはお汁粉がふるまわれる。お代わりしたかったが、この日はお客さんが大勢いたので、一杯で我慢した。
マリア幼稚園の保護者で作る人形劇のグループが、鶏の卵という人形劇を見せてくれ、そのあと色々な形をした風船を作って、子どもたちにサービスしてくれた。
月1回第二土曜日午前9時半から11時半まで、磐田市アイプラザ2階でおもちゃ図書館が開設される。この写真にはおもちゃで遊ぶ子どもの様子がないが、さまざまなおもちゃがあり、無料で遊ぶことができる。おもちゃの貸出しも行っている。
障害を持った子どもたちが、仲間を作り、ボランティアに遊んでもらって、成長することを願って開設された。また障害児を持ったお母さん方の交流の場にしたいとの思いもあった。
開設時からのボランティアも多く、磐田おもちゃ図書館は順調に成長してきていると思う。
5月3日憲法記念日にジェームス・三木氏を袋井市に迎える
今年で28回目を迎える「憲法記念日袋井市民のつどい」は、これまでで最も著名な方を講師に迎える。
実行委員会形式で開催しているので、一昨日から下記の案内状を持って袋井市内を回っている。(僕は9条の会とこの市民の集いの事務局をやっている)
2014年1月7日
市民のつどい実行委員会代表
様 戸倉 貢
第28回憲法記念日袋井市民のつどい実行委員会(第1回)
標記の件について、下記のとおり開催いたしますので、ぜひともご出席くださるようお願いいたします。
記
日時 1月23日(木)午後1時30分~3時
場所 袋井市栄町 勤労者協議会2階 会議室
年頭挨拶
昨年の安倍内閣の暴走ぶりを思うと、新年を手放しで祝うことができません。憲法をめぐる情勢はますます危険な年になりそうです。大同団結して5月3日の集会を大成功させましょう。 戸倉貢
*事務局より
昨年9月に実行委員会の中心メンバーと協議し、講師をジェームス・三木氏に依頼しようと言うことになり、すでにOKの返事をいただいています。例年早く講師を確定し、万全の準備をするため、正式な第1回実行委員会の前に講師を決めていることをご理解下さい。
これまでの市民のつどいで一番著名な方の講演会となりますので、会場も月見の里うさぎホールをおさえてあります。
23日の協議内容は①ホール満席にするにはどのようにして幅を広げるか②集い全体の内容と進行③有料とするかどうか④宣伝方法⑤今後の日程などです。
各界、各層の幅広い市民・団体に実行委員会に入って頂きたく、今回はこれまで案内を出さなかった方にも案内状を送らせてもらいます。
今日は医師会・文化協会・油山寺・可睡斎、および知人宅を協力のお願いに伺った。これまでは限られたメンバーしか実行委員会に加わらなかったが、これからは幅広い団体や個人に参加してもらいたいと願っている。
できれば原田市長の挨拶がもらえるよう、市民各界各層が集まるイベントにしたいと思っている。
講演の演題は、「憲法と私」。 ジェームス・三木さんのお話が楽しみである。
今でしょうー袋井憲法9条の会2014年活動開始
これまで原発に重点をおいて活動してきたが、安倍政権の暴走を食い止めるため、9条の会の活動も原発同様力を入れる事にした。
昨日下記の案内文を作成し、今日は会員の自宅に配達して回った。
袋井憲法9条の会 会合案内
時:1月16日(木)13:30~15:00
所:勤協2階会議室
協議内容
① 新役員(代表・事務局長・事務局役員)
② 会の財政(会費をとるかどうか、またはカンパか?)
③ 会報
④ 今後の展望をみすえての今年度の活動
安倍政権となり、自衛隊増強・武器輸出のなしくずし的緩和・海外の企業と武器の共同開発製造・集団的自衛権容認・敵基地攻撃能力を持つミサイル保持の検討・海兵隊の創設準備・オスプレイ配備準備・日米軍事同盟強化・教科書検定や君が代を歌うことを教師に強制し道徳教育の科目化にみられるような教育の国家統制・天皇制イデオロギーの浸透・靖国神社参拝と、実質的に平和憲法の精神が踏みにじられ、解釈改憲が進んでいます。
そしてその仕上げとしての憲法改悪が政治日程に上っています。このような戦前回帰の危険な状況を何もせず座視することは、とてもできません。憲法9条の会を立ち上げたのは、このような状況を予測し、それを阻止するためでした。 『今でしょう!』
鈴木玄六さんの意志を受け継ぎ、袋井の地でねばり強い運動をするため、会の新体制を確立したいと思います。どなたでも参加できますので、ご出席宜しくお願いします。
いわゆる活動家は少ないが、自分が住む地域で地域の人から信頼される粘り強い運動を続けたいと願っている。
映画「標的の村」を名護市で観た
12月20日、名護市の福祉会館で標的の村上映会があった。浜松市でも1月に上映会があるので、地元で観ようと思っていたが、映画を製作した三上智恵琉球朝日放送の記者と高江住民のやまがめげんさんの対談もあると聞き、参加した。
上映会に先立って主催者の挨拶があったが、若い女性だったことに驚きと嬉しさを感じた。名護市の地元の若者が主体的に映画の上映を通して、高江・普天間・辺野古のことを名護市民に知ってもらおうと動き出したのは、辺野古埋め立てを知事が容認した今、とても重要なことだと思う。
さて映画の内容だが、運動に関わっている僕も知らない事実が映像に流され、ショックを受けた。
ベトナム戦争当時、高江の住民をベトナムの住民のかわりに駆り出し、北部訓練場での軍事演習に参加させていた事実だ。高江の住民は南ベトナム解放戦線の支配する住民とされ、服装やムギワラ帽子もそっくり。簡素な住居も作られていた。
その村に解放戦線の兵士がいないか、米軍兵士が捜索する訓練の様子が映像に出てくる。米軍が撮影した映像だから本物である。演習の様子を見物する米軍将校のにやついた顔は、ベトナム人差別・高江住民差別そのものである。悲しみと怒りが込み上げてきた。
映画はたんたんと「やまがめげんさん」家族と、国に訴えられスラップ訴訟の被告とされた伊佐さんを映している。業者と防衛局が工事を強行するのを阻止しようとする住民の闘いも。
やんばるの森の素晴らしさ。そこで平和に心豊に暮らしたい住民の思い。「こんなところになんで基地を作るの? 」、と映画を観た全ての人に思わせる作品だ。
映画の後半は、昨年9月末、普天間基地完全封鎖をした時の映像となっている。顔なじみの人たちがたくさん写っている。機動隊に排除される場面は迫力ある映像だ。
上映後、写真にあるように二人のトーク。三上さんはよくしゃべる! 一方、げんさんはポツリポツリ、とぼけていて、対象的な二人の組み合わせに会場は爆笑。
僕はこの映画を観る前、高江で三上さんの大学時代の教授と会っているから、三上さんに関心があった。お話を聞いていると、明るく、感性豊かで正義感の強い方だ。まだ若い。このような優秀な人が本土のテレビ局にもたくさんおればなあと思う。
静岡県浜松市でも1月11日から17日まで、「標的の村」が上映される。シネマイーラで。
上映時間は13:50~15:20. シネマイーラの場所が分からない人は、シネマイーラと入力すればすぐわかります。60歳以上1,000円。
心を痛め、怒りを胸に、その思いを誰でもできるはがきアクションで!!!
辺野古の海を埋め立て、海兵隊の出撃拠点のための新基地建設反対の意思をオバマ大統領にはがきで伝えよう!
『オバマ大統領へハガキを送ろう会 プロジェクト オー』の紹介
沖縄宜野湾市普天間に事務所を構える『プロジェクト オー』では、1)ノーオスプレイ 2)普天間基地閉鎖・返還 3)辺野古埋め立て・新基地建設断念 をオメリカ政府・オバマ大統領に直接訴えるため、100万枚のはがきを送る運動を進めています。
日本政府・沖縄県知事が新基地建設のため埋め立てを容認しても、私達多くの日本人及び心ある世界中の人々が、自然を守り、沖縄に新たな軍事基地を作らせない、平和のためにはオスプレイも普天間基地もいらないと、アメリカ政府・オバマ大統領に直接自分たちの声を伝えましょう。
はがきは英文で書かれています。1枚30円。自分の名前と県・市名をローマ字で書くだけ。70円切手を張って投函。
僕は昨年9月に、この運動を始めようとしている方にお会いし、12月に宜野湾市の事務所を訪問し、はがきを100枚購入してきました。息子・娘夫婦や親せきには無料ではがきを渡して、協力を依頼。近所の人や知人・友人には30円で買ってもらって、はがきを出して下さいとお願いしています。
アメリカではこのようなはがきが1000枚届けば官邸の部長に、1万枚届けば直接大統領に「このアピールは無視できない!」と届けられるシステムになっています。
はがきは下記の事務所に直接注文して下さい。10枚単位から。送料とはがき代は後払い。
〒901-2202 沖縄県宜野湾市普天間2丁目5-9
「オバマ大統領へハガキを送ろう会 プロジェクト オー」
代表 小橋川 共行
電話 098-893-4221
ファックス 098-965-6408
僕は100数十名のメールを日ごろ送っている方にも、この訴えをしようと思っている。転送してもらって、何倍、何十倍、何百倍にもこの運動に協力する人を増やしたい。
「なせば成る なさねば成らぬ 何事も ならぬは人の
なさぬなりけり」 上杉鷹山
高江・名護・普天間写真レポート
写真がブログに掲載できない原因がはっきりした。サイズが大きすぎた。半分にすると上手くいくと、息子に指摘され、そのやり方も習得した。そこで、これまで文章でレポートしたが、写真で沖縄の現状の一端を報告したい。
高江N1地区。この入口からずーーと奥にヘリパッドが予定されている。山の谷間のように見えるのが工事用道路。3年前、業者が道路に敷き詰めるジャリを運び入れようとして、それを阻止しようとする住民・支援者と攻防戦があったところ。山城博治さんがこの前に車を止め、1年以上も監視作業を行った。業者と沖縄防衛局が来た時、僕も阻止活動に加わった。
防衛局がN1地区の工事入札を昨年12月に行い、業者が決まった。今年はN4地区と並行して、ここN1地区でも工事阻止の闘いが始まる。ここは入口が一つなので、大勢の人間が座り込めば阻止できる。
メインゲート上空を飛ぶオスプレイ。ヘリパッドが完成していなくても時々北部訓練場にやってくる。N4地区のヘリパッド斜面土差崩れ補修工事が完成し、さらにN4地区のもう一つのヘリパッド(今は阻止活動により、大幅に完成が遅れている)が完成し、さらにN1地区に3つめのヘリパッドが作られたら、頻繁に高江の集落の上をオスプレイが飛ぶようになる。
そして辺野古新基地ができれば、辺野古を軸に伊江島・高江の三角点をオスプレイが我がものに飛ぶようになる。
金曜日、訓練を終えてメインゲートから出てきた海兵隊の軍用トラック。この後、兵士を乗せた大型バス2台も。
狭い日本ではなく、広大な本国で訓練をやれ! しかし、辺野古新基地ができれば、今以上に米軍はこのやんばるの森で激しい訓練をやるだろう。防衛省は自衛隊も日米共同訓練の名目で、ここでの訓練を検討している。
夕方メインゲート前の自分。高江は寒い! 冬季は防寒着が必需品だ。雨もよく降る。僕が行った時は3日間雨が降った。
稲嶺進・名護市長を応援する市民の会事務所の掲示。基地に反対する市長となっても、名護市の予算には影響が無いことが分かる。もうすぐ市長選が始まる。是非、稲嶺さんに勝ってもらいたい! 知事が埋め立てを認めても、地元市長が辺野古にそそぐ河川の工事許認可権限を持っている!
普天間基地フェンスクリーンに集まった人々。子どもは5~6人ぐらいいたように思う。美化活動だよ、と親に誘われてきたと思われるが、この活動が本当に沖縄のためによいのか、恐らく分かっていないだろう。
初めて参加した人には、バッジとチョコ(左)が与えられる。子どもやアメリカ人の新兵がもらっていた。実は僕ももらった!?
僕は見物客にすぎなかったが、リーダーが本土の観光客が来ているので見た感想を話して下さいと言うので、すこしスピーチした。
僕は言葉を選び、次のような感想を述べた。『 みなさん、ごくろうさま。フェンスはきれいになったと思います。しかし、この基地を辺野古に移転するために、辺野古の海を埋め立てたら、自然破壊となります。僕は沖縄のきれいな海が大好きです。ジュゴンが住み、サンゴ礁もある海を埋め立てたら、自然は元に戻りません。僕はそのことを心配しています。』
赤い帽子をかぶったアメリカ人が通訳してくれた。意外なことに拍手がぱらぱらとあった。
普天間基地のだけゲート近くに、オバマ大統領に「ノーオスプレイ。普天間基地閉鎖。辺野古新基地建設反対」のはがきを100万枚届けようと運動を始めた沖縄の知人が開設した事務所がある。
僕はここで責任者のKさんに会い、はがきを100枚購入。さらに静岡でこの運動を広げてくれと、150枚はがきを預かってきた。このはがきを届ける運動に関しては、明日ブログで詳しく書きたい。
遠州連帯ユニオン袋井支部開設 新しい分野へのチャレンジ
今年から働く人々の支えになることを願って、遠州連帯ユニオン袋井支部を開設します。現職の時は日教祖の労働運動の経験はあるものも、中小零細民間企業での労働問題は全く新しい分野で自信はないが、友人が強く誘ってくれたので連帯ユニオンに加入し、袋井市内の働く方対象に先ずは労働相談受付から始めます。
派遣切り、パワハラ、いじめ、解雇、長時間労働、残業代未払い、不当な配置変え、などなど働く人の環境は極度に悪くなっている。
12月末に、遠州連帯ユニオンの忘年会があり参加したが、不当に解雇され裁判で闘っている人や、パワハラで休職を余儀なくされ今は職場復帰しているがパワハラの上司は現在も同じことを繰り返していることに悩んでいる方など、様々な人が参加していた。
袋井支部といっても僕一人だが、先ずは困っている人のお話を聞くことから始めたい。そして連帯ユニオンの経験豊かな人に橋渡しをするのが僕の仕事となる。
全くのボランティアだから、相談は無料。喫茶店でのコーヒー代もこちらもち。市内の働く方で、たまたまネットで遠州連帯ユニオン袋井支部のこのブログを見つけた方は知人・友人に紹介してください。ご自身が職場のことでお困りなら、遠慮なく下記のメールに連絡してください。
先ずはメールで受け付け、連絡があった人にはメールや電話で連絡を取り、コメダコーヒー店でお会いして直接お話を伺うことになります。
2014年の抱負(自分の課題・目標)
自分の頭の整理も兼ねて、2014年やるべき自分の課題を整理し、今年の抱負としたい。軽い課題から重い課題へと、項目別にあげると、、、、、、、、
1.日常生活
①ラジオ体操。昨年7月下旬から町内の公園で町民の健康増進のためにラジオ体操が始まり、参加している。今年も出来得る限り参加したい。
②ウオーキング。来年4月にはソウルー東京ウオーキングに参加する。基本的に毎日1時間半のウオーキングができるようにしたい。
③男の料理教室の成果を日々の食事作りに活かせるようにする。月1回の料理教室で習ったことを面倒がらずにレシピを見ながら復習し、自分のメニューに取り組めるよう努力する。
④ブログの更新。1年と8カ月で19万2000以上のアクセスがあった。間もなく20万に達する。読んで頂ける価値あるブログ内容となるよう努力したい。
⑤野菜作りの進化。さらにおいしい野菜が楽しめるよう、土作りに努め、有機肥料も色々な物を試したい。畑の草取りをこまめにやる。
2. ボランティア活動。
①児童養護施設「まきばの家」で子どもの学習のお手伝い。②運転ボランティア。③おもちゃ図書館。④小笠山「森の会」の仲間と小笠山総合運動公園内の森の整備のお手伝い。昨年9月から始めた。月1回の活動に欠かさず参加したい。
3. 森作りとみかん園
掛川の道楽山にもっとたくさん植林。斜面に歩きやすい道を作る。みかんの木をもっとたくさん植える。昨年のみかんの味をさらに向上させ、甘くておいしいみかんが楽しめるよう、肥料を工夫する。草刈りの定期化。
4. 市民活動
①浜岡原発の再稼働を許さない、永久停止・廃炉に向け、袋井の会の活性化・発展と同時に、31キロ圏内市民交流会としてまとまった活動の具体化。全県交流会も重要課題でまとまって取り組めるよう、努力する。浜岡裁判への出席を欠かさない。
②憲法9条を守り、その理想実現に向けて日本が進路を誤らないよう、地域での袋井憲法9条の会の活動を蘇らせ、全国の運動に連帯できるようにする。
③ 憲法記念日袋井市民のつどいを幅広い市民が参加できるものにする。今年5月3日は講師がジェームス・三木と決まっている。著名人の講演会をきっかけとして、市長が挨拶できるぐらい幅広い市民が実行委員会に参加し、参加者も400名を越えるようにしたい。
④袋井市核兵器廃絶平和都市宣言を推進する市民の会を設立して今年は4年目。市民に定着するよう、誰でも知っている著名人を呼びたい。吉永小百合さんが来てくれないかなあ、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、。
5. 沖縄に関係する活動
①高江・辺野古現地での闘いへの参加。
②映画「ひまわり」上映会(4月13日)を成功させる。
③静岡県から多くの人が現地での闘いに参加できるよう、先ずは早春沖縄スタディーツアーを成功させる。
④オバマ大統領へのはがき運動を活用して、県内の普通の人に沖縄基地問題を自分の問題として感じてもらえるよう積極的に働きかける。
やるべき課題が山ほどある。一つ一つ、真面目に着実に取り組んでいきたい。
普天間基地のだけゲートで、フェンスクリーン作業の集団に遭遇
12月21日午前、普天間基地ゲート前の様子。
中央の若者は沖縄に来たばかりの海兵隊新兵。先輩からクリーンのボランティアの話を聞き、今日初めて参加。その右の太った男性はこのグループのリーダー。僕が彼らの行動を見物していたら、作業終了後集まりがあるから来いと誘ってくれた。赤い帽子のアメリカ人は通訳の役割をしていた。
この横断幕はグループのもの。「米軍が島(沖縄)を守ってくれていることに感謝。貴方がたはわたしたちの良き友人。にっこり笑って感謝を表す作業を展開しています。自分たちは沖縄に配備されたオスプレイファンクラブ。」 という意味合いが込められている。
金網の外側でクリーン作戦に集まったのは約35人。基地内の米兵が15名ぐらい。米兵はボランティアと言うことだが、軍服を着て軍用車両で来ているから、軍の宣伝作戦の活動の一環だと思われる。
どのような人が参加しているのか、また集まっている日本人の表情をよく観察した。ほとんどがよいことをしているんだと、喜びの表情を浮かべている。子どもや女性もいる。退役した元軍人とその日本人妻も。
このグループはゲート前でオスプレイ配備に抗議し、基地閉鎖・撤去をもとめている人々に敵対している。表面上はにこやかだが、インターネットで抗議行動に参加している人々を中国・北朝鮮にあやつられているとか、米兵にヘイトスピーチをしているとか、中傷・避難している。
このような人々がいるのも沖縄の現実である。
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