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2014年2月

2014年2月25日 (火)

沖縄への思い

先日、ショッキングなことがあった。今、映画「ひまわり」の上映会に向けて、宣伝・チケット販売活動をしている。この映画は、沖縄の米軍基地問題を考えるよい映画である。

 ボランティア活動では本当に頭が下がるある方に、この映画の紹介をしながら米軍基地の話をしたところ、「日本の安全のためには、沖縄に基地が必要だと思うよ」という答えが返ってきた。

 中国・北朝鮮への守りのために米軍基地は必要というのが、その人の考えだった。信頼しているごく身近な人の発言だけに、ショックは大きかった。「ああ、本土の人間の本音なのか。。。。。。。。。。。」と、重い気持ちにならざるを得なかった。

 政府の宣伝、マスコミの中国・北朝鮮報道が、深く浸透している。その時は時間が無かったので、きちんと説明する余裕が無かったが、そのような人にできるだけ丁寧に、何故沖縄から米軍基地をなくす必要があるのかを説明したいと思う。

 さてこれから沖縄へ行く。日程は下記の通り。

 

沖縄(高江・伊江島・辺野古・普天間)ツアー計画案

 

2月25日(火)静岡発(各自) 那覇空港集合16:00

 

  レンタカーで高江へ        高江住民の会の家宿泊

 

2月26日(水)高江ヘリパッド工事阻止活動参加

 

                     高江泊

 

2月27日(木)高江          高江泊

 

2月28日 (金)高江         高江泊

3月1日(土)伊江島 オスプレイ訓練反対現地デモ参加

 

    阿波根昌鴻・わびあいの里学習会  伊江島泊

 

3月2日(日)伊江島           伊江島泊

 

3月3日(月)普天間基地ゲート前   宜野湾市泊

3月4日(火)普天間基地ゲート前行動

 

    那覇空港13:20発  帰着

 

当初多くの人に呼び掛けたが、残念ながら同行するのは一人。伊江島からは僕一人となる。色々な人に出会い、また少しでも高江のヘリパッド建設をさせない闘いに力になればと思っている。

 

 

 

 

 

2014年2月24日 (月)

うれしい若者からの連絡 浜岡原発再稼働反対・脱原発でつながる

うれしい若者からの連絡

 愛知県豊橋市の若者から、山本太郎講演会をやりたいのだが連絡先を教えてほしいとの電話が先日あった。色々話していると、3.11に向けての取り組みとして、浜岡原発から豊橋までのウオークも企画しているとのこと。メールアドレスを教えたら次のようなメールが届いた。紹介したい。

 

突然のお電話にも関わらず、快くご対応していただきありがとうございました。

 

 

 

blogもみさせていただきました。多岐にわたる貴重な情報。これからも繋がっていけたら嬉しく思います。

 

 

 

一方的で申し訳ないですが、よろしくお願い致します。

 

 

 

先日お話しさせていただいた「浜岡→豊橋チャリティウォーク」80kmをあるきながらアピールするという企画についてご説明させていただきます。

 

 

 

8日の土曜日6時に浜岡原発を出発して、9日の2時豊橋駅で行われる集会を目指して「80km」歩きます。

 

 

 

あるきながら各自もちろんいろんなアピール手段で、脱原発、自然エネルギー、福島の子どもたちの事を伝えていきます。

 

 

 

今回はそれだけではなくて、保養プロジェクトを行っている団体へ、募金を集めます。(募金のうち30%を上限に活動費に使わせていただいております)

 

 

 

自分達が行動することで世の中を、良くする仕組みを作っていければと思っています。

 

 

 

自分も学生時代から六ヶ所村再処理工場にに反対をして六ヶ所村ラプソディーなどを上映した来た経緯があります、

 

 

 

しかしその後は原子力の問題にはあまり深く関わらず生活をしておりました。(現在は豊橋の花園商店街というところでオーガニックカフェ茶ー民を営んでおります)

 

 

 

311以降反省し、自分もまた活動をしようと思い、

 

東北へバスを出してみたり、保養プロジェクト(おいでん!福島っ子!3回実施)、講演会(安部芳弘さん、田中優さん)、映画会(世界が食べられなくなる日)などを行いました。

 

 

 

そして3月には4団体合同で「3・11追悼 なくそう浜岡原発 東三河集会」というものを行っております。(添付ファイル3、4)

 

 

 

この集会はいろんな東三河の団体の「福島への思い」や「浜岡原発なくそうの思い」を、ひとつにして社会や中部電力へアピールするのを目的としています。

 

しかし毎年、日をおうごとに参加者が少なくなっている現状がありました。

 

 

 

その集会を盛り上げたいという意味もあり、その会の開会に向けて「浜岡原発から歩く」ということを企画したのです。

 

 

 

自分は今年で30になりますが、多くの若者と一緒に「脱原発」のムーブメントを作りたいのです。

 

 

 

この企画に込めた思いを簡単にまとめますと

 

 

 

①ふみだす

 

自分達の力は無力じゃないということを、一歩を踏み出し歩いて、それを繋げて80kmにし。実感してもらいます。

 

・企画ひとつで、社会にアピールできるのだということ。

 

・実際に自分達が歩いて集めたお金が社会を良くするための活動に使われるということ。

 

 

 

②ひろがる

 

80km歩くということで、遠くの団体さんや、仲間とつながることによって、活動の幅をひろげる。

 

 

 

③つたえる

 

企画を面白く、一般の人にも共感してもらいやすい、チャリティという要素を加えることで、メディアを通じで効果的にアピールをする。浜岡原発の事、福島の事を伝えていく。

 

 

 

 

 

そんな思いで企画しております。

 

 

 

長く、長く 書いてしまい申し訳ないです。

 

エッセンスだけ引き抜いて、メーリングリストやblog等でご紹介いただければ大変嬉しく思います。

*「一歩踏み出し、社会にアピールする」若者たちの存在を知り、とてもうれしく、日本の将来に希望を感じる。山本太郎さんが袋井での講演会で話した「つながる」ことが互いに勇気と力を与えてくれる。

 このブログを読んで下さる方で、浜岡原発から豊橋まで一緒に歩いてくれる人が出ればなおうれしい。僕自身はすでに予定が入っているので一緒に歩くことはできないが、メールでも知人に情報を流し、蔭ながら応援したい。

 

 

 

 

2014年2月23日 (日)

沖縄とつながる満月まつり

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 報告が遅くなってしまった。上の写真は、昨年11月16日、浜松市龍泉寺で行われた第14回浜松満月まつりに参加して撮影。

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 月桃三線団の演奏。このグループのメンバーがこのイベントを中心的にになっている。

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 インド人シタール演奏者、キショール・ゴーシュさんの演奏。めったに聞けない演奏に参加者はうっとりした。

 僕は「沖縄を語る」と題して、高江・辺野古・普天間について自らの沖縄現地での取り組みを紹介しながら少し話した。

 沖縄で満月まつりが行われるのに連帯して、日本の各地でこのような満月まつりが開催されている。音楽や歌・踊りを通して、沖縄の米軍基地問題を身近に考えてもらうよい機会だと思う。

 2月25日から沖縄(高江・伊江島・普天間)に行く。飛行機は午後なので、午前中にこのブログで改めて僕の沖縄への思いと、今回沖縄での行動について書きたい。

2014年2月21日 (金)

ソチオリンピック 森元首相の心ない発言 東京五輪組織委員長を辞任すべきだ!

森元首相の浅田真央さんへの心ない発言は許せない! このような人物は、東京五輪組織委員長の資格なし! 辞任すべきだ!

 フィギュア個人戦SP16位の浅田真央選手の結果に対し、森善朗東京五輪・パラリンピック組織委員会会長は、20日福岡市での講演で、「あの子、大事な時に必ず転ぶ」と発言。

 今朝のテレビで、個人戦フリーをノーミスで終え、納得いく演技を無事に終えた喜びで涙ぐむ真央さんを見ただけに、この森元首相の心ない発言には怒りを感じる。

 フィギュアのジャンプは、誰だって失敗する可能性がある。オリンピックは特別なプレッシャーがかかる。フィギュアに限らず、他の種目でも、日頃の実力を出し切れない場合がある。

 失敗したからと言って、五輪組織委員会のトップが「あの子、大事な時に必ず転ぶ」と非難するようでは、選手はのびのびとプレーできない。委縮・緊張するだけである。

 選手が実力を出せるよう、伸ばせるよう、背後で支えるのが、組織委員会だと思う。また森氏は、団体選に「負けると分かっていた。浅田選手を出して、恥をかかせることはなかった」と、フィギュア協会を批判もしている。

 結果は誰にも分からない。協会の選手選出はこれがベストだと判断してやったこと。結果がでないから、あれこれ言うのは、スポーツ会のトップ(森氏は、日本体育協会名誉会長でもある)として間違っている。

 森善朗氏は首相としても恥ずべき人であったが、組織委員会会長としても不適格。即刻辞任すべきだ。

2014年2月20日 (木)

NHKの中立性(根本的には不可能だが)を装うなら、問題のある人物たちを辞任させるべき

会長・経営委員不適格者は辞任させよう!

 僕は根本的にはNHKは公正・中立だとは思っていない。会長・経営委員は政府・首相・国会が任命し、予算が国会の承認が必要という、現在の制度ではどうしても報道が政府寄りになる。

 民放に比べて、個々の番組では良心的でいい番組もある。民放が極端に堕落している現状では、総体的にNHKの番組のほうがよいと言える。

 しかしニュースや政治問題での解説では、政府の広報にすぎない。批判的な姿勢が全く見られない。政治的に中立なぞ、ウソである。

 今回の会長・経営委員の言動は、さらに政府よりの正体を露わにした。建前としての公共放送の理念を全く否定しているのが、これら問題の人物たちである。

 マスコミや国会で問題発言の内容が大きく取り上げられているので、このブログでは安倍首相肝いりの3人(籾井会長・百田・長谷川経営委員)を、どうしたら辞めされるのか具体的方法を書いてみたい。

NHKが困ることをやろう!

 一番困るのは受信料をスムーズに集められない事態。税金の銀行引き落としのように、問題があっても黙って受信料を引き落とされるのを、防止するにはどうした良いのか。

 銀行引き落としの停止。受信料が欲しければ、家まで集金に来させる。集金人には悪いが、NHKの問題を強く主張し、必ず上司に伝えさせる。紙に書いたものを渡すやり方もある。

 勇気のある人は、この3人が辞任しなけば、受信料を辞めるまで払わないと通告する。最近不払いに対抗してNHKが告訴するケースもあるので、告訴される寸前で払う。

 徹底的に抵抗したい勇気ある人は、3人が辞めるまで不払いを継続する。裁判になっても、堂々とNHKの政治的中立性の欺瞞性を法廷で追求する。

 また新聞投書欄への投稿や、NHKへの抗議電話・ファックス・メール、国会議員にもっと厳しく国会で追及してくれとメールやファックスで依頼など、多様な方法が考えられる。

 辞任キャンペーンを多くの人がやろう!

 

2014年2月19日 (水)

教育が危ない  忍び寄る政治支配

教育が危ない  忍び寄る政治支配

 安倍政権になってから露骨に教育への政治支配の動きが進行している。今日の朝日新聞に寄ると、自民党は自治体の首長の権限を強めて政治主導を発揮するうえに、教科書採択やいじめ問題で国の関与を強める内容の「教育委員会制度見直し案」をまとめ、今国会での関連法案成立を目指すとのこと。

 僕が現職のころ、教育基本法が改悪され、愛国心を育む項目が入れられた。しかし、教育の政治的中立の項目は変更されていない。

 安倍政権は憲法9条に関連しても、法を改正(改悪)しなくても解釈改憲でどんどん保守政治の従来の願望(戦争ができる国作り)を実現しようとしている。

 教育問題でも同じ手法だ。自民党の見直し案では、「選挙で選ばれた首長の意向を教育行政に反映させる」「教育長と教育委員長を一体化した“新教育長”・教育委員を首長が任命、罷免できる」としている。

 現状でも知事や市長の意向で教育現場は大変な状況に追いやられている。東京都や大阪市がよい例だ。石原元知事や橋本市長の個人的な(政治的)考えで、教育行政は大きく歪められている。そのため、教員採用試験では東京都や大阪市は人気が無い現象すら起きている。「やってられない!」と、早期退職者も増えていると聞いている。

 教科書採択でも、安倍政権は地方教育委員会の独自性を奪おうとしている。沖縄県竹富町が選択した社会科教科書を問題視して、保守色の強い教科書を使うよう、圧力をかけ続けている。教科書は無償のはずだが、社会科教科書の分は国の助成を出していない。幸いにも沖縄県教育委員会が”国”の指導を無視しているから、なんとか竹富町では持ちこたえているが、来年はどうなるか分からない。

 選挙で選ばれた首長の意のままに教育行政が支配(任命・罷免の人権で)されたら、政治的に極端な意見を持つ人が当選した場合、教育は大変なことになる。

 退職して、教職員の組合運動から離れたが、OBとして現職の人たちと共に、また市民運動の立場からも、危険な法案を成立させないよう取り組んでいきたい。

2014年2月17日 (月)

静岡県下反・脱原発市民団体(グループ)第3回交流会報告

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 2月16日午後1時半から4時40分過ぎまで、静岡市アイセル21で、第3回の交流会を持った。

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 参加者は47名。僕が司会担当だったが、まとめるのが大変なぐらい活発な意見が出た。

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 会の名称をどうするか、会の性格・活動について、かなりの時間を割いて議論した。以下はそのまとめ。

 

2月16日静岡県下反・脱原発市民団体(グループ)交流会報告

 

 47人出席。全員の自己紹介の後、交流会から次のレベルの“会”にするかどうか、名称は、“会“の性格や活動、世話人、事務局、財政等を前半に協議。

 

 後半は3.11に向けての取り組みを話し合った。

 

【合意出来たこと】

 

 単なる交流会から一歩進んだ“会”にする。② 名称は次回の会合で決める。

 

3) “会”の性格(趣旨)は、浜岡原発再稼働を許さない・脱原発に向け、情報の共有をしながら緩やかにつながる会とする。重要(必要)局面では、可能な限り統一(連携)した取り組みをする。その際も参加するしないは強制でなく、参加団体(個人)の意志にゆだねる。

 

④ 組織 団体(グループ)で入るだけでなく、個人参加もOK。 ピラミッド形の組織でなく、参加者(グループ)は全て対等平等。

 

⑤ 決定機関でなく、全体の会合を準備したり、統一して取り組む際の意見調整・全体会への提案とりまとめのため、世話人会を置く。

 

東部地区 原発震災を防ぐ風下の会 中部地区 浜岡原発を考える静岡ネットワーク  浜岡原発廃炉・日本から原発をなくす静岡県連絡会 静岡YWCA

 

福島子ども支援基金   UPZ圏内 なくそう浜岡原発・命とふるさとを守る藤枝市民の会  浜岡原発はいらない島田の会  浜岡原発いらない・命を守る菊川市民の会  浜岡原発を考える袋井の会 

 

西部地区  浜岡原発はいらない浜松の会に依頼する

 

合計10団体から1名。計10名の世話人を置く。

 

⑥ 財政 当面カンパでまかなう

 

⑦ メーリングリストの活用での注意事項 脱原発に関連することのみの情報・意見交換。個人攻撃的なやりとりはしない。また個人的なことは個人間でのメールを使用。今後のリスト加入には、すでに加入しているグループまたは個人の推薦が必要。権力や電力会社などの加入を防ぐため。内容が不適切な場合、管理人が削除することもあり得る。

 

⑧ “会”のホームページ立ち上げは、更新・管理など困難な面があり、今のところ見送る。それぞれの団体のホームページを活用する。

 

⑨ 3.11の取り組み

 

イ) 中電・県知事へ、賛同団体の連名で要請文を出す。要請文の内容検討は時間がなく、世話人会に一任する。ロ)3.9原発ゼロデーに呼応した県内各地での取り組みにそれぞれのグループの判断で協力・参加する。

 

⑩ 次回全大会は5月中ごろに開く。世話人会は3月5日。

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 浜岡原発再稼働をさせない! 脱原発! この一点で一致できる全ての団体・グループ・個人とつながり、大きなうねりを作っていきたいと願っている。

2014年2月15日 (土)

中部電力安全審査申請に反撃

中電浜岡原発再稼働に向けての安全審査申請に、県内41団体が抗議アクション

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 2月14日、原子力規制委員会へ安全審査申請を強行した中電に対し、下記の団体が抗議行動を起こした。

 

2月14日中電安全審査申請抗議行動参加団体

 

UPZ圏内

 

 焼津有志     なくそう浜岡原発・命とふるさとを守る藤枝市民の会

 

 浜岡原発はいらない島田の会  安心して暮らせる島田をつくる市民の会

 

 浜岡原発なくそう吉田町民の会      牧之原市・原発問題有志の会

 

 浜岡原発はいらない・命を守る菊川市民の会

 

 浜岡原発の危険から住民を守る会(牧之原、御前崎、菊川、掛川市)

 

 浜岡原発を考える会(御前崎市)       掛川・主婦の学習会有志

 

 さよなら原発・金曜アクションin掛川市民有志の会

 

 浜岡原発を考える袋井の会      ネットワーク安全な水を子供たちに

 

 浜岡原発はいらない磐田の会           「明るい未来」磐田

 

東部地区

 

 原発なくそうミツバチの会(函南)   原発震災を防ぐ風下の会(三島)

 

 三島ふれあいユニオン    三島の学校給食と子どもの健康を考える会

 

 御殿場自然大好きママサークル   NPO自然派ママたちの座談会

 

 食べ物・環境・エネルギーを考える会(松崎町)

 

 浜岡原発いらない沼津の会        さよなら原発・三島連絡会

 

 すべての原発を止めよう伊豆半島住民連合会

 

 

 

中部地区

 

 しずおかハートネット      ワークショップルーム

 

 静岡YWCA           ピースネット静岡

 

 浜岡原発廃炉・日本から原発をなくす静岡県連絡会

 

 浜岡原発を考える静岡ネットワーク

 

 プラムフィールド        金曜アクション@静岡

 

 静岡県労働組合共闘会議     生活協同組合生活クラブ

 

 

 

 

 

西部地区

 

 なくそう浜岡原発・天竜の会      遠州労働者連帯ユニオン

 

 なくそう浜岡原発浜松北区の会     浜岡原発はいらない浜北の会

 

 浜岡原発はいらない湖西の会      なくそう浜岡原発・天竜の会

 

 

 

 

 

41団体

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 写真は全て中電静岡支店での抗議の様子。抗議文を受け取るのは、静岡支店総務課長・加藤敬氏。

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 この抗議行動には約30名が参加。

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 直接抗議文を手渡したのは、UPZ市民交流会(15団体の連名)、浜岡原発を考える静岡ネットワーク(原発なくそうミツバチの会・原発震災を防ぐ風下の会・三島ふれあいユニオン・遠州労働者連帯ユニオンなど連名の予定だったが、浜ネットの手違いで名前の記載が無かったので、上記参加団体のリストを中電に渡し、口頭で色々な団体もこの抗議文に参加していると伝えた)、静岡生活協同組合生活クラブ、なくそう浜岡原発天竜の会、静岡市放射能測定室。

 他の団体は別途ファックスで送った。また浜岡原発廃炉・日本から原発をなくす静岡県連合会は、午後4時半に独自で中電に抗議文を手渡した。この団体は静岡市内で抗議のチラシ配布活動も実施。

 なお、午後1時に県庁社会部記者クラブで上記リスト参加団体が記者会見を行った。おそらく今朝の朝刊にその模様が報道されていると思われる。

 また午後3時から県弁護士会館にて、浜岡裁判弁護団が抗議声明を発表。僕たち原告も同席した。テレビカメラが来ていたので、夜のニュースで流れた。高裁段階にいっている浜岡裁判弁護団は、東京で午後5時に抗議記者会見を開いた。

 昨日の行動は再稼働をさせないための一歩に過ぎない。何としてでも浜岡原発を動かせさせない・永久停止・廃炉に向けて、僕たちは明日16日に、第3回全県反(脱)原発団体交流会を静岡市のアイセル21で開催する。午後1時半から4時まで。僕は司会を担当することになっている。

2014年2月13日 (木)

イルカ漁の是非

和歌山県大地町を訪れて

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 昨年11月下旬、和歌山県を旅してイルカ漁で有名な大地町のくじら博物館を見学した。上の写真はその施設内で行われている「イルカショウ」の様子。

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 博物館内の捕鯨漁を再現した展示。

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 この町は江戸時代から伝統的な捕鯨漁で有名である。最近ではイルカ漁は非人道的だと、欧米人がその様子を撮影にやってくる。

 キャロライン・ケネディ米国駐日大使が、ツイッターでイルカ漁の非人道性を取り上げてから、この問題がクローズアップされている。

 僕の考え。どうしてもクジラやイルカを食べたいとは思わない。大学生のころは北九州市に住んでいたので、くじら肉は自然に食べたが、今は海外から非難されてまで食べたいとは思わない。

 ましてイルカは袋井市のスーパーで買うことは不可能。大地町や伊東市など、伝統的にイルカ漁をやっているところしか食べられない。

 では捕鯨やイルカ漁をどう考えているかと言うと、遠く海外まで出かけてくじらを捕るのには反対である。世界から非難されるだけ。もう日本人の食生活からくじらは必要でなくなっている。ほんの一握りの関係者の利益のために、世界から野蛮だと攻撃されるのは国益に反する。

 しかし、日本沿岸で伝統的に細々とやっている捕鯨は、認めるべきだと思う。資源の乱獲ではないし、その地方の伝統として尊重すべきだと考えている。

 イルカ漁も同じことが言える。わざわざ日本人がアラスカやカリフォルニア、オーストラリアやニュージランドの海にまで出かけて捕れば、非難されるのは当然である。しかし、日本近海、しかもその地域の湾内で、伝統的な漁法で捕ることは、認めるべきである。

 イルカを食べることを欧米人は非難するが、それは文化の違い。宗教の違いで肉食が認められる・認められないのと同じ。可愛いひつじを食べるのは平気で、くじらやイルカはダメと言うのは、自分の価値観・感覚を他者に押しつけることだと思う。

 

2014年2月12日 (水)

東京都知事選結果に思う

心配が現実に

 脱原発候補の一本化ができていなかったので、宇都宮さん、細川さんどちらかの当選を望みながらどうなるかと心配していたが、結果は舛添さんの当選となった。一本化ができておれば、今回の2人の票プラス一本化効果の期待票で、勝利していたと思う。

 田母神さんの60万票は脅威である。20代で投票した24%が田母神さんに投票し、2位。30代でも17%で、細川さんよりも多い。ネット保守とよく言われるが、実際にここまで超タカ派が支持される日本(東京)の現実を無視するわけにはいかない。

選挙では脱原発のみで投票しない現実

 僕自身も経験したが、有権者の投票する際の判断基準は、脱原発の理念だけではない! 一番大きいのは、組織や団体が推薦する候補であるかどうかだ。候補を一本化してマスコミの報道で有利な状況(ムード)を作らない限り、有権者(投票者)の過半数の票を集めることは困難である。

 本当に意味での民主主義がまだ日本に定着していない現実が、このような結果をもたらしていると考えている。

苦い結果をどのように教訓化するか

 特に県知事選などの大きな選挙では、一本化しない限り脱原発や憲法9条改正反対など理想だけでは、保守に勝つことは困難である。

 沖縄県知事選が2年後に予定されている。革新・進歩勢力側が、早めに意見調整・話し合いを重ね、妥協を重ねながら一本化できるよう努力すべきだと思う。

 日常的な信頼の積み重ねも重要だと思う。結局は誠意と信頼に尽きる。運動をする市民団体間、政党間で、一つ一つ信頼を積み重ねる具体的な行動が、最後は実を結ぶ。

 若者にどのように訴えるのかも、今回はいい教訓となった。若者の心・心情に触れる言葉・態度・姿勢で、またインターネット・ツイッター・フェイスブックなどを上手く活用することが重要である。

2014年2月 9日 (日)

うれしい同窓会 36年ぶりの再会も

始めてクラス担任となった同窓生と36年ぶりの再会も

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 2月8日、弁天島の浜菜坊という料亭で、新居高校時代に初めて受け持ったクラスの同窓会があり、参加した。当時の高校生も今はもう54歳! 

 卒業してからこれまで2回このクラスの同窓会があり、その時の出席者の顔・消息は分かるが、36年ぶりに初めて会う卒業生もおり、申し訳ないがすぐ名前が思い出せない者もいた。

 正直うれしい!!!  一人ひとり、近況報告をしてもらったが、職場で・家庭で・地域で皆頑張っている様子がうかがえ、「大人になったなあ」と感慨深かった。

 僕とはちょうど一回り(12歳)違いだが、あまり年齢の違いを感じなかった! 彼ら彼女らが、おじさん・おばさんになったせいだろうか? 大人の会話ができるのは楽しい。

 幹事は連絡を取るのに苦労したそうだ。どうしても消息が分からない者が2名。ありがたいことに、病気その他で亡くなった者はいない。

 これからは3年ごとにやることになった。6年後は、還暦の祝いを兼ねて泊まり込みでやったらどうかと提案した。その頃は、僕は72歳! 元気な姿で、彼ら彼女らの還暦を祝いたいものだ。

2014年2月 6日 (木)

山本太郎講演会レポート 最終回

警備の裏話

 太郎さんが園遊会で天皇に手紙を出した後、右翼から攻撃され、今回の講演会でも万が一に備え、警察の警備が付いた。最終回はその裏話。

 正直、警備のことで警察とのやりとりに時間と労力を取られた。昨年11月10日、焼津での山本太郎講演会と夜の市民団体との交流会が中止になったのも、この問題が背景にあったのかもしれない。

 先ず山本太郎事務所から中央の警察に警備依頼があり、県警本部に指示がおりる。県警から袋井警察署に連絡が入る。県警及び袋井署は、国会議員である山本太郎氏が暴漢に襲われたら責任問題となる。

 そこで主催者に色々な注文が来る。僕は4回も警察と警備に関して会うこととなった。電話もよくかかってきた。

 山本太郎事務所から警備要請があるにもかかわらず、主催者からも警備依頼の書類を出せと言う。その文案を示され、日付と名前を入れるのでなく、こちらで文案を参考に依頼書を作成して出すはめになった。

 

                        平成26124

 

袋井警察署長殿

 

                      山本太郎講演会実行委員会

 

                            竹野 昇

 

 

 

  山本太郎参議院議員の講演会開催に伴う警備要請について(依頼)

 

 

 

 

 

 平成26年2月1日(土)に、袋井市総合センター4階大会議室において山本太郎参議院議員の講演会を行う予定です。

 

 山本太郎議員の警戒警備にあたりましては、自主警備を基本とし、安全かつ円滑に進行・運営できるよう、所用の人員を配置し警備に万全を期する所存でございますが、山本太郎参議院議員の講演会開催に伴い、不測の事態の発生も見込まれるところであります。

 

 つきましては、警備に関しまして、情勢に応じた所用の警備措置について、ご高配を賜りますようお願い申し上げます。

 

 なお、警備にあたり、何らかの事件・事故等が発生した場合には、事後の捜査に全面的に協力致します。

 

 

 

                                 以上

 

 

 次に警察から会場を下見したい、一緒に立ちあってほしいとの要請があった。市役所には会場の音響機器の下見と言うことでカギを借り、立ち会った。机の並び方、受付の位置、太郎さんの控室、入口から4階まで上がる経路、一般参加者には分からないようにしながら警備の私服警官の配置場所などを、確認した。

 次は受付で所持品検査をしてほしいとの要請。カバンの中にナイフ等凶器が入っていると危険なので、参加者にお願いして中を開けてもらって覗いてほしいとの注文だ。

 色々なやり取りがあったが、最終的にはそれはできないと断った。その代わり、男性でこちらが知らない人がカバンを持っていたら、「中には危険な物は入っていないでしょうね?」と、声かけをすることになった。 警察の言い分。声かけをするだけでも、犯人にこちらが警戒しているぞとメッセージを伝えることになる。

 講演会当日、警察から電話があり、ペットポトルや缶コーヒーなどを持っている人には、受付で預かってほしいとの要請が来た。会場内で物を投げられないようにするためだと言う。やむを得ず、受付の人には参加者の気分を害さないよう注意してお願いすることにした。

 まだある。終了後、掛川駅まで主催者側が送っていく予定であったが、その車のナンバーを教えてほしいとの要請。送っていただく人に負担をかけることになるので、結局タクシーを利用した。

 講演会は何事もなく無事終了した! ホッとしている。

2014年2月 4日 (火)

山本太郎講演会レポート その2

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 太郎さんは早口でよくしゃべる。全てをまとめるのは到底不可能! 記憶に残る事のみ、箇条書きにレポートしたい。

1)芸能界の世界は原発・政治問題はタブー。スポンサーの関係。マスコミも同じ。

2)2011年の福島原発事故の後、自分の中で「言いたい」「言えばほされる」のもやもや・葛藤があった。あるときツイッターで反原発を言った。すると、所属事務所の電話がパンクするほどの抗議の電話があった。事務所は仕事にならない状況。所属している俳優にも影響が出るので、思い切って止めた。仕事も全く来ない状況だった。

 太郎さんはここまで一気に話し、会場に質問や意見を求めた。主催者は1時間半話してもらってから、お話会の予定だったが、それを繰り上げての進行となった。どうなることやらと内心心配したが、結果としてこのやり方がよかった。

3)都知事選では、自分は特定の候補を応援するのでなく、投票率を上げるための努力をしている。投票率が低ければ、組織候補が勝つ。無党派層が多く投票すれば、脱原発候補が当選できるから。

4)ボランティアがたくさん集まれば力となる。自分の選挙の時は、1,200人のボランティアが集まり、選挙ポスターを一番早く張ることができた。

5)国会は一人では本会議で質問ができない。しかし委員会では可能。自分は内閣委員会に所属している。内閣に対して質問主意書を出すことができる。自分をどんどん利用してほしい。市民が山本と結び付き、内閣から情報を引き出すことができる。政府から、山本の質問は専門的でしっかりしている、きっとバックがあるのだろう、と言われる。市民と結びつぃているから、それが可能なのである。(1月の渡辺敦雄氏の講演で、自分は山本太郎の原発に関する質問の影のライター発言は、このことだった。)

6)自民・公明の多数支配で、なにをやっても数で押し切られると、悲観的になっている人が多いが、自分は絶望していない。民主主義・選挙で変えられると信じている。先ずは統一地方選挙選。原発再稼働を言う候補者を落とそう。

7)人と人の出会いが希望である。若者は孤立している場合が多い。自分一人だと思うと無力感に陥る。しかし、例えばこの会場のように、同じような思いの人がたくさんいると、元気が出る。勇気づけられる。つながっていきましょう!

 安倍政権の危険性や集団的自衛権、特定秘密法、リニア新幹線など、質問に答える形で話しは多岐にわたったが、僕は7)の話が一番印象に残っている。

 今回の講演会も「つながっている」から実現した。袋井の会だけでは不可能だった。UPZ市民交流会で「つながり」を作ってきた成果が、また全県反原発市民団体交流会で「つながり」を作ろうとしているおかげて、多くの方がスタッフとして協力してくれた。不十分な宣伝にも関わらず、たくさんの参加者があったのも、「つながり」のおかげである。

 特筆すべきは若者とのつながりである。山本太郎さんを介して、多くの若者が会場に足を運んでくれた。従来の集会では、参加者の9割が60歳以上。インターネットでつながった若者が、友人と共に受付をやってくれた。情報の拡散も若い世代の協力のおかげだった。

2014年2月 2日 (日)

山本太郎講演会レポート その1

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 2月1日、袋井市総合センター4階大会議室にて午後2時から4時10分過ぎまで、山本太郎参議院議員の講演会を主催した。

下はそのチラシ。

 

『  ~本当のことを当たり前に言える社会へ~

 

山本太郎が語る 原発・特定秘密法・国会  

 

時:2月1日(土)午後2時~4時

 

所:袋井市総合センター4階大会議室

 

 

 

 参議院議員・山本太郎さんに、上記の演題でお話してもらいます。約1時間半のお話を伺った後、参加者との自由なお話会も予定しています。諸経費をまかなうため参加費500円をいただきますが、どなたでも申し込みなしで自由に参加できます。

 

*会場は袋井市役所南側。駐車場がいっぱいの場合、市役所駐車場を利用して下さい。JR袋井駅から北へ徒歩13分。

 

*山本太郎さんのプロフィール

 

【俳優として】1990年高校1年生時に『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』の「ダンス甲子園」に出場し、芸能界入り。 1991年、映画『代打教師 秋葉,真剣です!』で俳優デビュー。テレビドラマ『ふたりっ子』『新選組』映画『バトルロワイアル』『GO』など数々のヒットドラマ・映画に出演。

 

 『光の雨』『GO』で2001年度日本映画批評家大賞助演男優賞を、『ゲロッパ』『MOONCHILD』『精霊流し』で2003年度ブルーリボン賞助演男優賞。

 

 舞台『三輪明宏版 椿姫』に出演。主演映画『EDEN』(2012年)。

 

【政治家・参議院議員として】

 

 2011年3.11の後、反原発活動を開始。2013年7月参議院選挙当選(東京選挙区、666,684票獲得)。参議院内閣委員会所属。原発・被曝問題、子どもと放射能、TPP問題、労働問題、社会保障制度改革・表現の自由に関わる問題、特定秘密保護法反対運動など幅広く活躍中。

 

【著書】「ひとり舞台 脱原発―闘う役者の真実」(集英社)「母ちゃん ごめん 普通に生きられなくて」(ぴあ)

 

主催:山本太郎講演会実行委員会

 

 

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 話題の人でもあり、若者に人気があることもあって、事前の宣伝活動が不十分であったにもかかわらず、たくさんの人が来てくれた。約175名。

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 この講演会は昨年9月に、浜岡原発を考える袋井の会が企画し、山本太郎事務所に依頼した。先方の都合でのびのびになっていたが、やっと実現した。

 

 会では右翼が来たらどうしょうと、小さな袋井の会だけでは無理だから、UPZ市民交流会や全県反原発団体交流会にも協力を依頼し、実行委員会形式でやることになった。

 

 東は清水、西は浜松と広域の人々25名がスタッフとして参加してくれ、また若者がインターネットやツイッターで呼び掛けてくれ、これまで袋井の集会では見られないような幅の広い層が集まってくれた。

 今日はまだ疲れが残っているので、明日以降、講演会の内容や警備に関する裏話などをレポートしたい。

 

 

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