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2014年3月

2014年3月31日 (月)

袴田事件即時抗告をさせないために

昨日(30日)午後1時半から静岡労政会館大会議室で、「袴田さん 釈放おめでとう 再審開始決定 3・30報告集会」があり、雨の中参加した。

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 壇上向かって右側の女性が袴田さんのお姉さん・ひで子さん。テレビでもそうだが、本当に晴れやかな表情をされている。

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 長く支援を続けてきた寺沢さんが、釈放された袴田さんに付き添ってホテルまで案内した時の様子を報告。まだ正常な会話は困難ではあるが、ぽつりぽつり袴田さんがつぶやくように語った言葉を紹介してくれた。

 「長かった」「勝ったんだね」「監獄生活はコテンコテンに疲れた」「釈放されれば安心して暮らせる」 車いすに乗せようとすると、「また拘束されるのか」 

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 西嶋勝彦弁護団長の話し。「証拠の採用を裁判官の自由裁量としたのは評価できる」

「衣類の証拠を捜査機関のねつ造の疑いがあると踏み込んだ判断をするとは、想定していなかった。英断に感謝している」 「裁判長は司法の正義に言及。これまで再審請求審理を含めて6回の裁判が行われたが、袴田さんを有罪とし、冤罪に加担した裁判官達の責任が問われる」

 「今回で5件目の死刑判決が覆がえされようとしている。文明国家として、死刑制度廃止を考える時期が来た」

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 小川弁護団事務局長。

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 司会の山崎さんが布製の再審開始の垂れ幕を作った裏話を披露。

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 40年の弁護士生活を3月末日でもって終える田中弁護士。他にも今回の再審開始決定に貢献した、笹森、伊豆田、小川弁護士からの話しがあった。

 続いて冤罪の被害者3人の挨拶。

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 島田事件の赤堀正雄さん。

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 富山県氷見市で起きた強姦事件の犯人にでっちあげられた柳原さん。

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 足利事件の菅谷さん。

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 支援団体からも多くの人が話された。上はアムネスティインターナショナル日本支部事務局長の若林さん。

 他に、日本国民救援会、日本ポロボクシング協会袴田巌支援委員会、県内の支援団体など多くの団体が登壇。

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 写真がぼやけてしまったが、最後に挨拶された袴田ひで子さん。「母親の悲しそうな目を見て、弟の無実を晴らすのが親孝行だとの思いで今までやってきた」と話された。

 1時半過ぎから始まった集会が終わったのは4時40分。これまで袴田さんの無実を晴らすために努力されてきた方たちに心から敬意を表したい。

 しかしまだ完全無罪を勝ち取った訳ではない! 再審も検察が抗告すれば、また再審を勝ち取るまで裁判が続く。集会では、検察に即時抗告を断念するよう、メールで訴えてくれとの要請があったので、今日(31日)静岡地検・東京高検・最高検にメールを送った。

 袴田さんの生活支援の募金のお願いもあった。釈放はされたが、袴田さんは無収入。入院費、生活費など、皆で支えていこうと、下記の口座に振り込んで欲しいとの要請。

 ゆうちょ銀行 二三八支店  普通 3833391 名義人 岡島順治

 または 郵便振り込み  記号 12350 番号 38333911 名義人 岡島順治

 僕もささやかだが振り込みたいと思っている。

 

2014年3月30日 (日)

無実の死刑囚・袴田巌さん再審決定に思う

これは権力犯罪と認定した静岡地裁判決を評価する!

 3月27日、静岡地裁村山裁判長は、袴田さんが事件後みそ樽に隠したとされ、有罪の証拠にされた5点の衣類を、「捜査機関が重要な証拠をねつ造した疑いがある」、「拘置の続行は耐えがたいほど正義に反する」と、再審と刑の執行停止(釈放)を命ずる判決を出した。

 袴田さんの無罪を信じている一人の静岡県民として、大いにこの判決を評価したい。また捜査機関のねつ造の疑いがあるとまで、踏み込んだ判断をした村山浩昭裁判長の勇気を讃えたい。

警察・検察・裁判所=国家権力機関の犯罪の責任を追及し、中心的に関わった者を処罰すべき

 埼玉県狭山市で起きたよしえちゃん殺人事件の犯人とされた無実の石川かずおさんの場合も、脅迫状を書いたとされる万年筆が逮捕後捜査機関が石川さんの家のかもいに置き、発見された。

 警察は明白な証拠がない場合、自白を強要し、報道を通じて世間に犯人と認めさせてから、証拠をねつ造する。そうしないと裁判が維持できないからだ。

 検察・裁判所は、そうした捜査機関の言い分そのままに、犯人と決め付け、有罪とする。袴田さんの場合は、一審静岡地裁の元裁判官が「自分は袴田さんは無罪と思ったが、3人の裁判官中、2人が有罪と判断したので、やむなく自分の意志に反して有罪の判決文を書いた。自分は今でもそのことを悔いている」と、語っている。

 権力機関の自白強要・証拠ねつ造・誤った判断により、多くの無実の人が殺人犯の汚名を着せられ、長期間自由・人権を奪われ、人生を台無しにさせられる冤罪事件を根絶するには、権力側の責任追及と関係者の処罰が必要だと思う。

 奪われた青春・時間は2度と戻ってはこない。殺人犯の父・母親・兄妹・子どもの汚名を着せられた家族の苦痛の時間も、取り戻すことはできない。30年から50年経ってから再審が決まっても、ご両親は他界されているケースがほとんどである。

 袴田さんの場合も同様である。息子の無実を信じつつ、それが晴らされないまま他界されたご両親の無念を思うと、本当に申し訳ない。

 僕は袴田さんの無実を信じながら、具体的に支援活動に積極的に関わらなかったことを恥ずかしく思っている。お姉さんのひで子さんの本当に晴れやかな笑顔がまぶしい!

 今日袴田さんの再審決定報告集会が静岡市である。せめてその集会に出席して、関係者のこれまでの苦労に敬意を表し、同時に検察が上告しないよう、自分もその闘いの一翼を担いたいと思っている。

2014年3月27日 (木)

中部電力とUPZ自治体安全協定締結に関して、袋井市長に要望者提出

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本日(3月27日)午後1時半に、原田袋井市長に以下の要望書を提出しました。

 

                 2014年3月27日

                       浜岡原発を考える袋井の会

                          代表 松倉次郎

袋井市長・原田英之様

 

    中電との安全協定締結に関する要望書

 

 UPZ圏内自治体と中電との安全協定締結に際し、以下の項目を入れていただきたく要望します。

 

1 浜岡原発の再稼働にはUPZ圏内自治体の合意が必要

 

2 住民の原発災害避難先の確保・避難経路・交通手段の確保など避難計画が

  立てられない状況での再稼働申請は認められない

 

3 事故による損害賠償について、自治体を窓口として協議する

 

 

*後日、上記要望に関して市長のお考えを伺いにまいります。

 事務局竹野(090-3382-6826)まで、ご都合のよい日時を秘書を通じて連絡下さい。

 

 

 対応したのは、吉岡伸夫副市長。あくまで市長と直接のやりとりがしたいので、*以下の文を口頭でなく、文章化して後日の面会につなげた。

 

 袋井の会からは代表・副代表、役員計5名が出席。市側は吉岡副市長のみ。松倉代表が趣旨を話し、要望書を読み上げ渡した後、竹野が詳しい説明をした。以下話した要点

 

『 これまでの安全協定は原発稼働が前提となっていたが、3.11以後は状況が違う。原発安全神話が崩壊した今、従来と変わらない(静岡県・4市と中電との協定)内容では困る。そこで3点の項目をいれて欲しい。

 

1 の説明で、朝日新聞3月12日付け「原発周辺自治体首長アンケート 再稼働の地元同意82%必要」の記事を示した。

 

2 の説明で「浜岡原子力発電所の安全確保に関する協定書」第2条「乙(中電)は、災害対策基本法その他の法令に定める防災に関する責務を遵守するとともに、甲(自治体)が行う地域の防災対策について甲の協議に応ずるものとする。」を読み上げた。

 

 静岡県及び自治体の原発災害避難計画が立てられない状況にある。第2条を根拠に、住民の生命と財産を守る立場にある自治体が、避難計画が立てられない状況で再稼働の申請をするなと言えるはず。

 

3のところでは、2の協定書第9条「乙(中電)は、発電所の原子炉の設置、運転に起因して地域の住民生活、生産活動に損害を与えた場合には、誠意をもって補償しなければならない。」を読み上げた。

 

 福島原発事故では、東電は家屋や土地の補償に誠意をもって対応していない。実際に事故が起きれば、自治体も多大な損害を被る。住民個々や企業・事業者がばらばらに中電と交渉しても立場が弱い。自治体が窓口となったほうが、まとまり交渉力も大きくなる。』

 

 

 これに対し吉岡副市長は、『要望の内容は市長に伝える。明日28日に原田市長たちUPZ自治体の首長が中電に安全協定の締結を申し入れることになっている。協定の内容については、それぞれの首長の考えもあり、これから詰めることになる。私も原田市長が具体的にどのように考えているのか知らない。』と答えた。

 

 また『防災計画に関して市として何もやっていないわけではない。今年度中に策定したいと考えている』との話に対し、こちら側から「行政が計画を立てたから完成では困る。実際に避難する住民・老人福祉施設・病院・障害者らに、事前に計画案を提示してもらいたい。』と要望を伝えた。

 

 今日の要望書提出を、静岡新聞袋井支局が取材してくれた。多分、明日の地域版に報道されると思われる。

 

 UPZ圏内の団体は、それぞれの市長に是非独自の要望書を出してほしい。またすでに結んでいる御前崎・牧之原・菊川・掛川市の団体は、改定をするよう申し入れてほしい。

 

 県知事への働きかけも重要である。川勝知事は、UPZ自治体と中電との協定に、県もその中に入りたい意向を記者会見で表明している。

 

 市民が首長の後押し・応援・激励をしながら、中電を縛る協定を結ぶよう働きかけていこう。

 

 文章表現がいつもと少し違うのは、上記の文を脱原発メーリングに送るため作成したから。

 実際に保守的な首長たちが僕らの要望を取り入れ、中電との協定交渉を住民サイドに立ってやってくれるかは、これからの問題である。だからこそ、色々な手段での働きかけが必要だと考えている。

2014年3月26日 (水)

原発マネーからさようなら

原発停止でも核燃料税の記事を読んで

今日3月26日付の朝日新聞に、上記見出しの記事が出ていた。現在全ての原発が停止している。にもかかわらず、原発マネーにたかる自治体が核燃料税を徴収している。福井県は60億円。佐賀県は18億7千万円。愛媛県は9億5400万円。北海道は9億円。石川県は7億7千万円。鹿児島県は4億8千万円。青森・茨木県は額を明らかにせず。総額109億7400万円が14年度電力会社から各県のふところに入るそうだ。

 

脱原発を願うなら原発マネーからさようならをしよう!

 

 福島県は2012年12月に核燃料税の条例を廃止した。「原発の稼働を前提とする核燃料税は、福島の状況にそぐわない」がその理由である。東電福島原発の全原子炉の廃炉を求める以上、当然の措置である。

 

 一方たかられる電力会社は、今後の稼働のため、そして要したお金は消費者に転嫁できるため、安易に金を出し続ける。

 

 原発を抱える新潟・静岡・島根県でも、停止中でも課税できるよう新たな仕組みを検討中とある。

 

 とんでもない! 浜岡原発再稼働をさせない・永久停止・廃炉を求める私たちは、県当局に条例を改定しないよう働きかけよう。

 

 上記の文章を作成し、静岡県脱原発メーリングに投稿した。金は誰でも欲しい。財政難の自治体も同じ。しかし、金を出す方は、必ず見返りを期待して出す。

 個人でもそうだが、あやしげな金をもらうとロクなことがない! 自由・独立が損なわれるのが落ち度。県知事・県議に色々な手段で働きかけていきたい。

 

2014年3月25日 (火)

沖縄県・竹富町教育委員会の判断に拍手喝さい

文部科学省の教科書変更要求を突っぱねた竹富町教育委員会は筋が通っている!

 教育の政治的中立の名のもとに、日教組を攻撃してきたのは自民党をはじめとする保守勢力である。

 ところが近年、逆の現象が起きている。保守の側から、教育の政治的中立を謳う教育基本法を無視して、なりふりかまわない教育への政治的介入が続いている。

 その最たるものが、中学公民教科書で沖縄戦の記述が極端に少ない偏った歴史認識を持つ教科書を無理やり使うよう、竹富町教育委員会に圧力をかけている安倍政権・自民党・文部科学省である。

 どのような教科書を使うかの権限は、地方教育委員会にある。にもかかわらず指導に従わないからと教科書無償化措置適用を除外(公民教科書に限ってだが)するいやがらせ・いじめ・圧力をかけ、それでも屈しないとみるや、国の命令(文部科学省の是正要求)を出した。戦後日本の教育史で、初めての暴挙である!

 だが、竹富町は、従う必要はないと突っぱねた! おそらくこれは、日本の歴史でも初めてのことと思われる!

 偉い! 溜飲が下がる思いである。 ダメなものはダメと、筋を通す竹富町教育委員会に拍手喝さいを送りたい。

 

2014年3月23日 (日)

福島を忘れない 福島原発災害視察ツアープラン

福島を忘れないーー脱原発の思いを深めるため、福島ツアーを企画

 昨年12月にUPZ(浜岡原発31キロ圏)市民交流会で、福島原発災害視察ツアーをやろうということになり、僕がその企画担当になった。

 20日、浜岡原発を考える袋井の会の役員会で企画案を提示し、賛同を得たので、23日磐田市で行われた第5回UPZ市民交流会で、以下の企画案を説明した。

 

福島原発災害視察ツアープラン案

 

期日:7月19(土)20(日)21(月)

 

交通:さくら交通観光バス

 

費用:34,000円(40人)または 39,000円(30人)

 

日程

 

19日 6:30 袋井市役所駐車場発 7:00菊川市役所駐車場発

 

   郡山着15:00 双葉町仮設自治会訪問

 

  17:30 ホテルアルファーワン郡山(シングル・朝食付き4800円)

 

  夕食後 19:30~21:00 郡山市民との交流会

 

20日 ホテル発8:00 飯館村見学(10~12時、長谷川健一氏案内)

 

  南相馬道の駅(昼食) 南相馬市小高区見学(14:00~15:30、案内 三浦氏予定) 浪江町見学(15:50~17:30 案内 管野 

 

  千代子さんの知人) 19:30 ホテルサンルート福島(シングル・朝食付き5742円)

 

21日 9:00~11:30 福島市民との交流会

 

   昼食後福島発13:00  菊川・袋井着 21:00~21:30

 

 

 

諸経費内訳 大型バス(45人乗り)運転手2名 57万円 

 

  高速料金往復 38,340円 運転手宿泊費 21,084円

 

  運転手夕食2回 6,000円(1500円×2人×2)

 

     昼食3回 6,000円(1000円×2人×3)

 

  保険 300円×40人=12,000円 

 

  駐車代 5,000円

 

総額 658,424円  一人当たり バス代 16,460円

 

 

 

宿泊 10,542円

 

夕食 3,000円(1500円×2)

 

昼食 3、000円(1000円×3)

 

謝礼と土産 500円(5000円×3人、土産5000円 計2万円)

 

合計 33,502円

 

予備費498円

 

集金 34,000円(40人の場合)

 

  食事代各自の場合 集金 28,000円

 

          30人なら33,000円

 

申し込み期限 6月15日

 

 バスの定員は45名。募集対象は、磐田市から焼津市までの住民。多くの参加希望者がでることを期待している。

2014年3月21日 (金)

沖縄(高江・伊江島・普天間)レポート 2014年春 最終回

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 3月4日9時から10時半まで、普天間基地・のだけゲート前での抗議活動に参加した。平和市民連絡会の皆さんが、道行く車に普天間基地撤去・オスプレイ撤去を呼びかけていたので、僕もその輪に入れてもらった。基地に出入りする米兵には、「オスプレイ アウト」「マリーンヅ アウト」と声をかける。

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 基地内の警備員。沖縄出身だが、心と体はアメリカに置いているのが悲しい。

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 フェンスに取り付けたバナーは、毎回取り外す。そうしないと米兵や基地容認派にとられてしまう。

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 昨年12月にはなかったが、ゲート前に信号機が新しく設置されていた。

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 金網にリボンを取り付ける人たちをビデオカメラに収める警備員。 

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 軍属のアメリカ人が基地の外に出てきて、僕らの写真を勝手に撮り始めた。強く抗議したら、沖縄県警の警察官(白い服)が彼を守るように間に入った。「警察はどちらの味方なのか」

 普天間基地の2つのゲート、もう一つは大山ゲートだが、日曜日を除いて毎日このような活動が続けられている。大山は朝6時から8時まで。のだけは8時から10時まで。さらにのだけでは、10時から12時まで普天間爆音訴訟原告団の人たちが、平和市民連絡会の後を引き継いで活動している。

 沖縄に行ったら、是非短時間でもよいからこの活動に参加してほしい。時に上空をオスプレイや他のヘリコプター、輸送機が飛ぶ。沖縄の現実が体験できる!

 僕はこのあとオバマ大統領にはがきを出す運動をされている小橋川さんに会いに、彼の事務所を訪ねた。

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 はがきはすでに2万以上投函されているとのこと。

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 普天間基地閉鎖・辺野古新基地建設断念・オスプレイ撤去の声・意見を、正確にアメリカ側に伝えるために、もっとたくさんのはがきを送る必要がある。12月同様、今回も100枚購入した。

2014年3月19日 (水)

沖縄(高江・伊江島・普天間)レポート 2014年春 その8

名護市で佐久間さんを見舞う

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 3月3日、宜野湾市に行く途中、名護市の北部医師会病院にガンで入院している佐久間さんを見舞いに訪れた。

 比較的お元気そうなので、ほっと一安心。佐久間さんと辺野古で会ったのが8年ほど前。当時は辺野古のテントによく顔を見せた。キャンプシワューブ基地正門前で、道行く車に新基地建設反対のプラカードを示しながら手を振る活動もされていた。

 5年前、初めて高江を訪れたら、佐久間さんはN-1ゲート前の家(?)で寝泊まりしながら、高江のヘリパッド建設反対運動に参加されていた。

 それ以来、高江に行くたびに元気な佐久間さんとお会いしたが(昨年12月にも会った)、今年1月からガンで入院されたと聞き、お見舞いに行ったわけである。

 肺がんとお聞きした。ときおり痰が詰まり、咳が出る以外は、一見お元気そう。完全看護なので、お一人の身だが不自由はないとのこと。ただ乏しい年金生活なので、入院費のことを心配されていた。

 大阪に生まれ、沖縄の基地建設反対運動に身を投じ、頑張ってこられた佐久間さんの回復を祈る。映画「標的の村」に佐久間さんの姿が出てくる。

2014年3月18日 (火)

沖縄[高江・伊江島・普天間)レポート 2014年春 その7

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  伊江島の35%は米軍基地に盗られている.沖縄戦が終了する前、本土攻撃のための滑走路を整備(日本軍が使っていた滑走路を修理)し、全ての住民2100人は、慶良間諸島に強制移住させられた。

 1947年にやっと島に戻ることが許されたが、1954年から55年にかけて文字通り銃剣とブルドーザーで、家を破壊され、農地を奪われ、島の63%が軍用地にされてしまった。民主主義国?のアメリカが伊江島でやったことは、まさに犯罪行為であった。人権などあったものではない。殺され損。やられ損。生きる手段を奪われて、餓死者さえ出ている!

 あまりの非道に、阿波根さんたちが立ちあがったのが島ぐるみ土地闘争である。阿波根さんの反戦平和資料館に行けば、その当時の様子がよくわかる。

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 米軍は米ソ冷戦・中国共産党政権誕生・朝鮮戦争・ベトナム戦争と、世界情勢をにらみ、沖縄全体を好きに使える軍事拠点とした。伊江島もその大きな歴史に翻弄され、苦難を強いられた。

 しかし、米ソ冷戦が無くなり、米中平和共存、米軍の戦略が朝鮮半島や中国に近い沖縄からグアムやオーストラリア、ハワイあるいはアメリカ本土に拠点を移す戦略に移行しつつある現在、伊江島に広大な米軍基地は不要である。

 現に島の面積の35%の軍用地の内、基地として使われているのは、金網に囲まれたほんの一部だけである。大半は誰でも入れる普通の土地であり、農民は農地として使っている。

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向こうが、 全く使われていない補助飛行場。舗装工事をしていたので、滑走路ですかと工事作業員に訪ねたところ、「道路工事」(?)との返事が返ってきた。

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 ここも米軍用地内。何のための工事なのか、説明板がないのでよくわからない。

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 金網の外の緑地も軍用地。

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 金網近くの軍用地に取り囲まれている牛舎の牛。

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 ここの牛かどうかは確認できなかったが、オスプレイの騒音で死産被害が出ている。

 住民の安全のため、本来県と村当局は使われていない土地の返還を求めるべきだが、やっていない! おそらく土地所有者が黙っていても金が入る現状を変えたくないからだろう。

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 伊江島郷土資料館の前に立っている「非核 平和宣言の村」の碑が泣いている。村の在り方は住民が決めるのは当然であるが、沖縄戦の体験・米軍占領下の苦難を経験されている伊江島の方々は、本心では平和な島作りをきっと望んでおられることと思う。

2014年3月17日 (月)

沖縄(高江・伊江島・普天間)レポート 2014年春 その6

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 伊江島ハイビスカス園の温室内は、満開のハイビスカスでいっぱい! ゴルフ場の隣にあり、観光には良いところだ。

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 入口は解放されていたが、入場料についての案内が一切ない! おそるおそる中に入って、花を観賞していたら、修学旅行の若者を案内しておじさんが入ってきたので、入場料のことを尋ねたら、この施設は村が管理していて無料とのこと!

 これだけの施設を維持するのに無料とは? 観光客にはありがたいが、おそらく基地交付金で豊かな財源があるのでやっていけるのだろう。

 そのおじさんと世間話をしているうちに、彼が村議員であると分かった。これ幸いと、以下のお願いをした。

「僕は元高校教師で沖縄修学旅行で生徒を2回連れてきたことがある。ここ伊江島は2回目だが、修学旅行に適していると思う。那覇・南部戦跡・ちゅらうみ水族館の組み合わせが多いが、ここ伊江島を中心に色々なコースが考えられる。伊江島での釣り・農業体験、観光、サイクリング、ハイキング、戦跡(ガマ)めぐり、阿波根昌鴻資料館、基地と平和学習など。

 

 伊江島に2泊し、ちゅらうみ水族館や世界遺産のグスク、首里城、南部戦跡と回るいくつかの良いコースを立てられる。

 しかし気づいたことがあります。初めて伊江島を訪れる人への配慮です。このハイビスカス園が無料ならそれを観光パンフレットに載せれば、もっと人は来ますよ。入口にも大きく無料と掲示してください。

 アハシャガマに行きましたが、掲示がないので困りました。昨年9月に城山(たっちゅう)に行った時にも、駐車場の掲示が無かったので、道に迷いました。島周遊の道にも、もっと分かりやすい大きな掲示があれば、車や自転車でまわるとき便利です。

 立派な郷土資料館がありますが、正直内容は貧弱です。入口もどこにあるかよくわかりません。戦争体験の資料室の展示をゆっくり見ました。とても勉強になりましたが、室の案内掲示はドアに張った一枚の紙のみ! ちゃんとした掲示を設置したらどうでしょうか?」

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 平和資料館の名前が泣いている。しかし、中の展示は沖縄戦の伊江島における実態を伝える内容で好感が持てた!

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 島民が制作した戦争体験を伝える紙芝居。

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 アハシャガマでの惨劇とその原因もきちんと書かれている。しかしアハシャガマ入口の説明文には、日本軍および当時の教育の影響で、住民が集団死に追い込まれたことは一切書かれていない。

 村議のおじさんは、民宿を経営しており、僕の話しをよく聞いてくれた。アハシャガマの掲示(道路案内板)は強風で飛ばされて今はないので、3月議会で新しく作るよう提案すると約束してくれた。 

 後で分かったことだが、彼のところにわびあいの里スタッフが三線を習いに行っているとのこと。是非僕の提案が活かされるよう、期待している。

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 伊江港に着けばすぐ目に入る立派な建物の中に、郷土資料館と平和資料館が入っている。外観と内部の落差が大きい! 村当局に改善を切に望む!

2014年3月16日 (日)

沖縄(高江・伊江島・普天間)レポート 2014年春 その5



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 わびあいの里理事・阿波根昌鴻「ぬちどう宝の家」代表の謝花悦子さんとは、12月名護市でお会いしてから2カ月ぶりの再会。お元気な様子で安心した。

 このわびあいの里に、3月1,2日と宿泊させてもらった。うっかり写真を撮り忘れたが、僕がふとんを敷いた所は、阿波根さんの祭壇の前だった。

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 阿波根さんの資料館には全国から多くの人が見学に来る。この日(1日)も10名ほどの団体が訪れ、謝花さんが説明と挨拶をされていた。

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 この建物の中に、阿波根さんが収集した戦争遺品や米軍の砲弾、伊江島の基地闘争の写真や資料などが所狭しと展示されている。僕は9月にもじっくり見学したが、今回も1時間ぐらい見て回った。

 感想ーー修学旅行や遠足で、多くの小・中・高生に見てほしい! 沖縄は言うまでもなく、全国の学生に。大学のゼミで、フィールドワークとして訪れてほしい。

 学生だけでなく、辺野古や高江・普天間を訪れる団体やグループ・個人も、少し時間のゆとりをとって是非伊江島まで足を運んでほしい。見る価値・訪れる価値が、いっぱい詰まっている!

 これから本格的に始まる辺野古新基地建設反対運動の原点は、伊江島・阿波根さんの闘いにある。ここで学び、その知識・感動を、各自の原点として、周りに広げ、運動を拡大させていけば、必ずや辺野古新基地建設反対運動は勝利できると確信する。

 3日の朝、謝花さんやわびあいの里スタッフの方と話す機会があった。僕は以下のお願いをした。

 「ここを始めて訪れる者にとり、案内が分かりにくい。伊江島観光協会のパンフレットには、「ヌチドウタカラの家」とあるが、道路に出ているのは「反戦平和資料館」の看板だけ。9月に初めて来たとき戸惑った。「わびあいの里」という名称もあり、混乱する。せめて道路の看板はここが阿波根さんの資料館と分かるよう改善してほしい。」

 「今は営業しなければ、つまりこちらから積極的に売り込まなければ人は集まらない時代。本土の大手旅行会社や大学に、伊江島修学旅行・スタディツアーを宣伝したらどうでしょうか。そのさい、阿波根さんだけでなく、伊江島の観光・学生の体験学習・基地見学・戦跡めぐりなど、色々な組み合わせを紹介し、沖縄南部・本島だけでなく、伊江島を拠点にいい学びのコースがあると、資料を添えて売り込んだらどうでしょうか」と。

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 このガマでは150名の村人が米軍が上陸した時集団死した。このいきさつは、伊江島郷土資料館に詳しく展示されている。

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 しかしこのガマを見つけるのに少し苦労した。観光協会のパンフレットには掲載されているが、道路には案内掲示が無い! このあたりだろうと思った地点で、農家の方に訪ねて場所が分かった。

 伊江島村当局は観光を村の財政基盤と位置づけているのだろうが、外部(伊江島以外の人の意)の人間には不親切だと思う。道案内・掲示が極めて不十分。

 例えば、城山(タッチュウ)観光。登山するに便利な駐車場へ行く掲示板が無い。狭い島だから最終的にはなんとかたどりつけるが、初めての人間には不親切。僕は9月に行った時、地元の人に訪ねてようやく分かった。

 基地に頼らずとも、伊江島は農業・観光・漁業で充分自立できると思う。たまたまハイビスカス園で、ある村議とあった。明日この続きを書きたい。

 

2014年3月14日 (金)

管野千代子飯館村写真展とトークに参加して

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 3月7日夜、掛川市大須賀中央公民館で、浪江町から福島市に避難されている管野千代子さんの飯館村写真展とトークがあり、参加した。

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 上の写真はデイヅジャパン昨年7月号にも掲載されている。2011年1月、原発事故が起きる2か月前に撮影されたもの。おばあちゃんたちの笑顔がなんとも可愛い!

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 穏やかで幸せに満ちたおじいちゃんの笑顔が素敵だ。

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この写真もデイヅジャパンに掲載されているものだ。

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 管野さんのトーク。 「原発事故は、日本一美しい村と言われ村作りに成功した飯館村の人々から、心の底からの笑顔を奪い取った! 私がカメラを向けると、皆さん本当に素敵な笑顔で撮影に応じてくれた。断られたことは一度もない。

 今これらの人々がどうのような生活を送っておられるのかを考えると、本当に悲しい。東電が憎い。」

 管野千代子さんは看護師だが、全日本写真連盟福島支部に所属するアマチュアカメラマン。原発事故が起きる前、よく飯館村に写真撮影に通っておられた。

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 管野さんによると、原発事故による避難生活で多くの方が自殺されている。将来への悲観・ストレスからくるうつ病が原因など理由は様々。原発事故原因もいまだ解明されず、汚染水もれが続いている。このような状況で、原発輸出だとか、再稼働だとか、とんでもない。私は、全国の人々に福島の実情を伝えることが、自分の責務だと考えている。

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 管野さんは一見普通のおばさん。カメラを向けられた人も、警戒せず・気取らず、普通の表情・自然体である。

 僕は2年前に長谷川健一さんの案内で飯館村に行ったことがあるが、無人の村ゆえ、誰一人としてこのような笑顔の村人に会えなかった。本当に今、この写真の人々はどうされているのだろうか?

 この夏、浜岡原発から31キロ圏内市民交流会として、福島原発災害視察ツアーを計画している。今日、管野さんに電話し、浪江町の案内を依頼した。

 

 

2014年3月13日 (木)

原発ゼロデーに呼応した浜松市での集会・デモのレポート

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 3月9日、全国で3.113周年を前にして様々な取り組みが行われた。静岡県でもいくつかの市・町で創意あふれるイベントが開かれた。

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 県西部浜松市でも「-いらない!やめまい!さよなら!原発ー3・9浜岡原発再稼働NO! 浜松集会・デモ」が、午後1時半から4時まで行われた。主催は、「3・9原発NO! 浜松集会実行委員会」

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 集会・デモの参加者は約250人。久しぶりに浜松市での取り組みとしてはにぎやかになった。

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 浜岡原発を考える袋井の会からは僕と副代表のYさんが参加。僕からは3.11アクションとして県知事・中電への要望書への賛同を訴えた。2時半から中電浜松支店を経て出発地点のJR浜松駅北口まで戻るデモ(パレード)が行われた。

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 デモの列が長い。本当に久しぶり! うれしい! 

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 お店の中の人や道行く人も注目してくれる。

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 参加者の平均年齢は、残念ながら60代! 若者や30~40代への働きかけが今後の課題である。

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 静岡市での同様な取り組みには600名が参加。函南町でも100名近く集まったそうだ。大都市に比べれば少ないが、人口比ではたくさんの方が集まってくれたと思う。その成功は、「大同団結=つながり」にある。党派・立場を超え、とにかく原発ゼロ社会を実現したい・浜岡原発再稼働NO!, この1点で各団体・グループが協力したから、成功したと思う。

 しかしまだまだである! 来年、中電が再稼働の申請をしたら、1万人規模の大集会・デモを静岡県で実現したいと考えている。

2014年3月12日 (水)

3.11 静岡県でのアクションレポート

沖縄レポートを中断し、昨日福島原発事故から3周年の3.11アクションin静岡を報告したい

 静岡県内反(脱)原発市民団体交流会として、以下の取り組みを行った。

1)県庁内県政記者クラブでの記者会見 11:00~11:30

 

 驚いたことに集まった記者は少なかった! テレビカメラが2台。NHKとテレビ静岡。新聞は毎日と静岡新聞ともう1社。僕たちは15名ぐらい参加。県知事・中電への要望書および質問書を2人の世話人が読み上げ、僕は今回のアクションの意義と目的を説明。福島県郡山市から富士宮に自主避難されている長谷川さん(福島原発事故告訴団静岡県代表)が福島県民としての思いを語ってくれた。

 

2)中部電力静岡支店へ要望書ならびに質問書を提出 14:00~14:15

 テレビカメラ(2台)が待ち受けていて、横断幕を先頭に隊列を組んで支店に入ろうとしたら、驚くべきことに中には入れない。道路に面した外で対応する中電には、我々を大切な消費者(お客様)という観念はない。失礼な企業である。

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 上は長谷川さんが福島事故を繰り返さないためにも、再稼働をしないでくれて訴えている様子。

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 以下は中電に渡した要望書と質問書。さらには要望書を補強する主意書。

 

中部電力株式会社 社長  水野 明久 殿

 

 2014年 311

 

 

 

 

 

浜岡原発は再稼働することなく、永久停止・廃炉を求める

 

要望および質問書

 

 

 

 

 

私たち県民が貴社に度々指摘してきた原発震災が、東電福島第一原発で現実となってから3年が経つ。いまも事故の原因さえ解明されず、福島県民ら14万人は現在なお避難生活を余儀なくされている。また、同原発の汚染水問題は日ごとに深刻さを増し、高濃度の放射性汚染水による海洋汚染が進行している。しかも、東京電力のずさんな管理体制が危機を一層深めている。

 

このような状態の中で、2月14日、貴社は「再稼動につながるものではない」と偽って、原子力規制委員会へ浜岡原発4号機の申請を行った。私たちは福島原発震災の深刻さを一顧だにしない貴社の傲慢さに怒りを覚える。

 

一方、浜岡一帯の地盤は脆弱であるうえ、浜岡原発は南海トラフ巨大地震の震源域に位置している。巨大地震の最大地震規模はM9以上と想定され、最高津波高さについては巨大地震よりさらに広域の波源を考慮するよう、規制委員会から指摘されている。現在、防波壁等の対策を行っているが、たとえそれが完成したとしても原発震災を防ぐ保証は全くない。

 

南海トラフ巨大地震による浜岡原発震災が想定される中で、住民が被曝することを前提とする新規制基準――避難計画や過酷事故対策は到底受け入れられない。福島原発震災の二の舞となれば、静岡県はもとより、日本は壊滅的な事態になることは避けられない。このような状況下で私たち静岡県民は、浜岡原発再稼働を絶対に認めることはできない。

 

よって、下記の事項を強く要望する。

 

 

 

①浜岡原発の再稼働は断念し、永久停止、廃炉とすること。

 

②敷地内に保管中の使用済み核燃料などの安全管理とその最終処分の安全性をただちに確保すること。

 

 

 

また、以下3点について3月末までに文書をもって回答願いたい。

 

イ 貴社は「規制基準適合審査」を「安全審査」といっているが、これに通れば県民の安全が保証できると考えているのか。

 

ロ 原発震災が発生した場合、貴社として住民の避難計画を明確に示していただきたい。

 

ハ 使用済み核燃料などの安全管理と最終処分場をどのように確保するのか、明確に示していただきたい。

 

以上

 

 

 

中部電力株式会社 社長  水野 明久 殿

 

 2014年 311

 

 

賛 同 団 体

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1.浜岡原発を考える静岡ネットワーク

 
 

2.高友会(藤枝市)

 
 

3.静岡県労働組合共闘会議

 
 

4.原発震災を防ぐ風下の会

 
 

5.浜岡原発を考える袋井の会

 
 

6.安心して暮らせる島田をつくる市民の会

 
 

7.3.9原発ゼロデー静岡実行委員会

 
 

8.浜岡原発の危険から住民を守る会

 
 

9.三島ふれあいユニオン

 
 

10.三島自然を守る会

 
 

11.ピースネット静岡

 
 

12.しずおかハートnet

 
 

13.支援交流 虹っ子 

 
 

14.ぬまづ・浜岡原発を考える会

 
 

15.富士地区労働組合会議

 
 

16.富士地区ふれあいユニオン

 
 

17.鉄道退職者の会・富士支部

 
 

18.静岡チュチェ思想研究会

 
 

19.浜岡原発はいらない・命を守る菊川市民の会

 
 

20.東京電力と共に脱原発をめざす会・静岡

 
 

21.静岡YWCA

 
 

22.浜岡原発はいらない島田の会

 
 

23.やめまい!原発・浜松

 
 

24.浜岡原発を考える会(御前崎市)

 
 

25.さよなら原発・金曜アクションin掛川市民有志の会

 
 

26.「浜岡原発はいらない湖西の会

 
 

27.静岡県中部地区労働組合会議

 
 

28.浜岡原発廃炉・日本から原発をなくす静岡県連絡会

 
 

29.原発なくそう ミツバチの会(函南)

 
 

30.さよなら原発三島連絡会

 
 

31.遠州連帯ユニオン

 
 

32.すべての原発を止めよう伊豆半島住民連絡会

 
 

33.安全な水を子供たちに

 
 

34.NPO自然派ママたちの座談会(三島)

 
 

35.三島市の学校給食と子どもの健康を考える会

 
 

36.再稼働反対アクション@静岡有志

 
 

37.富士の子供を守る会

 
 

38.牧之原市・原発問題有志の会

 
 

39.いのちを守る森の防潮堤研究会

 
 

40.避難者を支援する志太榛原住民の会

 
 

41.ふるさと初倉を考える会

 
 

42.谷口原茶農業協同組合

 
 

43.阪本茶農業協同組合

 
 

44.新日本婦人の会伊東支部

 
 

45.放射能から子どもを守る市民の会・伊豆

 
 

46.子どもを放射能から守る伊豆の会

 
 

47.全日本年金者組合・伊東支部

 
 

48.伊東子育てネットワーク

 
 

49.子ども・教育連絡協議会

 
 

50.保育問題研究会

 
 

51.伊東市すべての中学校に給食を実現させる会

 
 

52.原子力いいんかい?@伊東

 
 

53.御殿場自然大好きママサークル

 
 

54.WORKSHOP ROOM

 
 

55.福島子ども支援基金

 
 

56.牧之原市民浜岡原発を考える会

 
 

57.牧之原市民浜岡原発を考える会

 

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中部電力株式会社 社長  水野 明久 殿

 

 2014年 311

 

 

 

 

 

浜岡原発は再稼働することなく永久停止・廃炉を求める趣意書

 

 

 

東電福島第一原発事故発生から3年になります。福島第一原発は、現在も強い放射線に妨げられ、機器の耐震脆弱性やメルトダウンした核燃料の状態、事故の根本的原因が確認できていません。廃炉への取り組みは、世界が経験したことがない困難を極めるものと思われます。

 

同原発の敷地内には、高濃度の放射性汚染水が50万トン以上も存在し、現在も増加中です。その一部は大量の地下水に混入し海を汚し続けています。放射能除染・損害賠償・インフラ整備などの遅れにより、住居や職場を奪われ、住み慣れた故郷に帰れない福島県民約14万人は、今なお仮住まい等で苦難の日々を送っています。私たちはこのような状況下での浜岡原発再稼働を到底認めることはできません。

 

 想定東海地震の震源断層は、浜岡原発直下10数㎞にあり、この至近距離でM8~9級巨大地震が起きると、浜岡原発は東北地方太平洋沖地震で福島第一原発が受けた地震動の23倍の強震動に見舞われると推定されます。この強震動に浜岡原発の基盤岩(脆弱な砂岩・泥岩互層)も原発諸施設(給電施設・冷却系諸施設など)も到底耐えられないでしょう。そのうえ、駿河湾の地震(2009811日、M6.5)で露呈された低速度層(脆弱層)による異常増幅も考慮しなければなりません。

 

低速度層による異常増幅などを考慮すれば、最強地震動は1500ガルを超えると予測されますが、浜岡原発の基準地震動は800ガルのままです。貴社の自主的耐震補強(現在進行中)で1,200ガル(一部は2,000ガル)に耐えられるとのことですが、浜岡原発は2000ガルを遥かに超える強震動に耐えられる抜本的対策が必要です。

 

想定東海地震は南海トラフ~南西諸島海溝沿い巨大地震と連動する可能性が高く、その場合の最大地震規模はM9.6 浜岡原発周辺の最高津波高は40~60mを超えるといわれますが、貴社が想定する最高津波高は南海トラフ沿い巨大連動地震(M9.1)による最高値21mに過ぎません。現在嵩上げ工事が進められている防波壁工事を始め、津波浸水対策・強震動対策などの抜本的再検討が必要です。

 

 巨大連動地震・連動津波に伴う浜岡原発災害を想定した場合、静岡県地域防災計画(原子力災害対策編)では、予防的防護措置準備区域(PAZ5km圏)住民約5万人の避難方法は、「自家用車利用を原則とし、自家用車利用不能世帯は別途配車を検討する」という非現実的なものです。

 

さらに、緊急時防護措置準備区域(UPZ=31km圏)住民を対象とする環境経済研究所(東京)の圏外避難所要時間の試算によれば、マイカー利用(50%)+バス利用(30%)、全道路が使用可能という非現実的条件で一般的渋滞予測式を適用した場合、全車両の圏外脱出には63時間、国道のみ利用可能の場合は142時間以上(約6日、国内原発で最長)と報道されています。

 

これでは、安全地域への住民避難も救援活動も全くお手上げです。貴社は住民の避難を真剣に考えているのでしょうか。実効性ある避難計画なしに、またUPZ圏内を含む地元住民の了解なしに、再稼働準備をすることは許されません。

 

巨大連動地震と巨大連動津波の襲来により、浜岡原発の全電源が失われ炉心の冷却に失敗したならば、福島第一原発で現実となったように、炉心溶融→水素爆発(または水蒸気爆発)→放射性物質の大量放出→広域放射能汚染(大気・海洋・湖沼・河川・土壌・ヒトを含む動植物)を避けることはできません。

 

浜岡原発の立地条件・気象条件を踏まえるならば、東海圏~首都圏を含む広範な地域が放射能に汚染され、救援・復旧・復興活動は著しく阻害され、わが国は再起不能となるでしょう。こうした過酷な原発災害を避けるためには、貴社は浜岡原発の再稼働を断念し、永久停止・廃炉の道を選択すべきです。

 

浜岡原発の再稼働は、「原発はいらない」という国民世論を無視するものです。本年1月2526日に実施された共同通信社全国世論調査(全国有権者対象,無作為電話調査1421件、回答率71.5%)によれば、安倍政権の「安全性が確認された原発の再稼働」方針に賛成は31.6%に過ぎず、反対60.2%が国民世論となっています。貴社はこの事実を厳粛に受け止めるべきです。また静岡県民の圧倒的多数は、再稼働に反対です。

 

 

 知事公室へ行く時間が早くなったので、中電には言いたいことが山ほどあったが、必ず質問に対する回答を求めて打ち切った。

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 このときの参加者は20名ぐらい。

3)県知事への要望書提出 14:30~14:40

 

 2014年 311

 

静岡県知事  川勝 平太 様

 

 

 

 

 

浜岡原発は再稼働することなく、永久停止・廃炉を求める要望書

 

 

 

東電福島第一原発は事故発生から3年経っても、いまだに事故の原因さえ解明されず、福島県民14万人は今もなお避難生活を余儀なくされています。また、福島原発汚染水問題は日ごとに深刻さを増し、高濃度の放射性汚染水による海洋汚染が進行しています。 

 

しかも、東京電力のずさんな管理体制が危機を一層深めています。

 

このような状態の中で、2月14日、中部電力は浜岡再稼動に向け、原子力規制委員会への申請を行ないました。私たちは福島原発事故の深刻さを、一顧だにしない中部電力の傲慢さに怒りさえ禁じえません。

 

一方、浜岡一帯の地盤は脆弱であるうえ、浜岡原発は東海地震の震源域の真上に位置しています。更に、南海トラフ巨大地震が連動すれば最大地震規模はM9以上と想定され、津波高は22mの防波壁をはるかに超える可能性が指摘されています。現在、防波壁等の対策を行っていますが、たとえそれが完成したとしても原発震災を防ぐ保証は全くありません。

 

南海トラフ巨大地震による浜岡原発震災が危惧される中で、住民が被曝することを前提とする避難計画や新基準は到底受け入れられません。福島原発事故の二の舞となれば、静岡県はもとより、日本は壊滅的な事態になることは避けらず、私たち静岡県民は、浜岡原発再稼働は絶対認めることはできません。

 

以上のような認識にたって、下記の通り要望します。

 

 

 

 

 

 

 

 

県民の命と財産を守るため、浜岡原発の再稼働には同意しないで下さい。

 

 

 対応したのは山口知事公室長。島田市の茶業協同組合の人も、生産者の立場から再稼働を認めないでほしいと訴えた。僕は「県として住民の原発災害避難計画が建てられない状況にある。アメリカでは避難計画が建てられない原発は動かすことができない。3月7日、袋井の会として防災課に行ったが、袋井市も未だに避難先・避難経路・車がない人の足の確保が全くできていない。このような状況下で中電の再稼働準備はとんでもない。認めないように知事に伝えてほしい」と訴えた。

 

3月7日夜掛川市で管野千代子さんのトークと写真展があり、その時購入した飯館村のおばあちゃんや子どもたちの生き生きとした写真5枚(事故が起きる前、管野さんが撮影)を、知事に渡して欲しいと、公室長に手渡した。

 
 

 

 

 

 

 

 

 

2014年3月10日 (月)

沖縄(高江・伊江島・普天間)レポート 2014年春 その4

民衆には力がある=国家暴力を阻止し得るのは民衆の闘い

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 写真の順番を間違えました。上は山内徳信さんの講演の後、三線を披露してくれた知花昌一さん。

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 山内さんの講演全てをそのまま要約するのは大変なので、レジメの見出しを引用しながら、項目ごとに僕の感想も交えながら山内徳信さんが僕たちに訴えたいことを伝えたい。

1 米軍に告ぐ    1955年5月  ( 団結道場の壁面) 伊江島土地を守る会

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 伊江島の西部・米軍基地の近くに今も団結道場が残っている。

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 山内徳信さんは上の文を読み上げて、阿波根昌鴻さんを讃えた。発想がよいと。 米軍に告ぐ! 「土地を返せ ここは私たちの国 私たちの村 私たちの土地だ」

 不当に奪われた土地を返せと訴える言葉にこれに勝るものが無い。普天間基地ゲート前でもこの言葉を使ったらよいと思う。

 沖縄の基地闘争の原点は阿波根さんが始めた島ぐるみ土地闘争にある。また阿波根さんの偉い点は、闘争をカメラに記録し、資料を保存したこと。

2 人権、民主主義、平和、教育を破壊する国家権力の暴力

 ①安倍政権の戦争国家づくりへの暴走

 ②安倍の狼 石破の赤鬼、襲いかかる沖縄差別

 ③沖縄県知事(ミイラとりがミイラとなる)最悪の知事

 ここは要約せずとも、大体どのようなことを山内さんがしゃべったかお分かりになると思うのでカット。

3 名護市長選挙圧勝ー人権、民主主義、平和の勝利

 ①市民と県民に大きな自信と誇りを与えた

 徳信さんは、「沖縄の魂を守った!」と稲嶺市長と名護市民を讃えた。

4 襲いかかる辺野古新基地建設へ民衆はどう闘うか

 ①宣教師リカード氏 1955年5月18日 伊江島に阿波根さんを訪ね、「米軍布告は法律にあらず、従う必要はない」と勇気づけた。

 ②新基地建設反対に県民は「自然権(自然法)に基ずく「抵抗権」「生命防衛権」で闘う

 ③アメリカの独立宣言の中の「人は生まれながらにして他にゆずりわたすことの~」

 ④日本国憲法(前文の主権在民、恒久平和論、平和の内に生存する権利)

 

 憲法第9条  第11条(基本的権利、永久の権利)

 山内さんの言いたいこと=アメリカの独立宣言にも日本国憲法にも、人は生命・自由・幸福を追及する権利、平和に暮らす権利を基本的人権として持っていることを謳っている。

 したがってそれを脅かす新基地建設反対の闘いは、民衆の自然な抵抗権である。

5 民衆よ立ちあがれ!!

 ①民衆の智恵と団結に優るものはない。

 ②夢を抱いて闘いぬく。

 「日本の民主主義・平和を成熟させるために、民衆の闘いで勝利させよう」と、山内さんは最後の言葉を締めくくった。

* 僕は「夢を抱いて闘いぬく」という言葉が、今回の講演で一番胸に(心に)残っている。山内さんは読谷村村長時代、まさに「夢を抱いて」、米軍補助飛行場の返還闘争を闘った。村民と共に、村民の先頭に立って、「この村の土地を取り返して、読谷村を住みよい村にしたい」との夢を抱いて、知恵を絞り、粘り強く闘った。その結果、今ではかつて基地だった所に、役場・学校・公園・運動場・福祉施設などが建設され、その夢が実現しつつある。

*安倍政権とアメリカ政府・米軍がやろうとしていることは、まさに民主主義の破壊であり、沖縄差別であり、自然破壊・住民生活の破壊である。そして日本が米軍と共に戦争できる軍事拠点作りに他ならない。

 阿波根さんの島ぐるみ闘争を発展させ、辺野古新基地建設反対の闘いは、単に沖縄島だけでなく、日本列島すべての島ぐるみ闘争にしなければならないと思う。

2014年3月 9日 (日)

沖縄(高江・伊江島・普天間)2014年春レポート その3

2回目の伊江島訪問

 3月1日6時に高江のメインゲート前で頑張っている人たちにおにぎりを届け、7時に申し訳ない思いを残しながら、フェリーが出る本部港に向かった。高江で一緒に行動した人2名も伊江島に行くと言うので、僕のレンタカーに同乗してもらった。

 2回目の訪問の目的は、伊江島でのオスプレイ訓練反対・配備撤去を求める抗議集会と学習会への参加。

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 上の写真は午後1時から開かれた抗議集会の様子。会場は、伊江村改善センター内の庭園。約70人ぐらいの参加者があったように思う。

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 高江からも住民の会の共同代表・あしみねげんたつとTさんが参加。地元伊江島村議のなか(漢字はむずかしい)さんから具体的なオスプレイによる被害報告があった。

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 牛の早産が3回もあり死亡している。、窓ガラスが振動でがたがた揺れたり、夜間訓練が多い。多い月は300回も訓練があった。訓練場近くでは村当局がマスコミに、フェンスに近付いての撮影をしないように通告。

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 辺野古のあしとみさんの挨拶は、仲井真知事への痛烈な批判と元気の出る話しだった!

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 オバマ大統領にはがきを送る運動の小橋川さんや赤嶺さんも参加。左はわびあいの里の謝花さん。

 昨年は抗議集会とデモがあったが、今年はデモがとりやめになったのは残念である。地元の反発を考慮してデモ中止となったそうだが、ここに複雑な伊江島の現状がある。

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 第12回学習会の基調講演は、わびあいの里理事長・山内徳信さん。演題「人々には力があるー国家暴力を阻止し得る民衆の力ー」。

 明日講演内容を紹介したい。

2014年3月 7日 (金)

沖縄(高江・伊江島・普天間)レポート 2014年春 その2

高江に集まる人々

 プライバシーの関係から写真や名前は載せないが、高江の座り込みに参加する人々はやさしい人々が多い。若者(40代も含めて)に特にそれを感じる。

 僕が高江の座り込みに参加する動機の一つは、そうした若者との出会いである。地元沖縄から、九州、四国、本州、中には北海道から参加する人もいる。今回はカナダ在住の女性も来てくれた!

 皆さん、様々な職業・経験・経歴をお持ちである。共通して言えるのは、会社や職場で出世を狙うひらめ族は誰ひとりいない!

 貴重な時間とお金(余裕のない人が多いように思われる)を割いて、わざわざ高江に来るのは、豊かなやんばるの森で平和に暮らしたいと願う高江の住民への共感だと思う。

 政治的・思想的に「米軍基地撤去・新基地建設反対!」という理念からよりも、人間的な思い・感情から来ている人が大半である。

 そうした人々と夕食を食べながら、酒を飲みながら交流するのは楽しい。勉強にもなる。僕は交流の雰囲気を良くするために、食事を作ることにしている。今回は26日は「石狩鍋」、27日は「カレーライス」、28日は「親子どんぶり」を作った。

 

2014年3月 5日 (水)

沖縄(高江・伊江島・普天間)2014年春レポート

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 沖縄はもう春。上の写真は高江で2月末に撮影したものだが、つつじ、さつきが満開。新緑もきれいになりつつある。

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 やんばるの新緑。米軍北部訓練場の広大なやんばるの森は、ブロッコリーのようにもこもこと新緑が燃えだしている。

 しかし、高江の集落を取り囲むようにオスプレイのためのヘリパッド建設が、進行している。高江の春は遠い! 気温も那覇に比べ2度ほど低いので、座り込みや宿泊には冬支度が必要である。

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 2月28日午後7時ごろ、メインゲート前の様子。通常なら基地内に宿泊して作業をすすめている工事はとうに終了しているはずだが、この日はまだ工事が続いている。従来は3月から6月末まで、ノブチゲラややんばるくいなに配慮して工事が行われないが、作業が遅れているのを理由に、今年は3月も工事をやると防衛局が通告してきた。住民の抗議で、音が出る重機での工事は今日が最終日とさせたので、業者は遅くまで作業をやっている。

 僕は25日夜に静岡県の仲間と高江に入り、3月1日早朝7時まで、座り込みに参加した。資材や重機がすでに中に運び込まれており、作業員はどこからか基地内に入り込み寝泊まりしているので、工事を阻止することはできない。

 それでも現地では24時間体制で、監視活動が続けられている。新たな作業員を中に入れない、これ以上の資材や機械類を搬入させないために、メインゲート以外にN4,N1地区でも、さらにはいくつかの個所でも監視活動がなされており、たくさんの人が必要とされている。

 うれしいことに「標的の村」の上映会が日本各地で行われ、映画を見てくる人が増えてきた。今回も東京から3名の若者が来てくれていた。住民の会の宿泊所も久しぶりにいっぱい。26日朝6時、メインゲートに集まったのは15~16名! たくさん集まれば元気も出る!

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 上はN1地区。ここに新たに2つのヘリパッドが作られる。すでに業者が決まり、おそらく今年7月から本格的に作業が始まる。工事機材や資材の搬入は6月に行われるかもしれない。防衛局もこれまでの経験でやり方が巧妙になっている。6月といわず、いつ搬入するかも分からない。従って、現地では3月中にN4地区の2つめのヘリパッドが完成しても、毎日の監視が必要である。体を休める時が無いのが、高江現地の状況である。

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