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« 沖縄(高江・伊江島・普天間)レポート 2014年春 その4 | トップページ | 原発ゼロデーに呼応した浜松市での集会・デモのレポート »

2014年3月12日 (水)

3.11 静岡県でのアクションレポート

沖縄レポートを中断し、昨日福島原発事故から3周年の3.11アクションin静岡を報告したい

 静岡県内反(脱)原発市民団体交流会として、以下の取り組みを行った。

1)県庁内県政記者クラブでの記者会見 11:00~11:30

 

 驚いたことに集まった記者は少なかった! テレビカメラが2台。NHKとテレビ静岡。新聞は毎日と静岡新聞ともう1社。僕たちは15名ぐらい参加。県知事・中電への要望書および質問書を2人の世話人が読み上げ、僕は今回のアクションの意義と目的を説明。福島県郡山市から富士宮に自主避難されている長谷川さん(福島原発事故告訴団静岡県代表)が福島県民としての思いを語ってくれた。

 

2)中部電力静岡支店へ要望書ならびに質問書を提出 14:00~14:15

 テレビカメラ(2台)が待ち受けていて、横断幕を先頭に隊列を組んで支店に入ろうとしたら、驚くべきことに中には入れない。道路に面した外で対応する中電には、我々を大切な消費者(お客様)という観念はない。失礼な企業である。

003

 上は長谷川さんが福島事故を繰り返さないためにも、再稼働をしないでくれて訴えている様子。

001


 以下は中電に渡した要望書と質問書。さらには要望書を補強する主意書。

 

中部電力株式会社 社長  水野 明久 殿

 

 2014年 311

 

 

 

 

 

浜岡原発は再稼働することなく、永久停止・廃炉を求める

 

要望および質問書

 

 

 

 

 

私たち県民が貴社に度々指摘してきた原発震災が、東電福島第一原発で現実となってから3年が経つ。いまも事故の原因さえ解明されず、福島県民ら14万人は現在なお避難生活を余儀なくされている。また、同原発の汚染水問題は日ごとに深刻さを増し、高濃度の放射性汚染水による海洋汚染が進行している。しかも、東京電力のずさんな管理体制が危機を一層深めている。

 

このような状態の中で、2月14日、貴社は「再稼動につながるものではない」と偽って、原子力規制委員会へ浜岡原発4号機の申請を行った。私たちは福島原発震災の深刻さを一顧だにしない貴社の傲慢さに怒りを覚える。

 

一方、浜岡一帯の地盤は脆弱であるうえ、浜岡原発は南海トラフ巨大地震の震源域に位置している。巨大地震の最大地震規模はM9以上と想定され、最高津波高さについては巨大地震よりさらに広域の波源を考慮するよう、規制委員会から指摘されている。現在、防波壁等の対策を行っているが、たとえそれが完成したとしても原発震災を防ぐ保証は全くない。

 

南海トラフ巨大地震による浜岡原発震災が想定される中で、住民が被曝することを前提とする新規制基準――避難計画や過酷事故対策は到底受け入れられない。福島原発震災の二の舞となれば、静岡県はもとより、日本は壊滅的な事態になることは避けられない。このような状況下で私たち静岡県民は、浜岡原発再稼働を絶対に認めることはできない。

 

よって、下記の事項を強く要望する。

 

 

 

①浜岡原発の再稼働は断念し、永久停止、廃炉とすること。

 

②敷地内に保管中の使用済み核燃料などの安全管理とその最終処分の安全性をただちに確保すること。

 

 

 

また、以下3点について3月末までに文書をもって回答願いたい。

 

イ 貴社は「規制基準適合審査」を「安全審査」といっているが、これに通れば県民の安全が保証できると考えているのか。

 

ロ 原発震災が発生した場合、貴社として住民の避難計画を明確に示していただきたい。

 

ハ 使用済み核燃料などの安全管理と最終処分場をどのように確保するのか、明確に示していただきたい。

 

以上

 

 

 

中部電力株式会社 社長  水野 明久 殿

 

 2014年 311

 

 

賛 同 団 体

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1.浜岡原発を考える静岡ネットワーク

 
 

2.高友会(藤枝市)

 
 

3.静岡県労働組合共闘会議

 
 

4.原発震災を防ぐ風下の会

 
 

5.浜岡原発を考える袋井の会

 
 

6.安心して暮らせる島田をつくる市民の会

 
 

7.3.9原発ゼロデー静岡実行委員会

 
 

8.浜岡原発の危険から住民を守る会

 
 

9.三島ふれあいユニオン

 
 

10.三島自然を守る会

 
 

11.ピースネット静岡

 
 

12.しずおかハートnet

 
 

13.支援交流 虹っ子 

 
 

14.ぬまづ・浜岡原発を考える会

 
 

15.富士地区労働組合会議

 
 

16.富士地区ふれあいユニオン

 
 

17.鉄道退職者の会・富士支部

 
 

18.静岡チュチェ思想研究会

 
 

19.浜岡原発はいらない・命を守る菊川市民の会

 
 

20.東京電力と共に脱原発をめざす会・静岡

 
 

21.静岡YWCA

 
 

22.浜岡原発はいらない島田の会

 
 

23.やめまい!原発・浜松

 
 

24.浜岡原発を考える会(御前崎市)

 
 

25.さよなら原発・金曜アクションin掛川市民有志の会

 
 

26.「浜岡原発はいらない湖西の会

 
 

27.静岡県中部地区労働組合会議

 
 

28.浜岡原発廃炉・日本から原発をなくす静岡県連絡会

 
 

29.原発なくそう ミツバチの会(函南)

 
 

30.さよなら原発三島連絡会

 
 

31.遠州連帯ユニオン

 
 

32.すべての原発を止めよう伊豆半島住民連絡会

 
 

33.安全な水を子供たちに

 
 

34.NPO自然派ママたちの座談会(三島)

 
 

35.三島市の学校給食と子どもの健康を考える会

 
 

36.再稼働反対アクション@静岡有志

 
 

37.富士の子供を守る会

 
 

38.牧之原市・原発問題有志の会

 
 

39.いのちを守る森の防潮堤研究会

 
 

40.避難者を支援する志太榛原住民の会

 
 

41.ふるさと初倉を考える会

 
 

42.谷口原茶農業協同組合

 
 

43.阪本茶農業協同組合

 
 

44.新日本婦人の会伊東支部

 
 

45.放射能から子どもを守る市民の会・伊豆

 
 

46.子どもを放射能から守る伊豆の会

 
 

47.全日本年金者組合・伊東支部

 
 

48.伊東子育てネットワーク

 
 

49.子ども・教育連絡協議会

 
 

50.保育問題研究会

 
 

51.伊東市すべての中学校に給食を実現させる会

 
 

52.原子力いいんかい?@伊東

 
 

53.御殿場自然大好きママサークル

 
 

54.WORKSHOP ROOM

 
 

55.福島子ども支援基金

 
 

56.牧之原市民浜岡原発を考える会

 
 

57.牧之原市民浜岡原発を考える会

 

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中部電力株式会社 社長  水野 明久 殿

 

 2014年 311

 

 

 

 

 

浜岡原発は再稼働することなく永久停止・廃炉を求める趣意書

 

 

 

東電福島第一原発事故発生から3年になります。福島第一原発は、現在も強い放射線に妨げられ、機器の耐震脆弱性やメルトダウンした核燃料の状態、事故の根本的原因が確認できていません。廃炉への取り組みは、世界が経験したことがない困難を極めるものと思われます。

 

同原発の敷地内には、高濃度の放射性汚染水が50万トン以上も存在し、現在も増加中です。その一部は大量の地下水に混入し海を汚し続けています。放射能除染・損害賠償・インフラ整備などの遅れにより、住居や職場を奪われ、住み慣れた故郷に帰れない福島県民約14万人は、今なお仮住まい等で苦難の日々を送っています。私たちはこのような状況下での浜岡原発再稼働を到底認めることはできません。

 

 想定東海地震の震源断層は、浜岡原発直下10数㎞にあり、この至近距離でM8~9級巨大地震が起きると、浜岡原発は東北地方太平洋沖地震で福島第一原発が受けた地震動の23倍の強震動に見舞われると推定されます。この強震動に浜岡原発の基盤岩(脆弱な砂岩・泥岩互層)も原発諸施設(給電施設・冷却系諸施設など)も到底耐えられないでしょう。そのうえ、駿河湾の地震(2009811日、M6.5)で露呈された低速度層(脆弱層)による異常増幅も考慮しなければなりません。

 

低速度層による異常増幅などを考慮すれば、最強地震動は1500ガルを超えると予測されますが、浜岡原発の基準地震動は800ガルのままです。貴社の自主的耐震補強(現在進行中)で1,200ガル(一部は2,000ガル)に耐えられるとのことですが、浜岡原発は2000ガルを遥かに超える強震動に耐えられる抜本的対策が必要です。

 

想定東海地震は南海トラフ~南西諸島海溝沿い巨大地震と連動する可能性が高く、その場合の最大地震規模はM9.6 浜岡原発周辺の最高津波高は40~60mを超えるといわれますが、貴社が想定する最高津波高は南海トラフ沿い巨大連動地震(M9.1)による最高値21mに過ぎません。現在嵩上げ工事が進められている防波壁工事を始め、津波浸水対策・強震動対策などの抜本的再検討が必要です。

 

 巨大連動地震・連動津波に伴う浜岡原発災害を想定した場合、静岡県地域防災計画(原子力災害対策編)では、予防的防護措置準備区域(PAZ5km圏)住民約5万人の避難方法は、「自家用車利用を原則とし、自家用車利用不能世帯は別途配車を検討する」という非現実的なものです。

 

さらに、緊急時防護措置準備区域(UPZ=31km圏)住民を対象とする環境経済研究所(東京)の圏外避難所要時間の試算によれば、マイカー利用(50%)+バス利用(30%)、全道路が使用可能という非現実的条件で一般的渋滞予測式を適用した場合、全車両の圏外脱出には63時間、国道のみ利用可能の場合は142時間以上(約6日、国内原発で最長)と報道されています。

 

これでは、安全地域への住民避難も救援活動も全くお手上げです。貴社は住民の避難を真剣に考えているのでしょうか。実効性ある避難計画なしに、またUPZ圏内を含む地元住民の了解なしに、再稼働準備をすることは許されません。

 

巨大連動地震と巨大連動津波の襲来により、浜岡原発の全電源が失われ炉心の冷却に失敗したならば、福島第一原発で現実となったように、炉心溶融→水素爆発(または水蒸気爆発)→放射性物質の大量放出→広域放射能汚染(大気・海洋・湖沼・河川・土壌・ヒトを含む動植物)を避けることはできません。

 

浜岡原発の立地条件・気象条件を踏まえるならば、東海圏~首都圏を含む広範な地域が放射能に汚染され、救援・復旧・復興活動は著しく阻害され、わが国は再起不能となるでしょう。こうした過酷な原発災害を避けるためには、貴社は浜岡原発の再稼働を断念し、永久停止・廃炉の道を選択すべきです。

 

浜岡原発の再稼働は、「原発はいらない」という国民世論を無視するものです。本年1月2526日に実施された共同通信社全国世論調査(全国有権者対象,無作為電話調査1421件、回答率71.5%)によれば、安倍政権の「安全性が確認された原発の再稼働」方針に賛成は31.6%に過ぎず、反対60.2%が国民世論となっています。貴社はこの事実を厳粛に受け止めるべきです。また静岡県民の圧倒的多数は、再稼働に反対です。

 

 

 知事公室へ行く時間が早くなったので、中電には言いたいことが山ほどあったが、必ず質問に対する回答を求めて打ち切った。

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 このときの参加者は20名ぐらい。

3)県知事への要望書提出 14:30~14:40

 

 2014年 311

 

静岡県知事  川勝 平太 様

 

 

 

 

 

浜岡原発は再稼働することなく、永久停止・廃炉を求める要望書

 

 

 

東電福島第一原発は事故発生から3年経っても、いまだに事故の原因さえ解明されず、福島県民14万人は今もなお避難生活を余儀なくされています。また、福島原発汚染水問題は日ごとに深刻さを増し、高濃度の放射性汚染水による海洋汚染が進行しています。 

 

しかも、東京電力のずさんな管理体制が危機を一層深めています。

 

このような状態の中で、2月14日、中部電力は浜岡再稼動に向け、原子力規制委員会への申請を行ないました。私たちは福島原発事故の深刻さを、一顧だにしない中部電力の傲慢さに怒りさえ禁じえません。

 

一方、浜岡一帯の地盤は脆弱であるうえ、浜岡原発は東海地震の震源域の真上に位置しています。更に、南海トラフ巨大地震が連動すれば最大地震規模はM9以上と想定され、津波高は22mの防波壁をはるかに超える可能性が指摘されています。現在、防波壁等の対策を行っていますが、たとえそれが完成したとしても原発震災を防ぐ保証は全くありません。

 

南海トラフ巨大地震による浜岡原発震災が危惧される中で、住民が被曝することを前提とする避難計画や新基準は到底受け入れられません。福島原発事故の二の舞となれば、静岡県はもとより、日本は壊滅的な事態になることは避けらず、私たち静岡県民は、浜岡原発再稼働は絶対認めることはできません。

 

以上のような認識にたって、下記の通り要望します。

 

 

 

 

 

 

 

 

県民の命と財産を守るため、浜岡原発の再稼働には同意しないで下さい。

 

 

 対応したのは山口知事公室長。島田市の茶業協同組合の人も、生産者の立場から再稼働を認めないでほしいと訴えた。僕は「県として住民の原発災害避難計画が建てられない状況にある。アメリカでは避難計画が建てられない原発は動かすことができない。3月7日、袋井の会として防災課に行ったが、袋井市も未だに避難先・避難経路・車がない人の足の確保が全くできていない。このような状況下で中電の再稼働準備はとんでもない。認めないように知事に伝えてほしい」と訴えた。

 

3月7日夜掛川市で管野千代子さんのトークと写真展があり、その時購入した飯館村のおばあちゃんや子どもたちの生き生きとした写真5枚(事故が起きる前、管野さんが撮影)を、知事に渡して欲しいと、公室長に手渡した。

 
 

 

 

 

 

 

 

 

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コメント

「横断幕を先頭に隊列を組んで支店に入ろうとしたら、驚くべきことに中には入れない」だって。当たり前でしょ。「横断幕を先頭に隊列を組んで小学校に入ろうとしたら、驚くべきことに中には入れない」のと同じでしょ?小学生の親と主張してもそんなの当てにならんし、中で暴れない保証はないもん。何で自分達がすることは無条件で許されると思うんだろ?
しかしこの爺さん連の無知無学は相当なもんだね。「浜岡原発周辺の最高津波高は40~60mを超える」ことを問題にしてるのに避難に時間が掛かるだって。原発と関係なく地震・津波から避難できずに潰され浚われてお仕舞いでしょ?そこまで大きければ原発も炉ごと浚われて海の藻屑。ちゃんと冷やしてくれるからて~んで安全。それまではせいぜい発電してもらいまひょ。

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