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2014年4月 8日 (火)

集団的自衛権という言葉の意味すること

軍事同盟を結んだ国とのみ、集団的自衛権の問題が発生する

 日本はアメリカとのみ、日米安全保障条約という軍事同盟を結んでいる。日本が外国から武力攻撃を受けた時、アメリカが軍事支援をする、そのため日本に軍事基地を置く。簡単に言えばそのような内容に協定である。

 日本側にはアメリカを軍事支援する義務はない。憲法9条で武力行使が禁じられているからである。

 安倍首相は「これでは片手おちだ。日本もアメリカを軍事支援できるようにしないと、いざというときアメリカは日本を守ってくれないのでは」、「日本が軍事的にも積極的に国際貢献をするのが、積極的平和主義」、「米軍の艦船が攻撃されているとき、何もしない、何もできないのでは、日米同盟の信頼が揺らぐ」と、自衛隊が米軍を軍事支援できるようにしようとしている。

 ここで冷静に考えるべきなのは、アメリカ本国を侵略しようとして、外国の軍隊がアメリカに侵攻する事態があるだろうか?

 またアメリカの空母や軍艦、戦闘機などが、アメリカが何もしないのに攻撃される事態が起きるだろうか?

 常識的にありえない! 世界最大最強の米軍に意味もないのに攻撃することは、自らからの破滅を招く。

 ありうるのは、米軍が自国領土外で軍事介入した場合のみである。

 ベトナム戦争、イラク、アフガン戦争を例に挙げると分かりやすい。

 韓国がベトナム戦争に参戦したのは、韓国と米国の軍事同盟に基づいてであったが、ベトナムそれを支援するソ連や中国から軍事的脅威は全く受けていなかった。

 集団的自衛権の行使でなく、アメリカに朝鮮戦争のとき助けられたお返しにすぎない。ベトナム戦争がアメリカにとっても、韓国にとっても、その他参戦したすべての国にとっても、まったく意味のない無益な戦争であったことは歴史が証明している。

 イラク、アフガン戦争もしかりである。アメリカが仕掛ける戦争は、アメリカ国民にとっても不利益であることがやっとアメリカ人にも理解されだした。

 安倍首相や石波幹事長などが、具体例を挙げながらこのようなときには日本として何もしないわけにはいかないと主張するが、米軍が海外で武力行使することはすべて善である、正しいと決めてかかっている。

 イラクに自衛隊を送ったのも同じ論理からである。かろうじて9条の歯止め=政府も海外での武力行使はできないとの認識があったから、あの程度ですんだ。

 今、安倍首相・自民党政権が目指しているのは、その制約を取っ払うことである。

 日米同盟が大切と、米軍が引き起こす戦争をともに戦うことができるようにするのが狙いである。

 これが日本の国益になるだろうか?

 

 

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コメント

「またアメリカの空母や軍艦、戦闘機などが、アメリカが何もしないのに攻撃される事態が起きるだろうか?」無知なんだか知らんぷりしてるんだか、米軍が攻撃されたり拿捕されたりしたことは幾らもアリンス。情報収集船のプエブロ号は北朝鮮に拿捕されたし、海南島沖では中国機にぶつけられた電子偵察機EP3が海南島に不時着したし。どちらも公海上で、勝手に飛んで来る電波の収集をしてただけ。有り得るし破滅もしてないが、有り得ないし破滅すると思ってくれれば尚のことアメリカと軍事同盟を結ぶメリットがあると言うものです。その軍事同盟を強化するのは理に適っているでしょ?
アメリカの戦争で日本のタンカーが動けなくなるような事態になれば、困るのは日本。その時は漸く手を出せるようになったけど、アメリカが戦っていないと手も足も出せない。つまりタンカーは止まったまま。まだまだ片手落ちなことが理解できるかね?当然、火力発電は出力を絞って指名停電とかになるし、ガソリンは配給かな?最悪、発電停止。完全停電。燃料も無いから自家発も動かせず、病院は機能停止。死んでも焼き場も稼働してないし、ドライアイスも入手できないから腐敗するだけ。どうする?

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