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2014年5月24日 (土)

シリーズ「集団的自衛権行使の落とし穴」 4

集団的自衛権を行使して日本が自国が攻められてもいないのに海外で武力行使(戦争)をして、だれが喜ぶのだろうか? だれが利益を得るのだろうか? だれが満足感・達成感を得るのだろうか?

 集団的自衛権行使の先輩?アメリカをみてみよう。一番利益を得、喜ぶのは軍需産業だ。戦争で武器弾薬が消費されればされるほど、儲かる。

 戦争になっていなくても、自国を守るに必要な装備(大きく言えば軍事費)だけでなく、海外で戦争できる装備を調達・維持するためには膨大な軍事予算が付き、仕事が回ってくる。

 アメリカ兵の死傷者が増えると国民の反発が大きくなるから、ロボットや無人機の開発・生産、より効率的で強力な殺傷力を持つ武器の開発・生産、その技術と生産力で外国に武器輸出と、もろてにあわの利益を得るのが軍需産業である。

 そしてそのおこぼれを得て喜ぶのが軍需産業で働く労働者であり、巨大軍需産業の立地自治体だ。

 次は政治家。軍需産業と結びついた政治家は、選挙が有利となる。政治献金も増える。政治家の大物(大統領や政界のトップ)クラスは、選挙・政治資金が有利となるだけでなく、満足感・達成感・名誉欲も得られる。

 歴史に名を残す。国を動かす(軍隊を動かす)、世界を仕切る、世界平和に貢献している(実際にはその逆だが)と、小さな人間(人格的に)が大きくなった倒錯感に陥ることができる。

 国防省や国務省(日本でいえば外務省)の官僚も喜ぶ。大きな予算が回ってくる。他省庁の官僚より、”大きな仕事をしている”との満足感・達成感・自己顕示欲が満たされる。

 平和憲法をないがしろにして集団的自衛権行使の名のもとに米国と一緒に戦争ができる国になれば、利益を得るのは日本も同じ連中である。

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経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

お陰で救われる例えば台湾とかは感謝するな。あたしも「満足感・達成感を得」るね。韓国はどうせ感謝しないから放っておこうね。自衛隊が世界のどこでもドンパチできるような装備はありませんが、それはこれから持たせてくれるの?手ぶらで行かせようとするのは公明党だな。

台湾近海に中国がミサイルを撃ち込み続けた時に、第7艦隊が台湾海峡に入って収まったことがあったね。軍事力ってああいう使い方もあるの。知らなかった?台湾が中国に「開放」された方が良かった?阿鼻叫喚の地獄絵図になるけどさ。

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