憲法記念日
昨日5月3日は憲法記念日だった。袋井では、第28回憲法記念日袋井市民のつどい「ジェームス三木講演会」を開催した。
入場者242名。著名な方だから380席のホールがいっぱいになることを期待したが、僕たち袋井の力量からはこんなところかと、自分をなぐさせている。
ジェームスさんのお話は面白かった! 近所の人も来てくれたが、とても好評だった。次回のブログで話の内容をレポートしたいと考えている。
憲法集会への行政の後援が拒否されるケースが増えている。幸い袋井市では、10数年前から市及び市教育員会の後援を受け、今年も全く問題なしに後援許可がおりている。
行政の許可があるので、毎回市の広報に市民のつどいのお知らせを載せてもらっている。公的施設具体的には、市役所・図書館・公民館などにポスター掲示やちらしを置かせてもらっている。
今回は僕が映画「ひまわり」上映会もあって忙しく学校を回れなかったが、市内の小・中・高にもポスター掲示や教職員にちらしを配布してもらっている。
時の政権が憲法改正を叫んでいても、すべて公務員は憲法を尊重・擁護する義務がある(日本国憲法98条)。憲法を大切しようとする憲法集会を、行政が後援するのは筋が通っている。
逆に政治的中立の名のもとに拒否するのは、憲法98条を無視することになる。袋井では、よい伝統を守り続けていきたい。
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「すべて公務員は憲法を尊重・擁護する義務がある」のなら改憲条項も「尊重・擁護」して貰いたいものです。改憲条項に従って改憲する、改憲条項に従って改憲条項を改憲する。どれも合法的ですよね。まあ第1条も「尊重・擁護」していない連中にそう言われましても片腹痛いだけですが。共産党の綱領に政権を取ったら軍隊も持ち(当然、党の軍隊でしょう)改憲もすると書いてあります。まあ日本を守るのではなく、党を守るだけでしょうね。何処かみたいに。
投稿: 未惑のロンパリ | 2014年6月17日 (火) 13時52分
「市内の小・中・高にもポスター掲示や教職員にちらしを配布してもらっている」公務員がそんな偏ったことをして良いんだろうか?生徒の思想信条の自由を侵害しないのかな?強要にならないんだろうか?
「逆に政治的中立の名のもとに拒否するのは、憲法98条を無視することになる」エライ!それは自分とは違う意見の持ち主でも、言論、思想信条の自由のためにその発言を擁護し、会場の使用を妨げないということですね。実際にはちょっと左翼的でない発言をした人は、決まっていた講演でもキャンセルされることが多いんですよね。いや~、実に心強いご意見でした。
投稿: 時間調整中のロンパリ | 2014年6月24日 (火) 16時59分