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« 大飯原発運転差し止めを命じた福井地裁判決に心から拍手、裁判長に敬意 | トップページ | 原発が国豊の喪失につながると判断した福井地裁判決を高く評価する »

2014年6月 5日 (木)

冷却機能の維持と地震との関係に触れた大飯原発運転差し止め福井地裁判決

『地震大国日本で、基準地震動を超える地震が大飯原発に到来しないというのは根拠のない楽観的見通しにすぎない』

(被告の主張する)『 大飯原発に1260ガルを超える地震は来ないとの、確実な科学的根拠に基づく想定は本来的に不可能だ 』

『 我が国で記録された既往最大の震度は岩手宮城内陸地震での4022ガルで、1260ガルという値はこれをはるかに下回る。1260ガルを超える地震は大飯原発に到来する危険がある。 』

『 被告はそもそも700ガルを超える地震が到来することはまず考えられないと主張する。しかし、現に全国で四つの原発に5回にわたり、想定した地震動を超える地震が、2005年以後10年たらずの間に到来している事実を重視すべきだ 』

 地震大国日本の原発は、想定を上回る地震動で冷却機能を維持するのは困難、だから運転してはならない、と言っている。

 誠に常識的な判決である。電力会社・政府が最も恐れているのは、まさにこの点である。だから福島第一原発事故の原因も、地震との関連を認めず、津波で電源喪失・冷却機能喪失とする。東電が撮影した事故当時の映像や政府事故調の吉田調書を公開しない理由はここにある。

 

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コメント

なるほど、地震の危険は日本全土どこでも同じだけあるだろうと。既往最大の4022ガルを超える事もあるでしょうね。じゃあなんで建築物に同じ要求をしないのかな?原発がどうにかなっても周辺住民は取り敢えず逃げられますが、高層ビルやマンションはおろか全建築物が崩壊して大変な死者が出ますよ。新幹線も大変な事になりますね。無事に停止できたとしても高架橋が倒れたら・・・。地震の範囲だって従来より広くなる事も考えませんと。すると大型ジェット機が着陸できる飛行場が無くなるかも知れません。降りようとしていた時に起きたら、Uターンして戻る燃料が残っていないかもだし。道路もグシャグシャで車も大変なことになります。
原発だけでなく、ぜひ全建築物にこの判例を適用させて下さい。

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