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2014年8月26日 (火)

シリーズ「戦争と平和を考える」 3 軍事力で平和を守る概念は歯止めなき軍拡につながる

科学技術の進展に伴い、軍事技術も高度化している。アメリカ、ロシア、中国、日本などは、宇宙技術開発に力を注いでいるが、それは単なる平和利用のためだけでなく、ミサイル開発(宇宙空間で敵ミサイルを撃破、スパイ衛星の破壊、宇宙空間からターゲットへの正確な攻撃など)と固く連動している。

 人工衛星を打ち上げる技術力は大陸間弾道ミサイルの精度と速度を高める。そのミサイルに搭載する爆弾は、核兵器でなく通常爆弾であっても、敵軍事基地や都市などを完璧に破壊できるよう、威力=破壊力を増すよう日々性能の向上が図られている。

 戦車や艦船から発射する大砲に劣化ウラン弾を使用するのも、貫通力=破壊力を増すためだ。

 アメリカは兵士の死傷者を減らすため、戦闘ロボットの開発に力を注いでいる。コンピューターで制御し、敵兵士や攻撃目標を正確に探知して自動小銃で攻撃できるロボットだ。市街戦での戦闘を想定している。

 人工知能を備え、アパートや家などの捜索にも使えるようになれば、ゲリラ戦に最適である。味方の人的損害ゼロで、戦争ができるようになる。

 ステルス戦闘機の開発も進化している。敵のレーダーに捕捉されないから、攻撃を受けることなく、相手を攻撃できる。アメリカがこの技術の先頭に立っているが、ロシア・中国・フランス・イギリス・日本なども血眼になって開発競争している。

 無人機も進化しつつある。アメリカ軍はアフガニスタン・イラク・パキスタンで、実際に無人機攻撃を頻繁に行っている。撃ち落とされても、人的被害はゼロ。民間人が誤爆され、殺害されるケースが相次いでいるが、謝罪や補償はない。

 日本も無人機導入を検討している。中国やロシアの無人機開発・実戦化の状況はわからないが、対米・対日抑止力を高めるため、持とうとするのが自然である。韓国も日本に対抗するため、開発するだろう。

 やられたらやり返す。やり返す十分な軍事力を持つ。しかも相手を上回る軍事力を。それでもお前は俺を攻撃するのか。これが抑止理論である。理論というのは恥ずかしい。暴力団の理屈である。

 人類よ、いい加減に目を覚ませ! 愚かな軍備拡張に税金と技術力を注ぐのはやめて、まずは自国民の救済に力を注げと言いたい。

 アメリカには膨大な貧困層がいる。失業者や医者にもかかれない人たちがたくさんいる。中国の農村や辺境部には発展に取り残された膨大な人たちがいる。

 日本だって貧富の格差が増大し、社会的弱者が増大している。ロシアも同じ、いやそれ以上だろう。互いに、軍事費に膨大な国家予算をつぎ込む余裕などないはずだ。

 しかし抑止理論に立つ限り、この悪のスパイラスから抜け出ることはできない。

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コメント

やられたらやり返す動物としてゾウやカバやサイが思い付くがそれもイカンかね?黙って食われろと?人間も獣から身を守って来られたから今があるんじゃないの?人間はライオンから身を守るために火や槍や弓矢や銃を使って来たけど、そのエスカレートもイカンと?じゃあ何処までなら良いの?「暴力団の理屈」バカを言いなさんな。身を守るための自然界の一方法です。
信用できない相手には用心しませんとね。元先生だって家には鍵を掛けるでしょ?国境にも鍵を掛けられれば簡単だけどさ、出来るかね?自室にも家にも鍵を掛けるけど国境には鍵を掛けない=軍隊はいらない、とするなら家族も日本人も信用しないけど外国人は信用するって事になりますな。そんなこと出来るの?根拠は?そんな国連決議を各国が守ったとしてもテロリストは守るかね?そうなりゃ世界中はテロリストの言いなりになるのよ。その程度の事も想定できないの?
「民間人が誤爆され、殺害されるケースが相次いでいるが、謝罪や補償はない」有人機だろうが大砲だろうがミサイルだろうが人間爆弾でろうが、皆同じ。それが戦いというもの。抑止力でそれが起きなけりゃ安いもんよ。

えっと~、じゃあ自分達が危険な目に遭いたく無くて自衛隊に警護を頼んだのはなんで?抑止力を期待したんじゃないの?批判はするけど頼るってどう云う心理?日本は他国に侵略されても良いけど、自分達は海賊に捕まりたくないってどういう心理?日本に侵略する様な国なら、その侵略を楽にした自分達は優遇されるってこと?それって売国奴って言うけど、そうなの?まあ主張がみんな間抜けだから、マヌケ仲間にしか支持されないんで日本は無事なんだよ。あんたらが批判する人に守られているって理解できた?

 元先生よ、いい加減に目を覚ませ! 愚かな主義主張に年金と情熱を注ぐのはやめて、まずは日本の防護に力を注げと言いたい。

日本があってこその年金。日本があってこその健康保険。老人福祉に膨大な国家予算をつぎ込む余裕などないはずだ!

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