2020年6月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
無料ブログはココログ

« シリーズ「戦争と平和を考える」 3 軍事力で平和を守る概念は歯止めなき軍拡につながる | トップページ | シリーズ「戦争と平和を考える」 5 辺野古新基地建設強行を考える »

2014年8月28日 (木)

シリーズ「戦争と平和を考える」 4 沖縄の米軍基地はだれのため?

 軍事力で平和を守るという抑止理論の信奉者は、沖縄の米軍基地が抑止力となり必要である。従って、今最大の問題である辺野古新基地建設を容認・推進する。

 だが本当にそうなのだろうか? 辺野古新基地も含め、沖縄の米軍基地はだれのためのものなのかを考えたい。

 結論は米軍のためである。アメリカ人のためでもなく、もちろん沖縄の人々のためでは全くない。本土に住む我々のためでもない。

 軍隊は国を問わず、本質的に自己保身・増殖を目指す。分かりやすく言えば、縮小・解体を恐れ、絶対にそれを受け入れない。逆に増強(予算をたくさん取る。装備を近代化する。今まで持っていなかった武器=艦船・戦闘機・水陸両用戦車・ミサイルなどなどをもとうとする。

 そのためには軍事的緊張=敵≒脅威が絶対必要となる。平和な環境では予算が取れない。高度な武器を獲得する理由がなくなる。国会議員やマスコミ、国民の理解を得るには、絶えず軍事的緊張を維持しなければならない。

 米軍にとり格好の軍事的緊張は中国であり、北朝鮮である。さらには中近東(イラク・アフガン・シリヤ)である。在日米軍は、アジア・中近東・アフリカをカバーしている(にらみを利かせている)。

 この地域が不安定であればあるほど、米軍の存在価値が高まり、自己保身・増殖を図ることができる。アメリカ国民を守るためとか、世界の人々の平和な生活を守るためでは決してない!!!!!

 今、アメリカでは財政赤字のため、軍の再配置や海兵隊のありかたが問題となっている。軍事技術の発展により、海兵隊不要論も出ている。在沖海兵隊をグアムやオーストラリアに移転する議論も連邦議会で出ている(正確には全ての在沖海兵隊の移転ではなく、一部を移転。単なる議論の段階から、具体化しつつある)。これは沖縄の海兵隊にとり死活問題なのである。

 実は海兵隊にとり、沖縄の広大な基地は使いやすく、安上がり(日本政府の思いやり予算のため)である。絶対に手放したくない。普天間基地の移設は、全額日本の税金で作ってくれる。しかも軍港つきで。

 アメリカ空軍も極東最大の嘉手納基地は絶対に手放したくない。ここから中国・北朝鮮・南アジアへは、日帰りできる位置にある。世界戦略上必要なのであって、これまたアメリカ人や日本人を守るためではない。沖縄の人々を守ることなど、眼中にない。

 来年で戦後70年!  しかし沖縄には米軍が居座ったまま。しかも辺野古に軍港つき機能強化される新基地が作られようとしている。誰のためでもない。米軍のために。いつまでも沖縄に犠牲を強いることは絶対に許されない。

« シリーズ「戦争と平和を考える」 3 軍事力で平和を守る概念は歯止めなき軍拡につながる | トップページ | シリーズ「戦争と平和を考える」 5 辺野古新基地建設強行を考える »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

今度は米軍を悪者にしてますな。なら日本のために沖縄を利用するのは良いんだろうね。米軍に頼らなくても自衛隊だけで中国に相対する事が出来りゃ出て行ってもらえるよ。そのためには9条改正して軍備増強だけど、反対の事を言ってない?普天間も辺野古も自衛隊が使うなら文句ないんだろ?それまで使わせてやってるのよ。知らなかった?沖縄で反基地闘争してる弁護士も自衛隊が使うなら文句無いって言ってるよ。

軍が自己増殖すると。ふんふん。なら中国軍もそうだよね。そのために米軍や自衛隊にちょっかいを出してるんだな。そんな自己増殖する中国軍の瓶の蓋に米軍が使えるんなら上等ですよ。それだけで十分役立っていますな。そんなことにも気付かないの?日本領土そのものには有り難さが分からなくても、米軍が居ると言う事だけでシーレーンが無事に使えるとも言えるぞ。貿易無くして日本ナシ。お判り?
自衛隊があそこにいたのも自己増殖した結果だよね。そんな自衛隊に頼った自分達はどう反省してるの?喜望峰回りで行けば頼らずとも海賊に襲われる心配は無いのよ。自分達で出来る事もせずに頼っておいて、無事に帰って来たら不要と批判かい?それを恩を仇で返すって言うな。普通なら仕返しされてるよね。何を言っても安全なのは日本だから。自衛隊も米軍も居なければ直ぐにここは中国洋東省とかになるよ。何かちょっとでも批判すると逮捕拘留裁判モドキで刑務所送り。それを望んでるの?

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

« シリーズ「戦争と平和を考える」 3 軍事力で平和を守る概念は歯止めなき軍拡につながる | トップページ | シリーズ「戦争と平和を考える」 5 辺野古新基地建設強行を考える »