2020年6月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
無料ブログはココログ

« シリーズ「戦争と平和を考える」 2 軍事力で平和を守るとういう古典的な考え | トップページ | シリーズ「戦争と平和を考える」 3 軍事力で平和を守る概念は歯止めなき軍拡につながる »

2014年8月25日 (月)

シリーズ「戦争と平和を考える」 2 軍事力が平和を守るという古典的な考え 続き

軍備増強、集団的自衛権、軍事同盟の推進論者(政治家・学者・官僚・マスコミに籍を置く人間たち)は、抑止力という言葉を好んで使う。

 核抑止力、在日米軍の抑止力、沖縄基地の抑止力、中国・北朝鮮に対する抑止力としてミサイル防衛や離島への部隊の配備・海兵隊機能を持つ部隊の創設と水陸両用車や敵前上陸を可能とする艦船の配備、無人機やオスプレイの配備、イージス艦の増強、ステルス戦闘機の配備、空中給油機の導入、などなどこれら軍拡の理由は日本の平和のための抑止力と説明される。

 原発維持政策も核抑止力論が絡んでいる。いつでも核武装できる能力・技術・材料を持っていることが、抑止力となるという考えだ。

 沖縄県民の大半が反対しているにもかかわらず、辺野古新基地建設を強行しているのも、海兵隊の抑止力が理由となっている。

 この抑止力理論は、1国だけでは見れば、「そうだ。安全・安心、国民の平和と生活・財産を守るために、強力な抑止力を持つのに賛成だ』ということになる。

 しかし相手も同じことを考え、同じような備えをする。一番わかりやすいのは、核抑止論だ。核兵器を持っておれば、相手が核攻撃や侵略をしてこないだろうとの考えで、米国に対抗してソ連(当時)が、中国が、そして英国、フランス、インド、パキスタン、イスラエル、北朝鮮が、核兵器を保有している。

 国名をあげないが、その準備をしている国がいくつかある。核兵器が平和を守る考えを認めると、どんどん核武装国が増える。原発の平和利用を隠れ蓑に、プルトニウムを取り出す技術を開発する国が増える。

 世界がかえって危険=不安定になってきたから、今、核廃絶=核兵器は非人道的兵器として使用を禁じる国際条約の創設の動きが進んでいる。

 つまり核抑止論が破たんしつつある。米ロ核軍縮の動きもそうした流れの中で始まった。しかし核兵器以外の武器(軍事力)は、残念ながら増強の一途である。次回はこの問題点にメスを入れたい。

« シリーズ「戦争と平和を考える」 2 軍事力で平和を守るとういう古典的な考え | トップページ | シリーズ「戦争と平和を考える」 3 軍事力で平和を守る概念は歯止めなき軍拡につながる »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

おばか~。核を持っている国が何を好んで使用禁止など言うかね。そんな条約を本心から守る国があると思う?それがあるから威張っていられるのに^^;; 本気で廃絶したとして、隠して持っていた国があればその国の言いなりになるのよ。核保有国がまともな国なら相手の核から国民を守るためにそうそう気易く核攻撃はできないけど、それがテロリストだと反撃されても名誉の戦死だし、第一、何処に居るのか判らないから反撃される虞も無いの。影響が非対称だから使い易いのよ。そんな連中に核が流れ合いようにしたいけど、金になれば売る国もあって困ってるだけ。
「核抑止論が破たんしつつある。米ロ核軍縮の動きもそうした流れの中で始まった」嘘を付きなさんな。地球全部を何回も破滅し尽くす量は多過ぎと減らしただけ。国対国では抑止論は生きてるよ。保有国は多いけど、最近何処かで核攻撃された所ある?
「残念ながら増強の一途である」中国だね~

その論旨を国内で平和維持に努めている警察に当て嵌めるとどうなる?警察も抑止力だもんね。その抑止力を向上させるために警官を増やす、交番を増やす、機動隊を作る、特殊部隊を作る、色々やってますぞ。それも相手の対応力を上げる事にしかならないから無駄なはずでしょ?なら軍隊同様、廃止と言わないと可笑しいんじゃない?軍隊を無くせば戦争は起きない。なら警察さえ無くせば事件は起きないんだぜ。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

« シリーズ「戦争と平和を考える」 2 軍事力で平和を守るとういう古典的な考え | トップページ | シリーズ「戦争と平和を考える」 3 軍事力で平和を守る概念は歯止めなき軍拡につながる »