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2014年9月27日 (土)

シリーズ「戦争と平和を考える」 15 とりあえず最終回 イスラム国

 戦争と平和を考えることに終わりはないが、他に書きたいことがたくさんあるのでとりあえず今回で最終回としたい。

 

 『イスラム国への空爆は泥沼の戦争とテロを引き起こし、問題の解決にはつながらない』

 オバマ大統領は愚かな選択をした。イラク・アフガニスタンから軍隊を引き揚げることを公約に登場した彼も、結局はアメリカの産軍共同体の力と選挙対策で、歴代大統領と同じ「強いアメリカ? 決断力ある指導者? 」 をアメリカ国民に示すために、イスラム国への空爆に踏み切り、世界を不安定にさせつつある。

 自国だけでは自信がないので、イギリス・フランス・サウジアラビア・カタール・アラブ首長国連邦などを戦争に協力させ、また国連を舞台に他の多くの国に支持と理解・協力を取り付けようと工作している。

 「イスラム国」、正確には国ではなく武装集団と呼ぶべきだが、彼らがやっていることは誰も支持できない。イスラム教の信者にとってさえ、恐怖の集団であるのは事実だと思う。テレビで流される処刑の映像(首を切るシーンはカットされている)はおぞましい。

 しかしこうした狂信的集団を空爆で根絶することは不可能である。すでにシリア・イラクでは民間人が巻き込まれ、空爆の犠牲者が出ている。やればやるほど、罪のない子どもや女性・老人が犠牲となり(何の補償・謝罪もない)、それが空爆する(この戦争に協力する)国への憎悪を呼び、その国の市民がテロの被害者となる。

 悪と恐怖・死・悲しみ・怒り・破壊・報復の連鎖が、延々と続くだけ。問題の解決どころか、問題を複雑にするだけである。

 喜んでいるのは、にたりとほくそ笑んでいるのは、軍需産業とそれにつながる死の商人、実戦で兵士を鍛え・戦闘機やミサイルの性能を試し・さらに技術と性能の向上を図りたい軍の幹部だろう。

 シリアのアサド大統領もほくそ笑んでいる一人だ。自国領への支配地を広げている敵を、自分の退陣を迫っているアメリカなど欧米諸国が攻撃してくれるのだから。

 正直僕には、「イスラム国」にどう対処してよいのか分からない。ただ自信を持って言えることは、介入しないこと。

 アフガニスタンでタリバーンが政権を取り、色々な人権侵害が起きた。カンボジアではポルポト政権が凄まじい同胞への虐殺をした。アフリカの国でも内戦で、幾多の悲劇が繰り返し起きた(今でも起きている)。

 いわゆる先進国(欧米)は、ある時は人道支援という名目や世界平和のためと称して軍事介入し、ある時は目をつぶる。目をつぶるのは、介入のメリットがない時であるが。。。

 他国に軍隊を送って、その国の要請もないのに空爆(戦争)をするのは、国際法違反である。要請があっても、その政権が腐敗し、自国民を弾圧・殺戮しているなら、手を貸すべきではない。

 ひよみりとみられても、長い目で見れば、他国の紛争にちょっかいを出さないのが、懸命だと思う。

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コメント

他国で虐殺が起こっているのに何もしないなんて、未来のない老人だからいえるセリフです。
そんな責任感のない老人たちが、今の日本をこんなにダメにしたんでしょう。
自分の身のかわいさしか考えていないんですか?
自分の行いが正しいかどうかなんて、後になってからじゃないと分かりません。
それでも、分からないから行動しないなんて無責任より、
信念を持って行動して未来を切り開くべきだと思います。

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