ほのぼの・時に辛口コラム 2 高江
『 沖縄県東村高江を訪れて』
9月13,14日、辺野古から高江に行った。今年2月、7月にも訪れているから、今年3回目の訪問である。

13日午前はカヌーで辺野古の海へ、午後3時ごろ上の写真のN1テントに着いた。幸いにも伊佐郁子さんが当番でおられたので、ご主人の当選(3度目の挑戦で東村議員に)のお祝いを述べ、今後の抱負を色々うかがった。
夢が広がる。まず高江区の住民の理解を得る。そのために、祝賀会を高江公民館で16日(月)にやるとのこと。
高江の集落はわずか160人ぐらい。その小さな集落で孤立していたのでは、ヘリパッド(オスプレイのための基地)建設反対運動の成功は難しい。
住民の会の皆さんが7年間頑張ってきたことが評価され、伊佐真次さんの当選につながった。非暴力を貫き、粘り強く、時に音楽会やフラダンスなど楽しい催しも開催しながら、平和で静かな環境を守る運動が、住民に認められたと思う。
僕は15日に静岡に戻るので、14日、差し入れの果物をもって伊佐さんの工房に行った。14日は日曜日。工事は当面ないので、のんびりヤンバルの自然を楽しみながら、テントに座り込んだ。


上のテントはN1裏。7月にもお会いした大分県からのTさん、那覇のNさんがのんびり本を読んだり、昼寝をしながら、座り込みをされていた。


上2枚は「カフェ山がめ」で撮影。京都行動のMさんを案内して2年ぶりに山がめに行った。沢の水は清流。心が落ち着く空間だ。
標的の村に登場するげんたつさんの娘さんがお店の手伝いをしていた。彼女ももう中学生。家族ぐるみで静かな環境を守るため、仕事・勉強をしながら頑張っておられる。


しかし安倍政権は米軍に奉仕するため、北部訓練場に新たなヘリコプター着陸帯を6つも作ろうとしている。

N4の2つはすでに完成。これから上の写真の赤丸地点に、ヤンバルの森を切り開き作ろうとしている。
そのため、路側帯も米軍提供地として、僕たちのテントと車を強制的に撤去・排除する準備をしている。

車2台とテントがある場所が路側帯。本来ここは誰でも自由に使える。米軍は全く使用していない。単に反対派を追い出すために、路側帯をも米軍提供地にしようとしている。無茶苦茶な話だ。
沖縄では本土では考えられないことが、日常的に起きている。本土のマスコミが伝えないから、現地に行って初めて、不合理・不正義・非民主主義が分かる。
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コメント
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その道路も路側帯も元はヤンバルの森でしょ?なのに何で反対運動をしないの?しなかったの?それってダブルスタンダードって言うよね。路側帯を基地内に含めれば、そこはヤンバルの森に戻るんじゃないかしら。森が増えるのにも反対するの?
投稿: 時には辛口なロンパリ | 2014年10月16日 (木) 16時46分