成功した「愛・サランコンサート」
写真はステージと会場が一体となり、「上を向いて歩こう」と歌っている様子。
11月21日のコンサートプログラムと僕の感想(コメント)
1.民族打楽器演奏 静岡朝鮮初中級学校生徒全員
技術的にかなりレベルアップしていた。後で校長先生に聞いたところ、ハン・ソンウ先生が今年赴任され、その先生の指導のおかげとのこと。
2.イ・ハンチョルバンドメドレー
いいね、流れる、O' MY SOLE,スーパースターの4曲。 スクリーンに日本語の字幕が流され、僕には初めての曲だったが、乗りのよい元気が出る音楽だ。
3.高音チョッテ独走 教員 ハン・ソンウ ピアノ伴奏 ソン・リヨン
チョッテは朝鮮半島の笛。フルートあるいは横笛に似ている。ハン先生はプロ並みの腕まえ。高校・大学、さらには本国でも修業されたとのこと。ピアノ伴奏のソン先生も上手だった。
4.舞踏「チャンゴと鈴」 初級部の2人の生徒
笑顔を振りまきながら、可愛い踊りを披露してくれた。
5.ウリナラバンドメドレー
手、故郷の春、ウリハッキョは故郷、京義線に乗っての4曲。きれいな女性3人と男性2人の歌手グループ。写真で紹介できないのが残念。1999年に結成された韓国の代表的民衆歌謡バンドだ。庶民の苦労や悲しみ、希望・夢を包み込むように歌う。僕はこのバンドにとても共感した。また是非聞いてみたい。
6.手紙代読 ~父母たちが子どもたちに送る手紙~
小さな学校に子どもを通わせる保護者の気持ちがこもった手紙を、司会のクオン・ヘヒョさんが読み、それを在日の若い女性キム・ヘリョンさんが通訳。
俳優クオン・ヘヒョさんの声は柔らかい。名司会だと思う。通訳も上手。二人の呼吸がぴったり合っている。僕たち日本人にとり、朝鮮学校に子どもを送る父母の気持ちがよく理解できる手紙だったと思う。
7.合唱「子どもたちよ、これがウリハッキョだ」
クオン・ヘヒョさん、父母・先生たち、ウリナラの歌手が一緒に合唱。この歌は、民族学校を作り、維持し、子どもたちを迎える側が、子どもたちにこのような人間になってほしいと願う内容の歌である。歌っている先生も泣いていたが、僕も泣けてきた。
8.主催者・韓国サポーター代表挨拶
9.合唱「上を向いて歩こう」
ステージ、会場が一体となり、日本語で全員で歌った。
10.ウリハッキョプンムルメドレー ウリナラと全員
曲目はわからないが、ステージと会場で皆が歌に合わせて踊った。韓国から応援に駆けつけてくれたサポーター30数名は率先して踊り、会場の盛り上げに一役買ってくれた。
静岡朝鮮学校を支援するために企画されたコンサートは、その目的を十二分に達成したと思う。
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