海上保安庁への抗議・要請書文案作成
今しがた、沖縄辺野古における海上保安官たちの乱暴・暴力・過剰警備に抗議とそれをやめさせる要請書文案を作成し、県内の知人あてにメールやファックスで送った。
静岡市清水区清水港に海上保安部がある。そこに赴き、長官に送るよう要請行動を起こす予定。静岡から何人応援の保安官を出しているかも問いただすつもりである。
本土のマスコミは辺野古で海上保安官たちがどんなひどいことをやっているか全く報道しないが、沖縄タイムス、琉球新報は連日大きく事実関係を伝えている。
僕も昨年9月、カヌーに乗り、海保の暴力を目撃している。世論を高め、公務員による市民への暴力をやめさせなければならない。
2015年2月10日
海上保安庁長官様
沖縄・辺野古における過剰警備に抗議し、自然破壊・軍事基地建設の手助けをやめることを求める要請書(案)
沖縄・辺野古の海に全国から集められた海上保安官たちは、常軌を逸した過剰警備、暴力行為を行っています。
臨時制限区域外のカヌーの進路を妨害、拘束、サポーターの船に勝手に乗り込み船長から舵を奪って遠くまで追いやる、また作業船に近づいたカヌーのメンバーの中には海保のゴムボートに無理やり引き上げられた際、首を絞められたり、上から強い力で押さえつけられ骨折したり、救命胴衣を破られたり、全治2週間のあごの損傷を負ったものもいます。
二人がかりで顔を海に沈められた被害者もたくさんいます。故意にカヌーを転覆させたり、カヌーのパドルを奪い取って投げ捨てる危険極まりない悪質な保安官もいます。
私たちはこうした過剰警備、公務員である海上保安官による市民への暴力に強く抗議します。
本来海上保安庁の仕事は、海の安全、海難事故防止、被災者の救助などです。現在辺野古で行われている実態は、守るべき市民に暴力をふるい、けがを負わせ、危険にさらし、恐怖感を与える異常な事態です。
結果として海上保安庁がやっていることは、沖縄県民の民意である辺野古新基地建設反対の運動への弾圧であり、豊かな自然・海の破壊行為、軍事基地建設の手助けにほかなりません。
翁長沖縄県知事が、前知事の埋め立て承認に瑕疵がないかを検証する第三者委員会の検証作業が終了するまでは、海上作業の中止を防衛局に求めています。
沖縄県民のほとんどが、新たな軍事基地を作ることに反対しています。本土の私たちも、米軍のために何千億円もの血税を使い、ジュゴンやウミガメなど貴重な生き物が生息し、サンゴ礁のきれいな海を埋め立てて軍事基地を作ることは容認できません。
海上保安庁は本来の業務に立ち返り、辺野古における過剰警備、暴力行為を直ちにやめることを要請します。
袋井憲法9条の会
静岡・沖縄を語る会
* 賛同団体は今後増えます!
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