21世紀の朝鮮通信使友情ウオーク 静岡県内レポート 7
5月16日午後1時半から、静岡市役所隣の葵スクウエアで、歓迎イベントを実施した。3月の準備会で、市役所側から主催は市、正式には「徳川家康公顕彰四百年記念事業静岡部会事業実施本部」でやりましょう、20万円の予算化も検討しているとの提案があり、了承された。



先頭の黄色い服装の人たちは、民団チャンゴ教室の人たち。朝鮮通信使の衣装を身に着けているのは、ウオークに参加している韓国の人たち。水色のユニホームは日本人ウオーク参加者。


ソン・サンギュ会長のメッセージ(国書に見立てた)を入れた「輿」と、ハングルで書かれたメッセージ。

この日のために、対馬から松原一征・朝鮮通信使縁地連絡協議会会長が飛行機で来てくださり、ユネスコ記憶遺産登録キャンペーンの旗を田辺市長に贈呈。

ウオーク日本側隊長・遠藤さんが、ウオークのペナントを市長に贈呈。

韓国側隊長、正使役のソン・サンギュさんが、市長にせんすをプレゼント。

正使ヨ・ウギルの11代目の子孫、ヨ・ウンジュンさんの挨拶。この後、歓迎のパフォーマンス。最初は静岡朝鮮学校の子どもと先生による、演奏と合唱。




この日、名古屋で朝鮮学校が関係する大きなイベントがあり、出演してくれたのは一部の生徒たち。




静岡のイベントを盛り上げるため、この日深夜に氷川(ヨンチョン)市を出発し、イベントが始まった午後2時ごろ会場に到着した「氷川ポウン文化芸術団」のパフォーマンス。リハーサル無しのぶっつけ本番だったが、音響を含め、スムーズに本場の踊りと歌を披露してくれた。
実は、この特別出演の申し出は、3月25日にファックスとメールで遠藤会長と中村事務局長から韓国側が派遣したいと言っているが受け入れ可能かとの連絡で初めて知った。
出発の直前だったが、静岡市役所に相談したらあっさり「いいでしょう」との返事だったので、受け入れることにした。しかしこの時点では、どのような芸術団かは全く分からなかった。
韓国内で派遣される芸術団はどういうものかは分かったが、ソン・サンギュ会長は公演に必要な経費(全額韓国側負担)の出どころがはっきりするのは4月28日だと言う。
後で聞いたのだが、ウオーク参加者の元在東京韓国文化院院長(元韓国観光公社副社長)のカン・キホンさんが、政府に働きかけ、さらにはヨンチョン市も費用を出してくれ、実現した。
結局31名(引率責任者やマスコミ関係者を含んで)が来てくれたのだが、事前の打ち合わせが大変だった。言葉の壁と相手側責任者がハッキリせず、最終的には韓国の旅行社の担当者と直前までやり取りして、なんとか実現した。








テコンドーの演武(音楽を流しながら)が最高によかった! ウオーク参加者は韓国でも見せてもらったが、若者たちは飛行機で着いたばかりにもかかわらず、素晴らしい演武を披露してくれた。
本当はもっと大勢の人に観てもらいたかったのだが、事前の宣伝ができなかったので、150人ぐらいの人にしか見てもらえず、テレビ局もNHK国際放送局しか取材しなかったことが悔やまれる。
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コメント
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「150人ぐらいの人にしか見てもらえず、テレビ局もNHK国際放送局しか取材しなかった」上等だと思いますよ。目標は市民全員に地上波全部?そりゃ欲張りだ。
投稿: 納豆ロンパリ | 2015年6月24日 (水) 12時01分