沖縄・高江・辺野古レポート 再開編 その2
『 高江の魅力(人を引き付けるもの) 』
退職してから高江に通いだして8年になる。僕もそうだが、高江にはリピーターが多い。何が多くの人を高江に引き付けるのだろうか?
①やんばるの森=自然
北部訓練場に囲まれたところであるが(上の写真のようにオスプレイや他の機種のヘリがたまに上空を飛ぶ。米軍のトラックが目の前を走ることも1週間滞在すれば1,2回は遭遇する)、広大ややんばるの森にいると、心が癒される。ストレスが減少する。
夏は確かに熱いが、那覇や辺野古に比べると、2度ぐらい低い。木陰の下で、風があると、ここちよい。
②地元高江に住む人々
8年も通い続けると、高江に住んでヘリパッド建設反対運動を続けている人たちと顔なじみになる。今回も多くの高江住民と再会し、テントの中で共に座り込み、話した。
皆素朴な魅力的な人たちである。都会に住む人々が持たない人間的な何かを持っている。そうした住民に会えるのも、多くの人を高江に引き付ける大きな要因だと思う。
立って説明しているのは、この日のテント当番・げんたつさんの奥さん。映画「標的の村」に出てくる家族のお母さん。
③リピーターとの再会・新しい出会い
映像を入れようとしたが、どういうわけか入らない。プライバシーもあるから、写真はアップできないが、7月3日から9日までの間に、実に多くの人々と再会し、また新しい出会いがあった。
うれしかったのはピースボート62回クルーズでご一緒したTさんご夫婦と会ったことだ。僕は申し訳ないが彼らのことは忘れていた。しかしご夫妻のほうから声をかけてくれ、62回クルーズで一緒だったことが分かった!
62回クルーズはトラブル発生で、寄港が10日も遅れ、乗客が苦労や喜びを分かち合った。僕はトラブル処理の代表だったこともあり、あの時の乗客は僕のことを覚えていてくれたのだ。
船内では沖縄米軍基地問題を沖縄出身の乗客が自主企画した。僕はその中心人物と親しくなり、協力した。あの時の乗客が、高江まで来てくれるとは!
高江は初めてというので、車でN1裏を案内したり、高江の闘いの説明をした。話しているうちに、確かにTさんが62回クルーズの乗客であり、よく船内でお会いしたことを鮮明に思い出した。
ピースボートのスタッフだった人との新しい出会いもあった。他の人との再会や新しい人との出会いは、次回その3で続けたい。
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