辺野古移設作業1か月中断 政府と沖縄県との話し合いの報道に接して
非常に複雑な思いで、この報道を受け止めている。正直、「何か罠があるのでは?」「翁長知事はどこまで持ちこたえられるのだろうか?」と、心配が先立つ。
政府の辺野古移設方針は、そう簡単に変わらないと思う。その政府と話し合って、どのような展望を切り開けるのか? 仲井真知事の埋め立て承認を取り消す決断を固めているなら、早く踏み切ってほしい。おおらく沖縄の仲間も同じ思いであろう。
裏で何かあるのでは? 政治は妥協も必要だが、基地建設を認めるかどうかは、妥協の余地がない。辺野古に作ることを認めるなら、今までの苦労は一体何だったのだろう、と、悪いことを考えてしまう。
しかし翁長さんを信じたい気持ちがある。オール沖縄を背負っている以上、翻意はないだろうと。今は、様子を見るほかない。
辺野古のボーリング調査が1か月ストップするのは、うれしくもある。仲間たちも休憩できる。工事が遅れることは、歓迎だ。
辺野古から少し北に行ったところ(基地ができれば騒音にさらされるところ)に、カヌチャリゾートホテルがある。


大浦湾を見下ろす素晴らしい景色が楽しめる立地に立っているが、辺野古新基地ができれば頭上をオスプレイや米軍の戦闘機が飛び交う。下の写真はカヌチャリゾートから撮った写真(7月6日撮影)。


望遠レンズがついていない僕のカメラでも、大浦湾に張られたフロートやキャンプシュワーブがよくとらえられている。つまりそれほど近い。
翁長さんが政府に負けたら、このリゾートホテルには客が来なくなるだろう。皆の期待がかかっている。翁長知事の踏ん張りを祈るばかりである。
もし完全勝利したら、家族で是非このホテルに宿泊したいと思っている。
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「政治は妥協も必要だが、基地建設を認めるかどうかは、妥協の余地がない。」つまり政治では無いということですな。思想だぞと。宮古島や石垣島や与那国島はどうなっても良いと。そこに住んでいる日本人の財産や命ことなんかどうでも良いと。袋井の元先生宅が真っ先に攻撃、領有されるなら、一概に中国の攻撃を否定するものではありませんが、善良な日本国民が犠牲になるのを座視はできませんなぁ。
投稿: 柳家ロンパリ | 2015年8月11日 (火) 11時54分