1年ぶりの福島訪問レポート 1 浪江町の仮設住宅集会室を訪れて




8月26日午前、福島県二本松市平石にある浪江町から避難されている方たちの仮設住宅を訪問した。今回は藤枝市の田端さんが毎月実施している「警戒区域支援視察」に参加しての福島訪問だった。
上の写真の女性は自治会長の天野淑子さん。積極的に訪問客を受け入れ、住民との交流に力を入れておられる。古着の着物をリメイクし、写真のような小物袋やバッグを仮設の仲間と作っておられる。
とても色合いといい、大きさも手ごろだ。ティッシュ入れ・ビニール入れ・つまようじ入れ・カード入れ・バッグなど、多彩の物を制作している。(お別れの時、10人の参加者に土産(記念品)として、小物入れをくださった。)
福岡県の方が指導してくれたそうだ。たまたまこの古着の着物は、磐田市の山田さんが送ったものだった。
浜岡原発を考える袋井の会では、毎年福島応援物産販売を「ふらっと祭り」でやっているので、役員会で提案して、是非天野さんたちの作品の販売をしたいと思う。また古着の着物を送る活動もしたい。



こちらから手つくりの紙で作った飾り物をプレゼントしたり、手品を披露して一緒に手品で遊んだり、吹き矢ゲーム、鉄砲ゲーム(これらの遊びは藤枝市の橋本さんが用意し、指導してくれた)、紙芝居など、用意した物で、仮設の人たちと短いひと時を共に過ごした。
また用意してくれてあったなしや、かぼちゃの煮たもの、漬物などをいただきながら、お話をする機会もあった。プライバシーもあるので、内容はカットするが、比較的お元気だったので、救われた思いがした。
午後、二本松城を外から見物して、郭内公園仮設住宅を訪問した。




こちらの仮設住宅集会室でも午前と同じようなことをやり、住民の皆さんと短いひと時を過ごした。遊びや折り紙などで時間を要し、お話を伺う時間がなかったのは残念だった。
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そんなことででも日常を忘れられればOKなんでしょうね。寂しい限りです。
投稿: 赤道面亭ロンパリ | 2015年9月14日 (月) 17時18分