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2015年8月21日 (金)

郡上八幡紀行

 レポートが遅くなったが、7月25,26日、岐阜県郡上八幡市を訪れた様子を、写真でレポートする。水と郡上踊りのこの素敵な街を多くの人に旅してほしい。

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 郡上踊りは誰でも参加できる。踊りの実演がある施設で15分ぐらい映像と実演を見て、夜僕も参加してみた。

 見よう見まねでなんとかなる。よく見ると、地元の若者がたくさん踊っている。一般に盆踊りなどは、中年以上の人が多いが、ここは中学生や高校生、20代の若者もたくさん参加している。

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 下手な観光客が加わっても、誰も嫌がらない。自然にその場に打ち解ける雰囲気がある。阿波踊りなど有名な踊りは、踊る人・見る人と別れているが、郡上踊りは見ている人が少ない。皆が踊るのである。

 翌日町の人に聞いたところ、郡上一揆で農民の力を恐れた殿さま(一揆を鎮圧した殿さまはお家断絶、後に入った殿さま)が、民衆の人気を得るため、そして不満のはけ口として、誰でも参加できる踊りを推奨し、盛んになったとのこと。

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 郡上はきれいな水が豊かな街。いたるところ清流が流れている。飲むこともできる。民家はほとんどが木造で、古い家が多く、風情がある。高山や倉敷は観光ずれして、きれいではあるのだが生活感がないが、郡上は普通に暮らしている街が、日本情緒いっぱいだ。

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 上は宿泊した高畑館(温泉旅館)の玄関にあった書。「だれにでも心の笑顔でごあいさつ」   つくり笑顔でなく心の笑顔が気に入った。全てに通じる心掛けだと思う。

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 たまたま入った施設で、木彫りの芸術家・須甲さんに出会った。哲学的な方で、僕と話が合い、彼の作品を見乍ら30分以上お話を聞いた。木の線がやさしい。須甲(すこう)さんは、郡上からさらに山奥で育ったので、木を命ととらえている。生命体である木に、彼の生命哲学を彫っている。素晴らしい作品が多い。展示場では写真撮影ができないので、紹介できないのが残念。

 市内に彼の作品を売る店(娘さんが開いている)があるとのことなので、帰る前に訪れた。愛と題した手頃な作品があったので、孫娘(名前が愛)のために購入した。

 時間の関係で山頂のお城を見学できなかった。またゆっくり訪れたい。

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コメント

郡上八幡、良い所だそうですね。昔、レコードと踊りの教本がセットで売られていました。踊りの輪は外ほど下手で、上手くなると内側に行かせてくれると聞いた事があります。そんなシステムも面白いと思います。

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