2017年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
無料ブログはココログ

« 沖縄辺野古レポート 11月 その4 カヌー隊の活動 | トップページ | 沖縄辺野古レポート 11月 その5 カヌー隊の今後の展望 »

2015年11月22日 (日)

沖縄・辺野古レポート 11月 その5 カヌー隊と海保の攻防

 現在の辺野古の海は、翁長知事の埋め立て承認取り消しによって、昨年8月以前の状態、つまり米軍提供水域は海岸から50メートルになっていなければならない。フロートを撤去し、ボーリング調査も中止しなければならない。

 にも関わらず、国・防衛局は工事を続行し、それに抗議するカヌー隊及び支援船に対する妨害・暴力・弾圧を続けている。

 海上保安官の本来業務は海の安全にあるが、辺野古においては米軍・防衛局の傭兵=警備員になり下がっている。彼らがやっていること・海保の実態を詳しく報告する。

 Img_2167


 海保は基地に提供した浜に仮設桟橋を作り、そこから出撃してくる。写真は昨年9月に撮影(以下同じ)。ゴムボートには全国から集められた屈強な若い保安官が5人乗っている。このゴムボートはエンジンが2機もついており、極めてスピードが出る。制作に1,000万円要したと言われている。常時、10数台辺野古に配備され、カヌー隊と支援船に弾圧を繰り返している。

Img_2164


Img_2160


 海保のゴムボートとカヌーでは、写真で見れば分かるように力の差は歴然としている。支援船とは大きさが同じぐらいか、それより少し小さいが、相手は圧倒的に数と機動力に勝っている。

 こちらがボーリング調査をやめさせようとフロートを越えると、ゴムボートが襲いかかる。昨年その暴力はひどいものだった。今年に入って対応が少し柔らかくなったと言われていたが、僕が11月実際に目撃した実態は何ら変わっていなかった!

 同じ宿に宿泊している船長Iさんと、カヌー隊のCさんは、13日午後、全治1週間、2週間の暴行を受けた。

 カヌー隊のCさんの事例。Cさんは海保の職員により首を締められ、ゴムボートに拘束された。そのやり口は柔道の絞め技だった。海保がライフジャケットの片側をもち(ちょうど柔道着のように)、それでもってぐっとCさんの首を強く締めあげた。

 やられた直後よりも後になって影響が出てきた。拘束から解放されたあと、気分が悪くなってきたのですぐCさんは宿にもどった。

 僕が5時過ぎに戻ると、吐き気と頭痛がする、食欲が全くないと言う。病院に僕の車で行こうと強く促したが、大げさになるしとにかく休みたいと訴える。何も食べずに彼は同じ部屋で寝た。

 翌日様子を聞くと、相変わらず頭痛がし、体がふらつくという。今日はカヌーを休むが皆が心配しているので、朝のミーティングには出たいというので、一緒に辺野古テント2に行った。

 ミーティングで彼が昨日受けた暴行と症状を話したところ、ヘリ基地反対協共同代表の安次富浩さんが病院に行くことを強く進め、病院で診てもらったところ、首に絞められたあざがうっすらとあり、全治2週間と診断。安静にしていなさいと医者に告げられ、彼は翌日茨城県に戻った。

 実は昨日(21日)、電話でその後容態はどうでしょうかと尋ねたところ、少しずつよくなっているものの、まだ本来の健康状態に戻っていないとのこと。彼は73歳だが、ダイビングを愛し、世界の海に潜っている。体を鍛えるためにジョギングもやっている。しかし、今はとてもそんなことができる状態ではないとのこと。医者の言う通り、あと1週間は安静を保つ必要がありと話していた。茨城でも医者に通っているとのこと。

 船長のIさんは、フロート内に入っていないにもかかわらず、暴行を受けた。海保の職員が支援船に乗り込んできて、船をハイジャックしようとするので、船長としてそれに抵抗したところ、腕を強くつかまれ、指を痛めた。翌日医者に診断してもらったところ、全治1週間。実際彼の腕をみせてもらったが、あざが残っており、指が痛いと訴える。

 Cさんは気丈な人なので、僕が先週辺野古を離れた後も船に乗り、20日には船に乗り込んできた海保職員数人に抑え込まれて、過呼吸による意識不明状態となった。それでも海保はすぐ浜に彼を戻さなかった。30分後やっと浜に戻され、救急車で病院に運ばれた。幸いこの日は、医師でもある小池国会議員が船に乗っていたので、小池さんが救急車に同乗し、介保してくれたので、大事に至らずに済んだ。

 海保は18日、ゲート前に1000人以上が集まって工事車両を完全に止めた日にも、カヌー隊に暴力行為は働いている。カヌーを故意に転覆させ、乗っていた人を海に沈めて、海水を飲まさせている。首を締められた人もいる。

 海の上では目撃者が少ない(全くいないときもある)ので、海保はやりたい放題。海賊・暴力集団になり下がっている。

 彼らはフロートを越えたカヌー隊や支援船の乗組員を拘束するが、やがて開放する。逮捕者は一人も出ていない! 法的根拠がないからだ。 カヌー隊はこの点安心して、フロート越えを繰り返している。1日に2回も拘束される日もある。完全に工事を阻止するまで、 今後もこの攻防は繰り返される。

 次回はカヌー隊の今後の展望について書く。

« 沖縄辺野古レポート 11月 その4 カヌー隊の活動 | トップページ | 沖縄辺野古レポート 11月 その5 カヌー隊の今後の展望 »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

>現在の辺野古の海は、翁長知事の埋め立て承認取り消しによって、昨年8月以前の状態、つまり米軍提供水域は海岸から50メートルになっていなければならない
ま~た嘘ばっかり。承認取り消しに対して、国がその効力停止をしたから翁長知事の告訴で法廷闘争になったんしょ?

>海上保安官の本来業務は海の安全にあるが、辺野古においては米軍・防衛局の傭兵=警備員になり下がっている
成田じゃ機動隊が警備員になり下がっていましたな。東北じゃ自衛隊が土木作業員になり下がっていました。元先生は基地建設反対要員になり下がったの?それとも成り上がり?

>ゴムボートはエンジンが2機もついており、極めてスピードが出る。制作に1,000万円要したと言われている
多分ゾディアックっていうおフランス製のだな。反対運動が無ければ買う必要も無かったのよねぇ・・・。市販品はずっと安いけど、海保色とかの特注もあるからかな?

>船長Iさんと、カヌー隊のCさんは、13日午後、全治1週間、2週間の暴行を受けた
なのになんで警察沙汰にしないの?法的根拠が無いの?

>昨日(21日)、電話でその後容態はどうでしょうかと尋ねたところ、・・・あと1週間は安静を保つ必要があり
なのに「Cさんは気丈な人なので・・・20日には船に乗り込んできた海保職員数人に抑え込まれ」って、安静にしていなじゃない。それで死ぬかしてもらって大騒ぎするつもり?危ないなぁ^^;;

>海賊・暴力集団になり下がっている。
海賊に襲われる怖さから憲法違反の存在である筈の自衛隊に保護してもらった人間が、海賊の定義をいい加減にしてはいけません!海賊は金品目当てでしょ?そちらの本土から行くメンバーにも暴力集団になり下がっていた人がいらっしゃるはず。もうお年で対抗不能?

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/586735/62726375

この記事へのトラックバック一覧です: 沖縄・辺野古レポート 11月 その5 カヌー隊と海保の攻防:

« 沖縄辺野古レポート 11月 その4 カヌー隊の活動 | トップページ | 沖縄辺野古レポート 11月 その5 カヌー隊の今後の展望 »