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2015年12月 5日 (土)

軍事力では平和を造れない

 パリでのテロ事件を契機に、イギリスが空爆を決め、ドイツも仏軍支援と限定的だが軍隊を出すことを決めた。

 僕は過剰反応だと考えている。テロを防ぐためにいくら空爆をしても、問題の解決にはならない。ISとは関係ない一般市民の犠牲が増えるだけだ。爆弾を投下するパイロット、ミサイルを発射する兵隊、命じる軍の高官たちは、軍事攻撃にさらされる市民のことを自分の家族や親しい近所の人とだぶらせて想像してほしい。

 下記の文章は、11月8日に作成し、11月19日に袋井駅前で配布したちらしの原稿。パリでの事件が起きる前に書いたが、書いたことが現実になってしまった。(惨事が東京でなく、パリになっただけで、同じことが世界中で起きうる。)

 

(軍事力)では平和を造れない!

 

 

 

 中東では戦火の絶える武力日がなく、毎日どこかで誰かが殺され傷つき、難民が生み出されています。アフガニスタン・イラク・シリアは、国家の体をなさないほど秩序が破壊され、内戦状態が続いています。

 

『 アメリカの武力行使がこの悲劇を生みだした根本的要因 』

 

 2001年以前これらの国は政治体制に問題があったものの、曲がりなりにも中央政府が機能し、現在のような破たん国家ではなかった。2001年、9.11テロ事件の首謀者をかくまっていると、米軍がアフガニスタンを攻撃し、さらにはイラク戦争を始めたことが根本的原因です。

 

『 戦争は平和の大義で行われる 』

 

 当時アメリカは、「世界の平和を守る」「平和の脅威を取り除く」との大義名分で、タリバン政権・フセイン政権を武力で倒しました。しかしそれで世界の平和を守ることができたでしょうか?軍事力で平和を造れないことは、歴史が証明しています。

 

『 泥沼にはまったアメリカ 』

 

 武力行使は必ず犠牲を伴い、それが憎悪を生み、テロ集団を作り出します。「力には力を」の悪の連鎖です。今日の中東はまさにその悪の連鎖で、めちゃくちゃな状況です。

 

 アメリカはアフガニスタンに軍事介入してから15年になりますが、いまだにそこから抜け出すことができません。オバマ大統領の2016年末までに完全撤退の公約もホゴにされそうです。シリアに空爆だけでなく、特殊部隊の地上軍派兵も決められました。

 

『 安保法制を成立させた日本は、米軍を支援することが国益か? 』

 

 軍事費削減を余儀なくされている米軍は安保法制を歓迎し、必ずや日本に何らかの軍事支援を求めてくるでしょう。安倍政権は、安保法制に基づき自衛隊を海外のどこへでも派兵し米軍を支援することが最大の国益との立場ですから、毅然と断ることはできないでしょう。

 

 そうなったら日本はどうなるでしょうか?日本人全体が「米軍の手先=協力者」とみなされ、テロ攻撃の対象となります。

 

 東京や大阪などの人口密集地で自爆テロが発生すれば、トルコで起きたような大惨事もあり得ます。海外で人道的支援をしている日本人ボランティアが危険にさらされ、活動に支障をきたすことも考えられます。自衛隊員にも犠牲者が出るでしょう。

 

 そうした事態が日本の国益になるでしょうか?

 

『 安倍政権の退陣が日本を救う 』

 

 私たちは、憲法・立憲主義・民主主義を破壊する安倍政権の退陣が日本を危険な道に進むことを止めると考えています。

 

 主権者として、政治に関心を持ち、選挙では主権者の権利を行使する=投票することが最低限求められています。来年夏の参議院選挙から18歳以上の若者も投票できます。

 

   袋井憲法9条の会

 

* 政治指導者は冷静でなければならない。しかし政権を維持するため、自らの支持率を上げるため(弱腰と見られたくないから)、軍事行動をとることを好む。

 最も安易な方法だ。アフガン・イラク攻撃したブッシュしかり、最近ではロシアのプッチンしかり。

 愛する家族を殺され、家を破壊され、ふるさとを奪われ、仕事をなくし、避難民として他国や他の地域で生活せざるを得ない人々のことを思うと、悲しい気持ちになる。何不自由なく、平和に暮らしていることが申し訳なくなる。

 かたや、軍需産業はほくほくだろう。戦争で武器・弾薬を消費してもらわなければ、彼らは儲からない。軍の指導者も内心、実戦を体験する・部隊の軍事技術を向上させる・軍の存在感を高める・予算獲得などに、好都合・よいチャンスと考えているだろう。

 安倍政権において、日本の政治家と自衛隊のトップ、三菱などの軍需産業が、内心同じような思いを抱いていないか心配である。

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コメント

>軍事力では平和を造れない
警察力で平和が作れるのは何故?警察力なしで平和が保てている国をご紹介下さい。話し合いで平和が作れるのであれば、どうぞ作って見せて下さい。海賊に乗り込まれたら、話し合いで平和裏に解放して貰えるように交渉すらしなかったピースボートを批判しましたか?良いチャンスですからここでISに乗り込んで交渉して見せて下さい。男が上がりますよ。
海賊が来たら護衛艦が発砲したかも知れませんが、それにも反対ですか?自分の身を守ることなら軍事力はあっても良いのですか?それは自分勝手、独り善がり、反対のための反対でしかないのじゃありませんか?

「中東では戦火の絶える武力日がなく」戦火が絶えるなら非武力日とか無武力日とか表記するのが正しいかと。

『 アメリカの武力行使がこの悲劇を生みだした根本的要因 』
ソビエトの武力行使も中国の武力行使も悲劇を生みだしたけど日教祖は批判したの?元先生は批判したの?し続けているの?片手落ちってもんでしょ?一遍にしちゃいなさいな。そのもっと前には白人による侵略があったし、もっと前にはイスラムや元のもあったよ。日本も被害を受けました。あれ?追っ払ったのはどうやってかな?武士じゃなかった?なら武力行使ってもんでしょ?それも批判するの?属国になってもいいの?それを認めるなら属国を持っても良いことになるよ。

「タリバン政権・フセイン政権」て国民はまあ奴隷の平和だった訳で、そんな独裁国家でもOKですか。じゃあ中国を批判し無いわけだ。だとすると安倍独裁も批判の対象にならんと思うぞ^^;;そういうのって支離滅裂、自己破綻とか言うのかしら?

「安倍政権は、安保法制に基づき自衛隊を海外のどこへでも派兵し米軍を支援することが最大の国益との立場」本当に法律を読んだの?よくそんなウソがつけますな。支援は国益を担保する手段でしかないの。日本の国益に重大な影響がある場合だけよ。そんなのは同様の安保条約を米国と結んでいるオーストラリアもイギリスも一緒。

「そうなったら日本はどうなるでしょうか?テロ攻撃の対象となります」安保法制が採択される前になったぞな、もし。

「トルコで起きたような大惨事もあり得ます。海外で人道的支援をしている日本人ボランティアが危険にさらされ、活動に支障をきたすことも考えられます。自衛隊員にも犠牲者が出るでしょう。」その程度の事で手を出さないなら、それは国益なんてもんじゃないよ。既に日本人ボランティアを含めて何人も殺されたし。

「憲法・立憲主義・民主主義を破壊する安倍政権」て、そんなのを気にもしていないのは元先生である事は何回も立証したよね?つまりそんな事は安倍政権を攻撃するための道具でしかないんでしょ?外れっ放しだけど。

「自らの支持率を上げるため」年寄りへのばら撒きは最たるものだね。共済年金の半減、治療費負担の3割化をするべし!

「最近ではロシアのプッチンしかり」受ける~^^ ここでプッチンプリンが出るとは想定外!

「愛する家族を殺され、家を破壊され、ふるさとを奪われ、仕事をなくし、避難民として他国や他の地域で生活せざるを得ない人々」元先生は大甘だね。元先生の様に国に留まって政権と戦うように求めましょうよ。彼らにも国民としての責任はあるでしょ?不本意であれそんな政府を支えたのは彼らよ。逃げずに戦えとアジってらっしゃいな~^^/ 

「軍需産業はほくほくだろう。軍の存在感を高める・予算獲得などに、好都合」分かって無いね。欠陥品や手抜きがばれちゃうのよ。無能もさ。敵対する国はあって平和な方が好ましいの。

テロ戦争で利益を得ている軍需企業なんてありません。
軍産複合体が世界を動かしていたのはもはや過去の話です。
冷戦崩壊とグローバル経済、テロ戦争で軍需産業は一気に縮小しました。
世界のトップ企業100社の中で、軍需産業で利益を上げてるのは
ロッキードマーティンだけです。
それでも、売上規模はずっと小さく、
ウォルマートやスターバックス、アップル、日本のイオンやドコモのほうが
数倍も上です。
今の時代、弾を売るよりコーヒーやiPhoneを売るほうが儲かるんです。

ボーイングもGMも軍事部門からは撤退しました。
アメリカ軍の銃を作っていたコルトは倒産しました。
銃も戦車も戦闘機も新しく作らず、壊れたものを修理して使ってます。
消耗品はほとんど民生品に置き換えられ、
可能な限り中東やヨーロッパで現地調達されています。
今、アメリカの軍事物資を支えてるのは、
貧困国の零細企業です。

日本にしても、三菱も川崎も自衛隊の分野では利益はほとんどありません。
企業の社会的責任として、何とかやってるだけです。

軍需産業の危険性を説くなら、現実的なデータを是非出してください。
戦争で利益を得ている会社を是非教えてください。
世界の企業の売上規模なんて調べればすぐに分かることなんですから。

思い込みで間違った事を言うのはただのデマです。

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