2016年1月末~2月上旬 辺野古・高江レポート その4


1月30日土曜日、早朝6時に集合し、キャンプシュワーブ工事用ゲート前に積んだ約1,500個のブロック上からの写真。
機動隊の排除・撤去も予想されるので、8名がブロック上にのぼることになった。僕も志願して登った(名前が昇なので。。。。。。)


6時50分ごろ、ゲートが開き、機動隊の配置と大きなトラックがバックで近づいてきた。



向こうの作戦が分かった。2台のトラックにブロックを乗せる。その前に、ブロック上にいる8名を排除するために、写真の脚立で機動隊員を上に上がらせる作戦だ。


若干の我々の仲間がブロックの周りにいた。機動隊との激突を避けるため(けが人を出さない。逮捕者を出さないのが、現地闘争の鉄則。)、大半の人たちは弾薬庫のあるゲート2に移動していた。
完全に仲間を排除し終わってから、機動隊は上にいる僕たちをひとりづづおろしにかかった。互いにけがをしないよう、通常よりも慎重な排除作業だったように思われる。
下にいた人たちも含め、僕たちを排除した後、機動隊員たちがブロックを片づけた。7時前から始まった撤去作業が終わったのは、9時前だったように思う。




上4枚の写真は、メインゲート前の様子。ゲート2にいたメンバーがこちらに移動し、ブロックを積み始めた。工事用ゲートから排除された我々も一緒にその作業に加わった。トラックからブロックを下ろすのを阻止するため、機動隊員がトラックの輪まりを取り囲み、我々が機動隊員の隙間からブロックを取り出し、ベート前に積む攻防が20分ぐらい続いた。
メインゲートにブロックを積むのは初めての試み。工事を強行するなら、米軍基地を封鎖するぞと、われわれの意志の強さを見せつけるのが狙い。工事用ゲート、弾薬庫ゲート、そしてメインゲートにブロックを積み上げるのは、暴力以外のありとあらゆる方法を創意工夫して何とかこの無謀な工事を止めたい思いから出ている。


10時ごろ、工事用ゲートに戻ると、警察の車両がゲートを封鎖していた。我々のブロックの代わりに警察の車がゲートをブロック! 漫画の世界だ。
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