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7月8日(金)浜岡原発災害広域避難計画に関して、 袋井市防災課と意見交換したい内容案
1. 県外避難先(単独災害三重県、複合災害福井県)に関して
① 具体的市町は決まりましたか
② 市独自で受け入れ要請の打診をしている相手先はありますか
③ 今後の見通し
④ 連合自治会単位または町内単位の避難所を想定していますか
⑤ 老人ホーム入居者、福祉施設入所者、入院患者等は、一般の避難所でなく特別な設備を有する所でなければならないと考えますが、市がその確保に責任を持ちますか
2. 県外避難先へのルート(使用道路)は決まっていますか。また県外に逃げるまでの県内道路は、地域や連合自治会単位で分けられているのですか
3. スクリーニング(避難退域時検査・簡易除染)に関して
① 県はスクリーニングの場所を、西方に8か所設定するとしていますが、市に対しその場所の相談はありましたか。また場所が決まったと連絡がありましたか
② 放射能測定検査や簡易除染に、市の職員も関わるのですか
③ 検査を受ける順番は、各町内・連合自治会単位となるのですか
④ スクリーニングを受けたら、それを証明する何らかの書類が発行されるのですか
⑤ 非常事態下の大混乱時、スクリーニングを受けずに県外に避難する人も出ると予想されます。そうした人も、避難所に受け入れてもらえますか
4. 震度7以上の地震が発生すれば、500マイクロシーベルトに達するまで屋内退避とする県の避難計画は、熊本地震の結果見直す必要が出たと思いますが、市はどう考えますか
5. 赤ちゃんや寝たきりのお年寄り、障害者、病人など災害弱者を抱える家族は、一般の避難所暮らしは困難と思いますが、市はどう考えますか。
またそうした家族のための避難所の確保を考えていますか
6.老人ホーム入居者、福祉施設入所者、入院患者等の避難手段(福祉車両やバス等)の確保(手
配)は、「施設からの要請に応じて市町や県が行う」と6月17日付UPZ市民団体交流会への県の文書回答にあります。
市はあらかじめ各施設に、不足する福祉車両や必要なバスの台数の調査を実施しますか
7.安定ヨウ素剤の配布・服用に関して
① 地震・津波・原発事故の複合災害で即避難の場合、連合自治会単位の公民館や避難所に住民が出向き、医師や看護師・薬剤師等の専門家から説明を受け受領する時間的余裕が無いと思われますが、市はどう考えますか
② 18歳以下の子どもを抱える家庭で、事前配布(事前説明を受けることを前提に)を希望する場合、そうした特例があってもよいと思いますが、市はどう考えますか
8.原子力災害に備えた防災訓練を、例えば連合自治会単位でまたは3000台毎車で避難する地域を1つか2つ選んで、広域避難計画の実効性を検証する、実際にやってみてどのような問題点が出てくるのかを検証することは大切だと思いますが、市はどう考えますか
9.市の広域避難計画策定にあたり、それが完成する前に住民の意見を聴く機会(パブリックコメントでなく、直接対話方式)が必要だと思いますが、市はどう考えますか
10.住民や各施設の了解を得て広域避難計画が策定したら、各家庭や施設に配布する「避難ガイドブック」(県外避難先の具体的場所や避難ルート、ヨウ素剤の服用方法、持ち出し品など分かりやすく説明されている小冊子)が必要と思いますが、市はどう考えますか
参議院議員選挙 静岡選挙区立候補予定者 様
2016年5月30日
私たちの会は2014年8月に発足した、脱原発を願う県内各地の市民団体で構成されている団体です。
浜岡原発の再稼働の是非についてのアンケートへのご協力をお願いします。
このアンケートは公開アンケートです。お答えをマスコミ・インターネット等幅広く公開することをご了承ください。
私たちのネットワークに参加する多くの市民は、候補者の皆さんの回答に高い関心を持っています。回答ができない場合には、簡単で結構ですからその理由を添えて、必ずご返信をお願いします。
お忙しい所を大変申し訳ございませんが、6月7日(金)必着で、同封の返信用封筒でお答えを下記まで送ってください。
(返送が間に合わない時は、事前にFAXした後で、郵送してください)
〒420-0068 静岡市葵区田町3-5-6 浜岡原発を考える静岡ネットワーク気付
浜岡原発の再稼働を許さない静岡県ネットワーク 行
(参加団体リストは別紙を参照ください)
FAX 054-271-7339 (☎ 054-271-7302)
~~~~~~~~~~~~~~ 切り取り ~~~~~~~~~~~~~
質問1.浜岡原発の再稼働の是非について、どのように考えておられますか?
該当する解答欄の番号を丸で囲ってください。
該当するものが無い場合は、その他欄に、どうすべきかご記入下さい。
①再稼働するべき、②再稼働はやむを得ない、③どちらともいえない
④再稼働はしない方が良い、⑤絶対に再稼働してはいけない、⑥解からない
⑦回答できない、
⑧その他(どうするべきか、具体的にご記入下さい。)
( )
質問2.上記選択をした理由は何ですか? 複数ある場合は、全てお書き下さい。
( )
お名前( )
浜岡原発の再稼働を許さない静岡県ネットワーク
2016年3月11日 現在 参加団体(49団体)
1 浜岡原発を廃炉にし原発ゼロをめざす沼津市民の会 (沼津市)
2 東京電力と共に脱原発をめざす会・静岡 (熱海市)
3 原発震災を防ぐ風下の会 (三島市)
4 自然エネルギー推進・静岡県東部の会(三島市)
5 すべての原発いますぐなくそう全国会議静岡県東部の会 (三島市)
6 さよなら原発三島連絡会 (三島市)
7 金曜アクション@富士宮 (富士宮市)
8 なくそう原発 伊東市民の会 (伊東市)
9 富士の子供を守る会 (富士市)
10 全ての原発とめよう伊豆半島住民連合会 (下田市)
11 放射能からふるさとと子どもを守るために浜岡原発をなくす会 (裾野市)
12 こどもの未来プロジェクト・伊豆 (松崎町)
13 原発なくそうミツバチの会 (函南町)
14 日本科学者会議 静岡支部 (静岡市)
15 浜岡原発を考える静岡ネットワーク (静岡市)
16 静岡放射能汚染測定室 (静岡市)
17 金曜アクション@静岡有志 (静岡市)
18 福島子ども支援基金 (静岡市)
19 支援交流 『虹っ子』 (静岡市)
20 しずおかハートNet (静岡市)
21 静岡YWCA (静岡市)
22 浜岡原発廃炉・日本から原発をなくす静岡県連絡会 (静岡市)
23 ピースネット静岡 (静岡市)
24 原発をなくす清水青年の会 (静岡市)
25 原発いらない清水の会 (静岡市)
26 さよなら浜岡原発・焼津市民の会 (焼津市)
27 なくそう浜岡原発・命とふるさとを守る藤枝市民の会 (藤枝市)
28 避難者を支援する志太榛原住民の会 (藤枝市)
29 浜岡原発はいらない島田の会 (島田市)
30 ふるさと初倉を考える会 (島田市)
31 安心して暮らせる島田を創る市民の会 (島田市)
32 浜岡原発なくそう・吉田町民の会 (吉田町)
33 浜岡原発を考える牧之原市民の会 (牧之原市)
34 浜岡原発はいらない・命を守る菊川市民の会 (菊川市)
35 浜岡原発を考える会 (御前崎市)
36 浜岡原発の危険から住民を守る会 (御前崎市)
37 原発いらない掛川の主婦たち (掛川市)
38 掛川金曜アクション有志 (掛川市)
39 浜岡原発を考える袋井の会 (袋井市)
40 浜岡原発はいらない磐田の会 (磐田市)
41 明るい未来を!磐田 (磐田市)
42 やめまい!原発・浜松 (浜松市)
43 浜岡原発はいらない浜松の会 (浜松市)
44 浜岡原子力発電所運転終了・廃止等請求訴訟弁護団 (浜松市)
45 なくそう浜岡原発・浜松北区の会 (浜松市)
46 浜岡原発はいらない浜北の会 (浜松市)
47 なくそう浜岡原発・天竜の会 (浜松市)
48 浜岡原発はいらない湖西の会 (湖西市)
49 浜岡原発永久停止裁判・静岡県の会 (浜松市)
結果のコピーが何回やってもうまくいかない。端的に僕たちが知りたい結論では、民進党の平山さんは明確に再稼働反対とせず、あいまい。共産党の鈴木さんは、僕たちと同じ考え。幸福実現党のえがしらさんは、再稼働容認。自民党の岩井さんは無回答。
民進党の平山さんは、連合に配慮して僕たちの期待に応えていない。静岡の連合に中電の労組が入っているから。
安保法廃止や沖縄新基地建設反対、原発問題などでは、僕の考えは鈴木さんに近い。静岡選挙区は定員2名。これまで自民・民主が分け合ってきた。
さて具体的にだれに投票するか、悩ましいところである。一人区で野党共闘なら、迷わず野党統一候補にする。
確実に自公に3分の2を取らせないためには、手堅く平山さんになる。迷うところだ。平山さんの本音を何らかの形で聞きだしてから、最終的な決断を下したいと考えている。
米兵の性犯罪
乳児も被害に
「暴力の歴史」続く沖縄
高里鈴代FBよりシェアさせて頂きました。
沖縄の女性グループ「基地軍隊を許さない行動する女たち」がまとめた
【米兵による戦後沖縄の女性に対する犯罪】
年代
月 日
事 項
処罰の方法
出典
1945 3.26 沖縄戦で米軍が初めて座間味村に上陸。数カ月後、米兵による強姦事件が発生。拉致してボートで連れ出し、裏海岸で強姦した後、放置。 不明 8
4月 米軍上陸後、強姦が多発し、各地域で住民による自警団が結成される。 8
8.20 祖母と食料探しのため海岸に出た32歳の女性、米兵につかまり強姦される。翌年4月、混血の男児を出産。(玉城村) 不明 10
8.21 友人2人と、子どもをおぶって薪取りに出かけた31歳の女性、米兵3人に拉致され消息を絶つ。(座間味村) 不明 2
9.8 子どもをおぶってヨモギを摘んでいた39歳の女性、4人乗りの米兵のジープに拉致され、カーブで道ばたに放り出される。背中の子どもは死亡。(羽地市) 不明 2
9.24 男性2人と石川の収容所に親戚を訪ねていく途中の19歳の女性、子どもをおぶったまま3人の米兵に拉致される。男性2人は米兵に銃を向けたれ、抵抗不可能。母子は2年後に白骨死体で見つかった。(石川市) 不明 2
10.24 46歳の女性、道路で米兵2人に襲われそうになり、がけ下に飛び降りて大腿骨折。その後、追ってきた2人に強姦される。(本部町) 不明 10
10.25 家具を失って岩の下で居住していた35歳の女性、夜トイレからの帰りに米兵2人に強姦される。翌年8月、男児を出産。(知念村) 不明
この年 宜野座米軍野戦病院に収容された重傷の女性を、MPが強姦するのを沖縄人労働者が目撃。 不明 4
1946 1.21 草刈り作業中の23歳の女性、米兵に森の中に連れ込まれ、ナイフでほおを切られたあと強姦される。その後、妊娠、出産する。(兼城村) 不明 10
1. 草刈り作業をしていた19歳の女性、米兵にすすき林の中に連れ込まれ、強姦される。混血の女児を出産。(糸満町) 不明 10
この月から、沖縄の女性たちに混血児が生まれる。(沖縄本島上陸から10カ月) 5
3.10 農作業中の30歳の女性、米兵3人に拉致、強姦される。12月に男児を出産。彼女の姉も、前年、出産直後、寝ていたところを米兵に拉致されそうになったが、住民の騒ぎで未遂に終わった。(具志川村) 不明
2
10
7.26 川に洗濯に出かけた34歳の女性、行方不明になる。8月1日に死体で発見されるが、口にぼろ切れが詰め込まれていたことと、住民の立入禁止地区で発見されたことから、米兵による強姦、殺害と推定された。(北谷村) 不明 10
8.30 芋の積み込み作業をしていた24歳の女性、米兵に捕まって強姦されそうになったところを抵抗。ナイフで切りつけられ重傷を負う。数人の男性の騒ぎで米兵は逃げてしまう。(具志川村) 不明 10
10. 農作業中の39歳の女性、米兵3人に山中に連れ込まれて強姦される。(具志川村) 不明
46~47 本土や海外からの引揚者が収容されていたキャンプのテント村では、米兵が進入して女性を強姦した。乱暴された後、自殺する娘も多かった。母、娘とも強姦されたケースもある。 9
47 3. 大勢の人たちと農作業をしていた女性、逃げ遅れて3人の米兵に拉致、強姦される。後に赤毛の男児を出産。(具志川村) 不明 2
5.8 34歳の女性給仕、所用で出かけて戻る途中、米兵に拉致され、浜辺で強姦される。農作業中の人たちに助けを求めたが助けられなかった。
(大宜味村) 不明 10
8.20 外出から帰ってきた24歳の女性、屋敷に潜んでいたフィリピン兵に強姦されそうになり、抵抗したところをナイフで刺殺される。(コザ市) 不明 10
9.9 28歳の女性、自宅にピストルを持った米兵が侵入したため、一旦逃げるが、生後6カ月の子どものことが気になり、戻ってきたところを畑に引きずり込まれて強姦され、ピストルで殴打されて死亡。(コザ市) 逮捕されるがその後、不明
10. 畑を開墾中の42歳の女性、フィリピン兵らに強姦される。(具志川村) 不明 10
1948 7. 中部農林高校の寄宿舎が台風で破壊されたため、民家に下宿していた女子高生、家主の知り合いの米兵に強姦される。助けようとした家主はナイフで切りつけられる。(具志川村) 不明 10
8. フィリピン兵の集団に女性が拉致される。救出に行った地元の男性2人のうち、一人は殺され、一人は負傷。 不明 9
このころ、米兵が基地のまわりの民家に昼夜なく現れ、片言の日本語で女性の名を呼びながら、うろつく。(沖縄本島中部) 不明 6
9.14 生後9カ月の赤ちゃんが米兵によって強姦される。 不明 3
1949 9月
混血児人口450人
(那覇94人、前原50人、コザ73人など)
米国の「タイム」誌(1949.11.28)は、沖縄に駐留する米兵が「米軍の才能のないものや、のけ者のていのよいはきだめになっていた。9月までの6カ月間に米兵は18件の犯罪を犯罪を犯した」と論述する。(抜粋)
米兵の性犯罪は、沖縄戦の当初から始まり、米軍占領後、そして軍政が始まったころも
継続して起きていることが、この資料から分かる。
本土も1948年まで米軍支配下に置かれたが、上記のような凄惨な事件はあまりたくさん起きていない。
上記の資料は1949年の一部までだが、沖縄では1972年の本土復帰前まで、こうした植民地における占領軍のめちゃくちゃな犯罪、人権侵害、泣き寝入り、加害者の罪が問われない、補償もほとんど受けられない状態が続いた。
名実ともに日本に復帰した1972年から2015年まででも、米軍の犯罪事件は5,896件発生し、殺人・強姦・強盗など凶悪事件は574件起きている!
本土の米軍犯罪の統計は手元にないから正確な比較はできないが、1972年は僕が教師になって2年目。それ以降の社会問題、特に米軍犯罪に関して、新聞を精読する僕にとり、本土において女性が強姦され殺害死体遺棄された凶悪犯罪は、ほとんど起きていないと記憶している。
米兵による殺人事件は、いくつか覚えている。特に神奈川県横須賀で起きた女性殺害事件は、記憶に新しい。
本土で1995年の少女暴行事件や今回のような凶悪犯罪が起きれば、大変な騒ぎになる。テレビや新聞、週刊誌が大きく取り上げ、繰り返し繰り返し報道される。
それが人々の怒りを呼び覚まし、沖縄で何度も開催されているような大規模集会が開催され、米軍基地撤去・日米地位協定の抜本的改定が叫ばれているはずだ。
僕は学生時代も含め、反戦平和運動にかかわってきたが、本土において超党派の米軍基地撤去を求める5万人以上の大規模集会には、一度も参加したことがない。開催されたことがないからだ!
今回沖縄で6万5000人が集まったのは、「もう我慢ならない! 諸悪の根源・米海兵隊を撤去させなければ、日米地位協定の抜本的改定をさせなければ、また同じ悲劇がくりかえされる。 大人の責任として、黙っていることはできない! 声をあげ、行動で沖縄の意思を表さなければ、日米政府・米軍は何も変わらない!」、との思いからだと想像する。
この沖縄の思いを受け止め、共有し、自分の問題として、沖縄の人びと共に、共通の目標に向かって取り組んでいきたいと思っている。
2016年6月8日
UPZ市民団体交流会 竹野 昇
報道機関各位
取材依頼
原発報道ではいつもお世話になり、ありがとうございます。浜岡原発から31キロ圏内15の市民団体で構成するUPZ市民団体交流会のまとめ役をしている竹野です。「浜岡地域原子力災害広域避難計画」に関わるUPZ圏内住民側の「要望及び質問書その4」について、県当局の文書回答及び原子力安全対策課との意見交換を下記の日時に行います。熊本地震で県の文書回答が大幅に遅れましたが、6月17日となりました。
スピーディについても意見交換します。川勝県知事が記者会見でスピーディの活用を検討したいと発言したことを受け、具体的にどのような課題があるのか、県の今後の活用に向けての作業も含め、話し合います。
安全対策課には報道機関の分も回答文書を用意してくれと頼んであります。取材よろしくお願いします。
日時:6月17日(金)午後4時
会場:県危機管理センター
問い合わせ UPZ市民団体交流会 竹野 昇
*問い合わせには住所、電話やファックス、メールも書いてあるが、このブログは不特定多数の方が読んでくださっているので、ここでは削除してある。
僕は広域避難計画問題に関し、以下のように考えている。
実効性ある避難計画は作成不可能。避難は長期化し、地震や津波などの避難計画と根本的に異なる。自然災害は発生を止めること自体は不可能だが、原発災害は人災であり、止めることが可能。再稼働させないことが、そして将来的に廃炉にすることが、最大の安全安心。
行政は避難計画策定を義務づけられている。九州電力川内原発は、薩摩川内市とその周辺、鹿児島県の全く実効性無き避難計画策定で、再稼働してしまった。
国と規制委員会は避難計画がどんなにずさんでも、再稼働を容認する。彼らは住民が被曝することや、避難弱者を含む住民が安全に速やかに避難できるかどうか、避難先で死亡することなく生き残れるかどうかなど、眼中にない! 再稼働あるのみ。
電力会社も同じ。原発推進の財界も同じ。要するに無責任。福島原発事故でそれは証明された!
ならば、原発を抱える地域住民が、避難計画に対し、声をあげるほかない。『 こんな実効性無き避難計画ではダメだ。実際に避難を強いられる住民が納得できない計画を行政が策定して、これで再稼働の条件が整ったとされてはたまらない。』と。
僕たちの運動内部でも、この問題に関し、「実効性ある避難計画はできないのだから、行政とこの問題でやりあってもムダ。へたに避難計画をよりましなものにさせると、再稼働に利用される。」と、ほとんど関わらない、無関心な人がいるのも事実。
しかし僕は、避難計画の問題性、いかに実効性ある避難計画が策定不可能か、具体的に個々の事案を取り上げ、行政と僕たちのやり取りを住民に知らせることが、住民が原発災害を自分たちの問題として真剣に考えてくれるきっかけになると信じている。
upz市民団体交流会では、17日の県の文書回答の後、7月に作業部会を開き、これまで4回積み重ねてきたこの問題での県とのやりとりを総括し、原発災害広域避難計画問題に関するレポートを作成する予定である。
できれば分かりやすい小冊子にし、多くの住民に配布できるようにしたいと考えている。
選挙に行こう! 投票は、おかしいと思う政治を変える一歩です!
7月10日投票の参議院選挙がまじかに迫ってきました。今回の選挙は日本の針路を決める重要な選挙です。私たちは先ず、選挙に行こう=投票という行動で、自分の意思を表そう、それがおかしいなと思う政治を変える一歩だと考えます。
安倍首相は争点を隠している。憲法が争点!
安倍首相は経済・アベノミクスが争点だと言っていますが、本当に争点にすべきは、憲法問題です。憲法で禁じられている海外での戦争に自衛隊が参加できるようにした安保法制の是非を問う、さらには憲法改正発議に必要な3分の2を参議院で自公など与党がとるかどうかが、争点です。
戦争法に賛成した与党が3分の2を占めたらどうなる?
安保法制は明確に憲法違反ですから、憲法改正(改悪)して、堂々と自衛隊が海外で戦争ができる様にする、これが安倍首相の狙いです。憲法改正を全面に出すと選挙で不利になるので、公約の隅っこに載せ、街頭演説では一切言わない、しかし選挙が終わったら信任されたとやりたい放題、これが安倍政治です。
若者が政治を変える!
今年から投票が18歳以上に引き上げられました。投票は主権者としての権利です。自分たちの未来がどうなるのか、今回の参議院選挙の結果が影響します。若者が選挙に行くことで、日本の政治が変わります。衆議院で自民公明の与党が3分の2を握っているので、今回の選挙で野党側が勝利しても、直ちに政治が変わるわけではありませんが、安倍政治の暴走は食い止めることができます。次の衆議院選の展望が開けます。
私たちは憲法を守り、戦争法廃止、沖縄新基地建設反対、原発再稼働を許さない政党・候補者を支持します
袋井憲法9条の会
福島県から富士宮市に自主避難されている長谷川さんをお招きしての茶話会のご案内
時:6月26日(日)午後1時半~3時半
所:袋井市民共働センター「ふらっと」ホール
主催:浜岡原発を考える袋井の会
東京電力福島第一原発事故からまる5年が経過しましたが、いまだ事故原因も解明されず、汚染水は海に漏れ続け、事故の収束はほど遠い状況です。
故郷・我が家を追われ、県内外で避難生活を強いられている人々は今も10万に上ります。マスコミは、熊本地震の避難者のことは大きく報道しますが、原発事故による福島の避難者のことはあまり報道しなくなりました。
一方、中部電力は多額の広告料をマスコミに払い、着々と再稼働に向け安全キャンペーンを繰り広げています。万が一、浜岡原発事故が起きれば、私たちも福島県民と同じ状況に置かれます。避難者の苦しみは、決して他人事ではありません!
避難者に寄り添い、その置かれている状況を理解し、そのうえで浜岡再稼働を許さない気持ちを固めるため、上記の茶話会を企画しました。
どなたでも参加できます。申し込み・参加料は不要です。会場の「ふらっと」は、袋井市総合センターの斜め向かい北側にあります。駐車場が狭いので、総合センターまたは袋井市役所の駐車場を利用してください。
お話していただく長谷川克己さんのプロフィール
原発事故当時、福島県郡山市に在住、介護事業運営会社に勤務。5ヵ月後、家族を連れ静岡県富士宮市に自主避難。避難後、同市内にて起業する。現在、小規模高齢者デイサービス、障害児童デイサービス「うつくしくらぶ」を運営中。傍ら、避難当時者として市民活動に参加する。現在、妻、長男(10歳)、長女(4歳)の4人暮らし。今年仲間と共に、「避難の権利を求める全国避難者の会」を立ち上げる。
茶話会はお茶を飲みながらの会合です。長谷川さんはプロジェクターで映像も見せてくれますが、講演会とは違って自由な雰囲気な会合です。質問や意見交換もできます。多くの皆さんの参加をお待ちしています。
浜岡原発を考える袋井の会 代表 松倉次郎
事務局 竹野昇
mail takecbf21369@nifty.com
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