僕のストレスとその解消法 心の癒し
退職してストレスがほとんどなくなったが、最近若干のストレスを感じるようになった。原因は、浜岡原発再稼働を許さない運動にあると思っている。
少しグチになるが、僕の絶対に再稼働を許さない=そのためにできる限りのことをやる!、との強い思いと回りとの落差に、焦りを感じている。
僕が一生懸命になればなるほど、周りとの落差に、がっかりすることが多い。福島原発事故の後、皆真剣に、「これは大変だ! 浜岡をなんとかしないと、自分たちも大変な事態になる。自分の問題として向き合い、浜岡原発を再稼働させない=永久停止=廃炉にもっていくため、皆で力を合わせて取り組もう!」、と考え、それぞれの地域で脱原発の団体を組織し、さらには地域のゆるやかな連合体、例えば浜岡から31キロ圏内では「upz市民団体交流会」、県全体では「浜岡原発の再稼働を許さない静岡県ネットワーク」を立ち上げた。
浜岡原発永久停止・廃止等請求訴訟裁判でも同じ。時間の経過とともに、裁判に参加する(傍聴する)原告が減ってきた。中には一度も裁判に来たkとがない人もいる。
6月5日、平日の裁判には仕事などで来れない原告のために、原告団の勉強会を開いた。集まってくれた人はわずか10人! この日のためにこの間の裁判の争点・原告側の主張をまとめ、解説してくれた高木弁護士には本当に申し訳ない思いだった。
浜岡原発を考える袋井の会でも、退会者が相次ぎ、総会や会が企画した取組に顔を出す人が減ってきた。
県知事あての再稼働を認めないで署名を集める人も、激減している。袋井市では最低1万人集めようと取り組んでいるが、目標達成ができるかどうか心配になってきた。
実際の署名集めも、ストレスを感じる。自分が住む地区を戸別訪問して署名集めをしているが、正直逃げ出したい気持ちになるときがある。まず留守が多い。玄関に出てきてくれてこちらが説明しても、署名は控えさせてください・少し考えさせてくださいと逃げられるケースも多々ある。
署名集めに家を出る時、「さあ、頑張るぞ!」と自分を奮い立たせないと、出れない。
そのようなストレスを解消するため、僕がやっているのは森作り。掛川の道楽山の管理や植林だ。山にいると、心が癒される。
植えた梅の収穫や元から自生しているふきを採ったりぼうぼうに伸びた草を刈り払い、木の周りに集めてやると、肥料になったりや水分を貯め土の乾燥を防ぐことができる。
草を焼くと灰が肥料になる。自然はムダがない! 自然の実りをいただき、自然の中にいると、感謝の気持ちにあふれ、実に気分がよい。ストレスは全く感じない!
快い仕事の後、家で飲む泡盛と夕食は実に美味しい。これが僕のストレス解消法となっている。
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