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2016年7月 5日 (火)

テロから日本人も標的に  日本人ブランドはもう通用しない

 バングラデシュ・ダッカでの人質テロで、イタリア人9人、日本人7人、バングラデシュ人2人、インド人1人、バングラデシュ系米国人1人の計20人が、犠牲となった。
 犠牲となった方々と遺族の方々に、哀悼の気持ちを表したい。亡くなった酒井夕子さんは、浜松西高の卒業生。今朝の県内版に高校の元担任の小沢香氏のコメントが出ていたが、彼は横須賀高校時代の同僚。
 今日政府専用機で7人の遺体が日本に戻ってきた。マスコミはこの問題で大騒ぎだが、犯人への怒りだとか対テロ戦争へ国際社会と協調とかいう前に、冷静にこの問題に向き合いたい。
 犯人がレストランに入ってきたとき、「 アイアム、ジャパニーズ。ドントシュート!」とある日本人が叫んだと報道されている。
 しかし犯人側は全ての外国人を2階に入れ、殺害した。日本人だから見逃す、情けをかけるということはなかった!
 昨年1月、安倍首相が「 ISIL(イスラム国)がもたらす脅威を少しでも食い止める」として、ISと闘う周辺国の難民支援などに2億ドルの資金協力を表明した。
 これが引き金となり、ISにとらわれていた後藤健二さんが殺害された。そして今回の日本人7人死亡事件。
 安保法が昨年9月に成立し、自衛隊が世界のどこでも米軍と共に武器を持って戦えるようになった。
 世界はもう日本を戦争をしない国とはみなしていない。イラク・アフガニスタン戦争では武器こそ使わなかったが米軍や多国籍軍を輸送や油の供給という形で、後方支援。
 戦争を放棄するとうたった平和憲法を持つ「日本ブランド」は、もう通用しなくなった! 中東に軍隊を送っている国と同じ仲間だと認識され、日本人もテロの標的になることがはっきり示されたのが、今回の悲劇だと思う。
 今後同様な犠牲者が出ることを恐れる。犠牲となる個々人は何の罪もない。海外での仕事、途上国支援、ボランティア、海外旅行と海外に出る理由は異なるが、たまたまそこに居合わせただけで、外国人・日本人であるという理由だけで、理不尽に殺害される事態が今後も起きうる。
 安倍首相や政府が対テロ戦争を声高に叫び、米軍との共同作戦を強化すればするほど、日本人は危険にさらされる。
 もちろん僕はISやそれと同調するテロには反対である。撲滅したいとも思う。しかし、軍事力で抑え込むことは、不可能だと認識している。世界を恐怖に陥れているテロの嵐は、アメリカやイギリスその他多国籍軍による中東での戦争・軍事攻撃により生じた歴史的事実を、冷静に見つめる必要がある。
 そこから軍事力に寄らない解決策を見つけ出すほかないと思う。時間がかかっても、平和的な手段で、若者がテロに走る根本的原因を無くす努力が大切だと思う。

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コメント

世界はもう日本を戦争しない国とはみなしていないと言うことは
日本の宝 憲法9条が現時点では世界的(テロ国家)には無力になってしまったということですか?

「中東に軍隊を送っている国と同じ仲間だと認識され、日本人もテロの標的になる」ふ~ん、バングラやインドも軍隊を送ってるの?それとも送っている国の仲間なの?バングラなんか同じイスラムだよ?
「犯人側は全ての外国人を2階に入れ、殺害した」って書いているでしょ?個々の国の事情なんか気にしていないって事じゃないの?そんな連中に日本人だからって優遇されたら、他国民から日本はISの仲間だろって思われるんじゃない?そっちの方が拙いと思うよ。元先生もヤクザの仲間って思われたくないでしょ?

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