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2016年7月 7日 (木)

イギリスのイラク戦争検証

 今日はあまりにも暑いので、冷房のない2階でなく1階で以下の文章を作成した。

 イラク戦争を検証する英国の独立調査委員会の報告書が公表された。チルコット委員長は、「英国の軍事行動に法的根拠があると決断する状況にはほど遠かった」と、声明で当時のブレア政権の判断を厳しく批判した。

 

 報告書で、「(フセイン政権の)武装解除の平和的な方策を尽くす前に侵攻に参加した。軍事行動は当時、最後の手段ではなかった」、「イラク侵攻に踏み切った場合、英国へのテロの脅威が増し、イラクの兵器や開発能力がテロリストに渡る恐れがある」と情報機関がブレア首相に伝えていたことも、明らかにしている。

 

 要するに、アメリカに追随して大義なきイラク戦争に参戦したのは、過ちだったと結論つけている。

 

 今ではアメリカでさえ、と大量破壊兵器の情報は間違っていたと認めている。米英の軍事行動でフセイン政権が倒れ、その結果イラクが破たん国家となり、今日のイスラム国(IS)の暴力・テロを生み出すことになった。

 

 世界を恐怖に陥れているその根本的原因を作った米英の指導者ブッシュ並びにブレアの責任は重大である。チルコット委員会の報告書では、ブレア元首相の戦争責任までは追及していないが、政治決断の誤りを明確にしている。

 

 誤った命令でイラクに派兵された英国兵士で死者は179人に上る。攻撃を受けたイラクの死者は10万人以上。その後のテロで亡くなった一般市民の数は2000人以上にのぼると思われる。

 

 この責任は誰がとるのか? 政治指導者の戦争責任や政治判断の間違いを追及することは、再び同じ間違いを犯すことを防ぐことにつながる。

 

 日本も小泉元首相のアメリカの軍事行動支持表明とサマワへの自衛隊派遣の是非を検証すべきだと思う。

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コメント

それってイラクがクェートに侵略しなければそもそも起きなかった戦争だよね?
フセインの独裁はオッケーなんだ。共産党の中国と同じだもんね。つまり中国が台湾に侵略しても大陸は攻撃するなってことかな?クリミア半島をウクライナから奪ったロシアにもだよね。その伝で言えば、日本が満州を占領しても、日本に手を出しちゃいけなかったんだ。だよね?手を出したから逆に植民地を失う事になった訳でしょ?残念だったねえ・・・

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