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2016年8月 1日 (月)

沖縄・高江レポート その3 赤嶺政賢衆議院議員と米軍の狙い

 僕が高江にいる間に、赤嶺政賢衆議院議員は2回も来てくれた。沖縄の知人からの情報では、30日も国会で政府を追及するため、現場確認に来てくれたそうだ。
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 上の写真は7月24日(日)、N1工事ゲート前で撮影。防衛局職員に、住民の会のテントやゲートをブロックしてあった車の撤去の法的根拠や、勝手に持ち去った住民の会の私有物の返還の件で、防衛局職員に問いただしている。
 赤嶺議員は、辺野古・高江にたびたび足を運んでいる。糸数慶子参議院議員と並んで、最も現場の座り込みにも参加し、国会でも鋭く政府を追及されている信頼できる方だ。
 この日の挨拶で、G,H地区のヘリパッド建設に関して、何故ここに作られようとしているのかの説明をしてくれた。以下は彼の説明に基づき、僕なりの言葉を加えた「何故高江に6つもオスプレイ用ヘリパッドが作られようとしているのか?」の解説である。
 G,H地区はヤンバルの自然の中でも最も生物多様性に富む自然の宝庫であり、生物学者や自然保護団体は「ここだけは避けてくれ」と、強く政府や県当局に要望したが、米軍側はどうしても譲らなかった。
 その理由は、海兵隊の訓練上、ここを是非確保したい事情がある。北部訓練場の半分を返還する条件として、米軍は高江に6つのヘリパッドを作れと要求しているが、もともと北部訓練場の北半分は、普段あまり使われておらず、ヘリパッドも古くなり、使い物にならない状況になっていた。
 後で分かったことだが、海兵隊は「使えない土地を返して、北部訓練場の機能を強化する」と米国で説明している。
 G,H地区は宇か川に最も近い。すでに米軍は宇か川河口の海水域と宇か川流域を、新たな訓練区域として提供するよう日本政府に要求し、正式に確保している。
 この狙いは北部訓練場の機能強化である。辺野古新基地を確保し、その軍港から大型輸送艦でオスプレイと海兵隊員、水陸両用車(上陸用舟艇)を宇か川河口の海まで運び、敵前上陸訓練を実施する。
 海兵隊員は宇か川流域の陸上ルートを登り、G,H地区あるいはN1地区のヘリパッドまで行軍する。
 攻撃型のヘリコプターが上陸する海兵隊員を守る訓練を実施し、ヘリパッドに到達した海兵隊員をオスプレイに積み込み、北部訓練場内の別の場所(戦場と想定している場所、ゲリラが潜んでいると想定したジャングル地点など)に運ぶ。そして降ろす、さらには釣り上げる訓練を実施する。
 高江集落は仮想の敵側集落と見立てている。その集落の近くで夜間も含めて訓練するのは、米軍にとり極めて実戦感覚が養える。
 これまでできなかった訓練ができる。辺野古新基地と伊江島の基地、そして新たに機能強化された北部訓練場は、三角形で結ばれる。普天間基地や中部の基地は周りが民家がいっぱいで、激しい訓練はできないが(実態は夜間も訓練し、騒音被害をまき散らしているが)、沖縄本島北部は南部・中部に比べて人口が少なく、やりたい放題の訓練が実施できる。
 北部訓練場の過半の返還(使えない土地)と引き換えに、日本人の税金で新たに機能強化した基地が手に入るのだから、海兵隊(米軍側)にとりこれほどの好都合はない!
 日本政府(防衛省)は、自衛隊も共同訓練で使える・米軍が撤退したら自前の基地となる、そこまで踏んで、沖縄の民意を無視し、工事を強行している。
 そこには高江の住民の暮らし、沖縄の人々の平穏な生活、世界自然遺産登録の価値がある豊かな自然への配慮は、みじんもない!
 本土から500名もの機動隊を送り込み、反対する住民を力で排除し、しゃにむに工事を強行しようとしている。そこには民主主義や法治主義のかけらもない。高江は戒厳令状態に置かれている。

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