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2016年9月15日 (木)

朝鮮通信使記念シンポジウム レポート 続きその1

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 李薫(イ・フン)韓国幹林大学校教授は、「国書の形式と伝達にみる通信使外交」と題して、ミニ講演。
 中国(当時は清)と朝鮮王朝との外交関係と、江戸幕府との外交の違いを説明して、中国とは臣下の立場で対等な関係ではなかったが、日本とは対等な国と国との関係であった。それを証明するのが、国書と国書を運ぶかごである。
 朝鮮通信使は文化交流の側面もあるが、一番大切なものは、国書の交換であった。李教授は具体的な資料を映像で流しながら、説得有る説明をしてくださった。
 僕は彼女のミニ講演を聞きながら、友情ウオーク韓国側隊長のソン・サンギュさんのことが頭に浮かんだ。
 昨年の第5次ウークで、田辺静岡市長に国書に見立てたソンサンギュ隊長のメッセージを、彼が読み上げ手渡すセレモニーを 行った。
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 これが国書を運ぶかご(正式名称を忘れた)。ここにソンサンギュさんの国書に見立てたメッセージ(ハングルできれいに書かれている。日本でいう書道の先生が書いたもの)が巻物にされ入っている。上の写真では、それを取り出し広げている。
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 右が徳川家康公に扮した田辺市長。左が正使役のソンサンギュさん。田辺市長が、正使に対する返礼の挨拶をしている。
 実はこのとき田辺市長に手渡した「国書」にほんの少しの間違いがあった。ハングルの字が間違っているとのこと。ソンサンギュさんは、それを気にしておられ、帰国後書道の先生に書き直してもらい、僕のところに正しい「国書」が送られてきた。田辺市長に届けてほしいという手紙を添えて。イベントの写真も入っていた。
 静岡市長室の担当にその「国書」と写真を届けたら、田辺市長から確かに受けとったと礼状が届いた。
 李教授の話を聞きながら、来年第6次21世紀の朝鮮通信使友情ウオークの歓迎会は、静岡県主催でやってもらい、川勝県知事が徳川家康公に扮して、ソンサンギュ正使の「国書」を受け取ってもらえるようにできたらなあと思った。
 実は先日県庁に電話し、この件と世界記憶遺産登録を祝うイベント事業の件で、民団や文化の風・アユドリームなど友情ウオークで協力をいただいている団体の責任者と共に、地域外交課の責任者と相談したい旨、 伝えた。10月下旬の日程で、 調整してくれることになった。
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 チョン・ジェジョン・ソウル市立大学教授は、「日韓の歴史葛藤と歴史対話」と出して、ミニ講演。
 1965年の日韓条約は不十分。日本の政治家の「妄言」で韓国国民の誇りを傷つけ、反日感情を触発させる事件がしばしば起きた。
 しかし1990年代以降、日本側の歴史認識は次第に改善されてきた。細川総理は創氏改名 など具体的に上げながら、植民地支配に関して率直に謝罪と反省の意を示した。
 1995年、村山総理は閣議決定により、「植民地支配を通じて多大な損害と苦痛を与えたことに関して痛切な謝罪と反省」の意を表明した。村山談話は連立政権の自民党に配慮して、アジア全体を対象にしたものであり、韓国を指していない。
 1998年、金大中大統領と小渕首相の「日韓パートナーシップ共同宣言」で、日本政府が初めて文書で「謝罪と反省」を表明した。
 この流れは小泉首相が2002年北朝鮮を訪問したときの「日朝共同宣言」にも反映され、その後、菅直人首相は韓国併合を認めている。
 安倍首相も、侵略を否定していない。
 日本と韓国の政府が支援する歴史共同研究も、2002年から2009年まで続けられ、2007年には歴史教材ができた。歴史認識の差を埋める努力である。
 ただ近年両国政府は、学校教育で愛国と愛郷、伝統と領土を重視している。ナショナリズムが教科書の内容に強くなっている。一般国民の歴史認識にも。
 次回は仲尾教授と東郷教授の話の内容をレポートします。
 

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コメント

北も南も中国も嘘ばかりの歴史を国策として教えられているから、事実を言っても「妄言」と取るんじゃろ?根拠の有無なんか関係なく、こうあって欲しかった綺麗事を事実として教えるから馬鹿な話になるのさ。江戸末期から明治にかけての、第3者である白人の紀行文や体験記を読んだ事無いだろ?中国、朝鮮なんか糞味噌に書いてあるよ。そんな国が併合されていなかったらもっと早く立派な国になっていたって?どうやったらそうなるのさ。国なんか名前だけ、政治は政争でしかなく、少数の両班以外は教育もされていない農民しか居ないのよ?農民と言っても両班から見れば奴隷でしかないけど。
事実から目を背けないで見ませんと、歴史とは言えませんな。

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