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2016年9月23日 (金)

福島スタディツアーレポート 2 浪江町の人々その2

 17日、最初の訪問先は、二本松市浪江町旧平石小仮設住宅自治会。自治会の集会所に10名の方が集まってくださり、6つのグループに分かれてお話を伺った。
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 左の方が、自治会長の高野さん。
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 上が僕が参加したグループ。右側の女性(真ん中は磐田から参加した方)2人が、浪江町の方。
 しばらくして、現在はいわき市に移転された元自治会長・天野さんも、郡山市での法事を終えた黒い服のまま 駆けつけ、僕たちのグループに参加してくれた。
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 初めて対面しての会話は互いに緊張して、スムーズにいかないのが普通。まして24名の参加者同士、初対面の方が多く、グループのまとめ役も決めないまま、自然に座ったグループに、浪江町の方が混じる形で、約1時間15分の交流会 となった。
 青い果物は僕らが用意したみかん。お茶は仮設自治会が用意してくださった。当初、どのようになるか心配だった。皆をうまくまとめてきた天野さんも引っ越しされ、他にも復興住宅に移転される方が増えてきていると聞いていたので、いわば取り残される立場の方なので、お元気がなくなっているのでは案じていた。
 他のグループを含め、笑い声もあり、にぎやかな会話となった。高野自治会長と事前に電話で打ち合わせした時には、夕食のしたくもあるので1時間の交流会 を想定していた。僕たちが着いたのが3時半過ぎ。終了したのが4時50分。交流会を打ち切るのが申し訳ないぐらい、雰囲気が良かった。
 後で参加者の感想を聞く機会を設けたが、多くの方が「色々お話を聞くことができて良かった。お元気そうなので、安心した。」と感想を寄せてくれた。
 僕のグループの方に、「この仮設でうつ病になった人はいませんか? お孫さんで、甲状腺がんになった人はいませんか?」と尋ねたところ、うれしい答えが返ってきた。「いません」。
 全ての仮設住宅が同じとは限らないと思う。僕は2年前郡山市の大きな仮設住宅を訪問したことがある。訪問じたいが簡単ではなかった。その前年訪問した双葉町仮設自治会会長に電話して、再度の訪問受け入れを依頼したところ、自分は仕事の関係で自治会長を辞めた、新しい自治会長のなり手がいない状態なので、訪問受け入れは困難と言われた。
 電話でいわき市に移転している双葉町役場に、仮設訪問の取次を依頼したら、「あそこは難しい仮設だ」と、断られた。
 結局、郡山市の友人小沼さんに頼み、川内村の仮設支援を継続してやっている大橋さんという方が、間に入って川内村の仮設に入っている住民を7名集めてくれ、なんとか訪問が実現した経過がある。
 長谷川健一さんたちの仮設は伊達市にあるが、4年前訪問を企画したが断られた。岩手・宮城県の地震・津波による仮設住宅への訪問は、現在の状況は分からないが、一般的には歓迎される場合が多い。
 しかし、原発災害による避難者の置かれている状況は全く異なる。仮設の状況も大きく異なる。同じ町の人々が住んでいても、元は知らない住民同士。仮設自治会の集会所に集まる人も少ない。
 2年前訪問した川内村の仮設がそうだった。自治会長不在。皆が元気を出すイベントも無し。バラバラの状態だった。
 原発災害から5年半が経ち、櫛の歯が欠けるように、仮設から移転する住民が増えている。ある意味、そこから出ていくのが自然だ。仮設はあくまでも仮の住まい。政府は2年を想定して、仮設を建設。
 出ていきたいが帰れない! これが福島の現実である。幸い僕たちが訪れた旧平石小仮設は、天野元自治会長らの努力で、訪問客を受け入れ、色々なイベントを開き、また古い着物リメイク作業をしたり、住民が孤立しないように午後3時には集会所でお茶会をやったり、とにかく皆が集まる・一緒に何かやることを心掛けてきた。
 その遺産が残っていた! しかし、7月に天野さんがいわき市に移転されてから、着物リメイク作業は行われていなかった。3時のお茶会は習慣として続いていたが、これからどうなるのかは分からない。
 僕のグループの2人の女性は、一人はすでに新しい復興住宅のアパートのかぎをもらい、近日中に二本松市のアパートに移転予定。もう一人も南相馬市原町区の復興住宅の抽選に合格していた。
 1年ぶりに再会した天野さんに帰り際少しお話を聞いたが、
 
 

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