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2016年10月 5日 (水)

福島スタディツアーレポート 9 浪江町からいわき市まで、国道6号線を行く

 浜通りの幹線・国道6号を車窓の景色を見ながらいわき市の宿舎に向かった。双葉町の線量は、1,16マイクロシーベルト。
 東電の第一原発がある付近は、2マイクロ以上。道路のモニタリングポストがあり、線量が分かるようになっている。
 大熊町に差し掛かると、道路左右の民家はバリケードが張り巡らされていた。立ち入り禁止措置だ。
Img_5934
 この写真では分かりにくいが、前方左右の柵がバリケード。道路から家には入れないようにしてある。
 双葉・大熊町は、汚染土の置き場となるが、道路からはフレコンバッグの山は見えなかった。政府は30年後には、最終処分場に移すと言っているが、どこに汚染土を引き受けてくれる市町があるだろうか?
 30年後には、双葉・大熊町を一時保管場所と決めた責任者たち=政治家・政府の役人たちは、退職している。亡くなっている人もあるだろう。誰も責任を足らない! 恐らく永遠に、この地にフレコンバッグの山=汚染物質が置かれ続けるだろう。
 誰もすめない町。廃墟のような町。これが30年後の双葉・大熊町の未来だと思う。双葉・大熊町に住んでいた人たちは故郷を奪われた。
 これが原発災害。この悲劇に目を背けて、政府・電力会社・財界は、原発の再稼働を進め、海外に原発を輸出しようとしている。
 電力は足りている。原発が無くても、日本経済は回っている。国民誰一人、電力不足で困っていない。
 にも関わらず 、原発にしがみつくのは、 金儲けのためと、核武装のためだ。
 ビジネスの世界は悲劇を金儲けのチャンスにする。富岡町・広野町に入ると、真新しいアパートが たくさん建てられていた。コンビニやランドリー店、食堂も目に付く。
 廃炉作業を担う作業員や除染作業員の宿舎や生活のためだ。土地を所有する地元の人も潤うが、一番設けているのは大手建設会社。財界は巨額の税金が投入されている廃炉作業と除染作業で、つまり僕たち国民の金で儲けている。
 軍需産業もそうだが、産業界は倫理感や正義感とは無縁。利益を生み出すものなら、なんでもとりつく。自民・公明の政治家や政府の高級官僚は、彼らが利益を上げる手助けをすることが仕事=使命だと思っている。
 エセ文化人も同じ。バスのトイレ休憩で寄った「道の駅ならは」に、ハッピーロードの事務所があった。
 ハッピーロードという団体は、原発事故で汚染された地域を貫く6号線の沿道に桜を植え、高校生をかりだして道路わきのクリーン作戦をやったり、東京オリンピックの時には聖火ランナーを走らせることを目指している。その顧問が櫻井よしこ。事務所に張られたポスターに、彼女の名があった。

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