2017年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
無料ブログはココログ

« 福島スタディツアーレポート 9 浪江町からいわき市まで、国道6号線を行く | トップページ | 福島スタディツアーレポート 12 最終回 »

2016年10月 9日 (日)

福島スタディツアー レポート10 いわき市の放射能市民測定室「たらちね」訪問

 町内の祭典の関係で、レポートが中断してしまった。9月19日ツアー最終日、いわき市の放射能市民測定室「たらちね」を訪問した。
Img_5939
 事務局長の鈴木薫さんがたらちねの活動の概略を説明してくださり、後半は僕たちの質問に答えてくださった。
Img_5938
  以下お話の要点。
・市民から野菜や果物・魚など食品、さらには土壌の測定依頼を受けている。料金は1000円~3000円。通常なら25万円かかる。
・放射能ボディカウンターもあり、体の汚染も測定する。
・協力してくれる医師が土・日にここにきてくれ、甲状腺の診察を実施している。来年度、ここに診療所開設予定。
・こうした経費は全て市民と企業・団体からの寄付金で賄っている。民間のファンド・生協・デイズジャパン・東京ライオンズクラブなどが協力してくれている。                (竹野感想ーーーたらちねの事務所はいわき市のほぼ中心部のビルの3階にある。この事務所の家賃だけでも大変だが、高額な測定器の購入・維持管理費など、相当な経費が必要。
 行政の助成金なしに全て市民と企業・団体からの協力で運営しているのは、すごいことだと頭が下がる。)
・広野町や楢葉町などに帰還希望される方のサポート事業も実施。
・子どもの精神ケアも。
・甲状腺の検査は難しい。エコー検査は医師の力量が必要。
・たらちねに協力してくれる甲状腺専門医師は、北海道と島根県から来てくれる。全てボランティで。
・福島県での甲状腺検査のデータは、国や福島医大が吸い上げるだけで、医療機関に情報を下ろしていない。
・放射能の線量は、いわき市は低いが、中通り(福島市や郡山市など)は高い。母親の不安が子供に影響する。
・薬を服用している子どもが多い。
・給食に福島産のコメが使用されているが、心配な母親はお米だけは弁当で持参させている。給食を食べづに自宅から弁当を持たせようとしたら、子どもが他の子どもと一緒のほうがいいと、断る場合が多い。
・大熊町の男性の死亡率が高い。白血病やケイガンなど。放射能の吸い込みが原因だと思われる。
・県当局への不信感が強くなっているが、一方大人の無関心も。
・福島の漁業は、相馬漁協は試験操業に熱心だが、原発に近いいわき漁協は慎重。原発から20キロの外洋で、試験操業をしている。
・台風が来ると海が汚染されることを、福島県民は知っている。
・三陸わかめから、ストロンチウムが検出された。
・静岡のお茶も線量が高い。しかしお茶の線量は、お湯を注いで飲む状態で測定されるから、基準値以下となっている。
 
・デイヅジャパンの「るみの里」子ども達とお母さんの保養プロジェクトに協力している。毎回30人から50人送りだしている。( 僕はデイヅジャパンの創刊号からの愛読者なので、るみの里保養プロジェクトはよく知っている。たらちねにそのチラシがあたので、参加者に配布した。)
 どのように参加者を集めているのか、具体的なことを聞き忘れたのが残念。
 鈴木薫さんのお話は9時20分から10時50分まで。この後、同じ場所で、いわき市議の佐藤かずよしさんにお話を伺った。このレポートは次回にします。

« 福島スタディツアーレポート 9 浪江町からいわき市まで、国道6号線を行く | トップページ | 福島スタディツアーレポート 12 最終回 »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/586735/64319275

この記事へのトラックバック一覧です: 福島スタディツアー レポート10 いわき市の放射能市民測定室「たらちね」訪問:

« 福島スタディツアーレポート 9 浪江町からいわき市まで、国道6号線を行く | トップページ | 福島スタディツアーレポート 12 最終回 »