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2016年11月 1日 (火)

沖縄・高江現地の最新情報・見たこと・聞いたこと・感じたこと その3 山の中へ

 工事を阻止するためには、道路で阻止する方法と、工事ゲート前で阻止する方法、さらに実際に山を切り開き・砂利を山の中に運び入れ敷き詰める作業現場で阻止する方法の3つがある。
 今回はほとんどの人が知らない山の中での活動を紹介したい。ヤンバルの森の多くは、北部訓練場として戦後米軍に盗られてしまった。もともとは沖縄の森だが、明治時代の琉球処分で大和(本土)の政府が沖縄から取り上げ、国有林にし、沖縄戦で勝利した米軍が我が物にした。
 法的には沖縄が本土復帰した際、日米安保により米軍に提供した形になっている。従って形式的には米軍基地だが、金網やフェンスがあるわけでなく、どこからでも自由に入ることができる。
 海兵隊の訓練も全ての山の中で行われるわけでなく、たとえ訓練期間中であっても県道70号線の東側(今新たに4つのヘリパッド建設工事が行われている地域)は極めてのどかで自由に立ち入ることが可能であった。
 防衛局は基地内に入ると日本の法律により罰せられると脅しの掲示版を立ててあるが、戦後71年間誰一人山の中に立ち入って逮捕された人はいない。
 本土の人は基地は金網で囲まれ、絶対に中に入れない、侵入したら大変なことになると怯えているが、広大な沖縄の演習場は事情が異なる。伊江島では演習場(基地内)で普通に農民が畑を耕している。
 ここ北部訓練場では自然が好きな人は山の中に入って自然観察を行ったり、時には野生植物を採集(これは褒められたことではないが)したりしている。米軍のパトロールは全くない!
 高江の工事をなんとかして阻止したいとの強い思いを持っている人たちは、9月以降山の中に入っている。機動隊も山の中に入り、工事の現場に近づけないようにするが、刑特法(基地内立ち入りを罰する法律)で逮捕することは全くない。
 正確な表現だと、基地内では日本の警察が逮捕する権限がない! アメリカ側がその権限を持っている! 僕たちにとっては警察が手出しができない根拠となっている。
 工事が始まって数名が山の中で逮捕されたが、警官に暴行を加えたとのデッチアゲの名目で身柄を確保し、名護署に留置したが、2~3日で解放されている。
 昨日(10月31日)も山の中での工事阻止活動が行われたとの情報がメールで流されている。山に入る行動もゲート前での座り込みも、非暴力で行われている。こちらから警察官や防衛局職員・作業員に手を出すことは全くない!
 高江に集まる人々は、それぞれの判断で行動している。山に入ることを強制されることはあり得ない。各自の思い・判断に基づく行動が行われている。
 僕が行った10月中旬に、山の中での活動をどう位置づけるかの会議が行われた。住民の会・現地連絡会・統一連・平和運動センター・市民連絡会・現地実行委員会(代表・山城博治)の6団体が協議し、山に立ち入る行動を全体の阻止行動の一環と位置づける(跳ね上がりの勝手な行動とはみなさない)、万が一逮捕者が出た場合、弁護団をつけることが確認された。
 その決定を受け、10月14日山の中に入った。
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 ここはN1表の工事用ゲートから150メートルぐらい中に入った作業ヤード。砂利を積んだダンプはここで砂利を下ろす。
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 その砂利をさらに山の奥に 小型のダンプが運び入れる。上の写真はクレーンで4トンダンプに積み込むところ。
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 悲しいことにやんばるの森が切り裂かれ、このように広い空き地が作られた。上の写真の青いシートの向こう側にヘリパッドが作られる現場に通じる道路があり、奥へ奥へと砂利が運ばれ続けられている。N1地点の2つのヘリパッド、H,G地区の2つのヘリパッド予定地が作業道路でつながることになる。
 G地区まで4キロぐらい(正確ではない)の林道が、世界自然遺産登録の価値があるヤンバルの森を貫くことになる。
 防衛局は作業用道路というが、ヘリパッドが完成したら、この道路は米軍専用道路となり、軍用車両が通る。
 僕たちはその現場を大勢の人に見てもらうための道(フェンス沿いに200人ぐらいは入れる空間)を作る作業をした。
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 機動隊や防衛局職員が見守る中で、笹や草を刈り取り、工事を監視したり抗議する場所作りをしたわけだ。
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 作業ヤードは上の写真のように頑丈なフェンスで囲まれているところと、14日時点では囲われていないところもあった。
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 その気になれば中に入れる。しかし17日に再度この現場を見に行ったときには、パイプが組まれ頑強な鉄線でフェンスが作られ、さらにそのフェンスの上に有刺鉄線が張られていた!
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 右側が僕たちの仲間。フェンス沿いの空間作りの様子。僕たちは午前半日をかけて、作業ヤードの北側と南側にこのような道(単なる人が立てる空間)を作った。
 途中雨が降ってきて、カッパを着ての作業となり、汗びっしょり。山城博治さんは、水曜行動で大勢の人が集まったら、是非ここに皆を案内したいと僕たちの作業完成を喜んでいた。

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コメント

「こちらから警察官や防衛局職員・作業員に手を出すことは全くない!」なんで元先生がこんなことを言い切れるの?反対派の指導者だって手下が何をしているのか全部を知っちゃいないでしょうに。つまり単なる口から出まかせってやつでしょう。手を出しているビデオがネットにあるし^^;;

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