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2016年11月17日 (木)

自主避難した子どもへのいじめ 許せないのは大人の認識

 福島県から横浜市に自主避難したこどものいじめがマスコミで大きく取り上げられている。マスコミが騒がなければ、教師や教育員会、さらには周りの大人は、「たいしたことはない」と無関心・無視の態度を続けていただろう。
 僕は教員時代、いじめや差別に敏感だった。クラス担任になって、最初の生徒達・保護者達と顔合わせ=つまり入学式を終えてからのクラスで、いつもこのように語り掛けた。
 『 僕はこの世で最も嫌いなこと、憎むべきことは、いじめ・差別です。いじめられ・差別される側がどんなに悔しいか・悲しいか、相手の立場に立てば、そのようなことはできるはずがありません。
 みんなが安心して過ごせるクラスになるよう、互いに努力しましょう。』、と。
 38年間の教員生活でたくさんのクラスを受け持ったが、幸いなことに陰湿ないじめはなかった。(僕の知らないところで、小さないじめやからかいがあったかもしれないが。。。。。)
 こどもは大人の影響を受ける。特に差別や偏見がそうだ。「賠償金をもらっているだろう。金を出せ。」と小学校5年の時に加害児童から要求されたとのことだが、小学5年生が福島県から避難している子どもが賠償金をもらっていると認識(しかもその認識は間違っている。自主避難者は賠償金をもらっていない!)するのは、その子の親が家庭でそのような会話をしているからだろう。
 保護者に誤った認識があったから起きた痛ましいいじめである。また、その学校の教師及び教育委員会が原発問題に関心があれば、このようないじめが起きうると事前に予測し、あるいは実際に起きたら素早く対応できていたはずだ。
 自主避難者は厳しい状況に追い込まれている。政府・福島県は、住宅費の支援を来年3月で打ち切る方針だ。『 福島は除染して安全だ、帰れ。戻らないのは個人の責任。 』 つまり戻らない人は勝手にしろ、そこまで面倒は見れない、との考えだ。
 今も福島市や郡山市その他の政府が避難命令を出した以外の地域は、線量が高いところがある。病院にある放射線管理区域を越えているところが多い。
 そのようなところに子どもを生活させられない、戻れないと考えるのは、当然である。基本的人権の問題である。

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