沖縄・高江現地の最新情報・見たこと・聞いたこと・感じたこと その5 頑張っている人たち続き
警察権力の弾圧が強まっている。僕のブログもおそらくひそかに公安警察がチェックしているだろう。従って頑張っている人たちも、公然と現地で顔と名前を出している人たちしか紹介できない。
目取真さん。彼とは高江の初期の闘いのころからの知り合い。沖縄の誇りにかけて新たな基地は絶対作らせないと、辺野古でも高江でも最前線(辺野古では海で、高江では山の中で)頑張っておられる。
彼のブログ「海鳴りの島」で、ご自身が現場の最前線で撮影した写真をアップして、現地情報を正確にレポートしている。最近は本土からの講演依頼も増えてきた。山城博治さんと並んで、僕が最も尊敬している沖縄を代表する方だ。
上の写真左ピンク色の服を着て踊っているのは、小橋川さん。オバマ大統領にはがきを出す運動をされた方だ。
軽妙な替え歌と踊りで、現場の雰囲気をやわらげ盛り上げている。うるま市の自宅から通っている。彼の姿が見えないと寂しくなるほど存在感がある方だ。
瀬長亀次郎のお孫さんで、統一連事務局長の瀬長さん。辺野古では統一連の担当日にマイクを握り、指揮を執っている。今回、高江にもたびたび来てくれた。
7月の選挙で、自民党現職で沖縄担当大臣であった島尻愛子さんを大差で破って当選した参議院議員・伊波洋一氏。
多忙な中、高江にたびたび足を運んでくださっている。糸数慶子さんもそうだが、沖縄の国会議員は現場の民衆と共に闘う姿勢を堅持している。今回お会いできなかった、赤嶺衆議院も同様である。
県議会与党の皆さんたち。赤い帽子の方が山内議員。彼女は本当に熱心に辺野古・高江の現場に駆けつけている。言葉と行動が一致しているから、信頼できる。
沖縄の議員は地方議員も含めて、現場と一体となり運動を支えている。議会でいくら偉そうなことを言っていても、闘いの現場に来ない人は信頼できない。
それは議員に限ったことではない。いわゆる文化人やテレビのコメンテーター、大手マスコミ記者や社説を書く論説委員
本土の政党の幹部なども同じである。
現場に来て、自分が見て・聞いて・体験したうえで、発言してほしい。それは革新的な運動をしている諸団体や個人にも言える。安保法制反対・原発再稼働反対運動で手いっぱいの事情は理解できるが、時間を割いて沖縄の闘いの現場に足を運んでほしい。
高江・辺野古の現場が、憲法を守る・民主主義を守る現場の最前線なのだから。
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自分達に都合良く読み替えた憲法を守るなんて止めて欲しいね。最高裁の判決も無視してるんだもん、堪らないよ。
投稿: 行ったきりしたん | 2016年11月14日 (月) 22時11分